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楽しむイラスト練習記:一色画&水の中 (おたから発見!)

縁取りのない絵を描いてみたいと思っていました。


いや、何度かやってみたことはあるのですが。


今までやってみたのは、こういうやつです。


名称未設定のアートワーク 151

絵本ちっく これは、マスクをクリップ(クリッピング)多用しています


名称未設定のアートワーク 115

秋山黄色さんのライブをスクショして見ながら描いたやつ(土下座案件)。これは、ただ黒に白っぽいブラシで描いただけ。


名称未設定のアートワーク 19

くだものズ  ちょっと線残っちゃってるけども。これもマスクをクリップで描いてます


どれも結構古いやつです。引っ張り出しながら赤面。



こういうのも、とても勉強になったし、楽しかったのだけれども、完全一色絵で、描くっていうか消すっていうやり方で、描いてみたのが今日のものです。


名称未設定のアートワーク 295


あーーー。


こういう描き方すると、誤魔化しが効きにくいなあ。と、思いました。シルエットが変だと、もう全て変になるような誤魔化しの効かなさ。

叔父ちゃん、きょうもめちゃくちゃ攻めた髪型になっております(あんまり見ないでいただきたい)。。。顔も別人だし、大きさおかしい気がするし、直したい・・・




水中感を出す便利なブラシもあるにはあるのですが、そういうのなしに、水中なんだよ、とわかってもらえる絵にするにはどうしたらいいのかなと思って、そこもコッソリ実験しています。(うまくいったとは、言ってない)



子どもが行っていた保育園では、年長さんの年にお泊まり会があり、そこで夜に4人ぐらいずつのグループになって、先生からの手紙を頼りに、ちょっとドキドキしながら夜の保育園を歩き、(先生たちが頑張ってお部屋を改造した)海の中に大変身したいつも遊んでいるお部屋からお宝を探す、という催しがありました。

そこで持って帰ってきたお宝が、瓶の中にコイン型のチョコレートと、キラキラの星が入ったものでしたので、それをイメージして描きました。

大きくなってからも、楽しい思い出としてあのお宝が記憶に残るのだろうなあ、と思ったりします。いいなあ。


今このご時世だと、保育園でもそんな行事は見合わせているのかもしれませんね。そう思うと、子どもの大切な思い出になりうるひとつがなくなってしまったようで、少し寂しいです。






さて、今日のイラストはどうやって描いたかと言いますと、一色とかほざいておいて、いや確かに一色しか使ってないのですが、レイヤーはいっぱいあります。


これが全レイヤーです。多すぎて横だと入りきらなかったので、縦にしました。


画像2

上から

・非表示にしてる下書きレイヤー(ものすごい雑な甥と叔父がここにいます)

・泡②(これだけ背景色と同じ色使ってますので、厳密に言うと2色で描いてますね)

・泡①

・ふたりの髪

・おじちゃんの刈り上げ部分(笑)

・ふたりの肌

・瓶

・瓶の中のコイン

・背景レイヤー②

・背景レイヤー①


太字のレイヤーに、マスクがセットでついています。

それぞれのレイヤーは全部ベタ塗りなのですが、そこにマスクをかけて部分的に非表示にすることにより、顔や影を作っています。

なんで細かく分けたかというと、髪は髪で、少し濃く見えるようなマスクをかけたかったからです。
分けなくてもできるのかもしれないけれど、そんな技術を知らなくて。


泡や背景は水の中感を出すためにあれやこれやしてみたものなので置いておきますが、薄い水色で塗っているところは、輪郭だけがあって、それに対して消しこみながら(細かく言うと、非表示にしながら)描いてみました。



とってもたのしい、レイヤーマスク。

はじめ全然意味わからなかったけど、楽しく付き合えるようになってよかった。

諦めなくてよかった。

いや、一回は諦めたけれども。



夏の情緒と少年と元少年、まだまだ続いてしまいそうです。

正直に申し上げますと、もう描く人のパターンがあんまり思いつかないです。

なので、おんなじ人に頼りがちです。今日は失敗したけれど、叔父ちゃん描くの楽しいので、まあいいや。とか思っています。これこれ…。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。



またあした。





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