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ワガママ 【詩】
僕はいつも待ってる側
君はバタバタと化粧したり
服選びでバタバタと動き回ってる
鏡越しに僕に話しかける
どっちがいい?
どのバックがいい?
髪型は?
僕は何でも似合うよと答える
彼女次第可愛くて綺麗なのは知ってるから
何を纏おが眩しく見える
彼女との弾む会話
時折心伝え方届けられず
不穏で暗い空気になっても
同じ場所に帰るのは一緒だから
いつも謝るのは彼女が先だった
僕もさっきはごめんね
二人で手繋ぎキッチンへ行き
色違いのマグカップに珈琲を注ぐ
彼女の恋人になれて僕は幸せいっぱいだよ
愛してるんだ
言葉にしないだけ
したら君が消えそうで怖かったんだ
臆病者の僕の心と行動が立ちはだかる
もう失恋なんてしたくないんだ
何度も経験したから
傷みから救ってくれたのは
君の朗らかな笑顔だった
彼女が認めてくれたから
今が在るって知ってるんだ
真っ赤に染まった太陽みたいな恋心忘れないよ
これからも続きますように
そう願ってるよ