投稿しっぱなしのnoteの記事は全然読まれないょ!過去記事を読んでもらうには?3つの方法
こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。
noteに投稿した記事って、投稿直後はそれなりに「ビュー」が伸びる仕組みになっているけど、投稿から数週間も経過するとちっとも読まれないどころか、まるで記事が存在していないかのような「ビュー」になってしまうのをご存知ですか?
嘘だと思うのなら、ダッシュボードから過去記事の「週ビュー」の推移をメモしながら追跡してみてください。「週ビュー」が1桁とかの記事がたくさん見つかりますから。
もうね、思わず身震いしてしまいそうなくらい「さむ~い」数字になっています。
「ビュー」がそれなりに確保できているのは、選択した計測期間の「直近に投稿した記事」と「固定された記事」くらいでしょう。
「あんなにがんばって記事を書いたのに、これじゃぁ...」と意気消沈してしまうような現実に直面しますので、これは由々しき事態なのです。
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新規記事の「ビュー」が伸びる仕組み
noteでは「ビュー」というオリジナル指標を採用しているのですが、この「ビュー」を伸ばすための工夫がnote内の至るところに施されています。
創作活動ってはじめるのは簡単だけど、「誰も見てくれない...誰も読んでくれない...」このような状態が続いてしまうと、ほとんどのユーザーの創作意欲がポキっと折れてしまうことをnoteは知っているからです。
「はじめるのは簡単、続けるのが難しい」ですね。
ですので、例えnote初心者の初投稿であったとしても、投稿直後にこの「ビュー」を「ビューーーン!」と伸ばすことで、「す、すげー!他の無料ブログやWord Pressとは違うぞ!noteは読まれる!note最高!note!note!note!note!」といった印象をユーザーに抱いてもらうことで、「モチベアップ=意欲的な創作活動」を後押しすると同時に、「noteは読まれる」といった雰囲気を上手に醸成することに成功しています。
{新規投稿記事の「ビュー」が伸びる仕組み}を簡単にご説明すると、フォロワーさんのタイムラインに流れるなどの各種の露出(表示)によっても、この「ビュー」がカウントされる仕組みとなっています。
それはつまり、記事が読まれていないどころか記事に訪問すらされなくても「ビュー」はカウントされていきますから、あなたが投稿した記事をnoteのシステムが各種の露出(表示)でしっかりとフォローすることで、「ビュー」の数字は確実に伸びていくのです。
では、「ビュー」の数字は蜃気楼のごとく表面的な数字が伸びるだけで、まったく記事が読まれていないか?というとそんなこともありません。
例えば、新規記事を投稿するとnote検索窓の「新着」に必ず掲載される(記事内に検索キーワードが存在する場合)のですが、あなたが投稿した記事が「新着」に表示されているタイミングでたまたま検索していたユーザーに記事を読んでもらえる可能性があります。
実際に「しちゃおじ」の例では、フォロワーさん0人のnote開始直後に投稿した有料記事が5本売れた事実があるのですが、これはnote検索窓からの流入でしか考えられません。
このあたりの詳細につきましては、以下の記事を参考にしてください。
少し話が飛びましたが、noteで投稿した新規記事はnoteの巧みな戦略によって「ビュー」が伸びる仕組みになっているのですが、過去記事についてはもうどうにもなりません。
過去記事をそのまま放おっておくと「陸の孤島」状態になってしまいますので、誰も過去記事に辿り着けずに読まれることはありませんし、当然に「ビュー」も伸びません。
「一所懸命に時間と労力をかけて書いた記事が、こんな状態ではとても虚しいですよね?」
そこで、「しちゃおじ」がnoteに投稿した過去記事を継続的に読んでもらうための3つの方法をご紹介したいと思います。
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過去記事を読んでもらう3つの方法
まず、結論です。
「しちゃおじ」は以下の3つの方法によって、「陸の孤島」となってしまいがちなnoteの過去記事を(埋もれさせてしまうことなく)読んでもらっています。
① Google検索で上位表示させる
② note検索窓の「定番」で上位表示させる
③ note回遊設計を導入する
上記の①~③は、達成難易度順でもあります。
①の{Google検索で上位表示させる}は、不確定要素が多いため難易度が高いです。
②の{note検索窓の「定番」で上位表示させる}は、簡単です。
③の{note回遊設計を導入する}は、簡単というか「やるか?やらないか?」だけの話ですので、やらないと損です。
それでは、少し詳しく見ていきましょう!
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① Google検索で上位表示させる
まず、{① Google検索で上位表示させる}ですが、(とてもわかりやすい例として)またしても先日ご紹介させていただいた「お雑煮さん」のスクリーンショットをご覧ください。
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上記のスクショは、「お雑煮さん」の2021年10月17日時点での「全期間ビュー」になります。
ここでは、「全期間ビュー」上位5つの記事を確認していきます(※括弧内は「ビュー」)。
① 公立高校教員の勤務時間(1,525)
② 公立高校の教員と仕事(551)
③ 異業種の方にも、教育のアップデートへ(446)
④ 育児時間をとった公立高校教員の短時間勤務(部分休業...)(401)
⑤ 地方の普通科進学校の学びが地方の就職につながりにくい(298)
「全期間ビュー」の上位5つの記事のうち、{③ 異業種の方にも、教育のアップデートへ}は「固定された記事」です。
その他の①②④⑤ですが、全てGoogle検索にて上位表示されている記事になります。
特に{① 公立高校教員の勤務時間}の「ビュー」が伸びていますが、これは“高校教員 勤務時間”や“高校教師 勤務時間”などの検索キーワードにて1ページ目にランクインしているのが「ビュー」が断トツに伸びている理由だと思われます。
{④ 育児時間をとった公立高校教員の短時間勤務(部分休業...)}は、“高校教員 育児”や“高校教員 短時間勤務”や“高校教員 部分休業”など様々な検索キーワードにてSERPs(検索結果)上位に表示されています。
この①と④の検索上位表示につきましては、以下の記事にて詳しく書きました。
{② 公立高校の教員と仕事}は、“公立高校 仕事”の検索キーワードで1ページ目にランクインしています。
{⑤ 地方の普通科進学校の学びが地方の就職につながりにくい}は、“普通科進学校 就職”で1ページ目にランクインしています。
これらの検索結果は「記事タイトル」から推測してざっと調べただけですので、他の複合キーワードや3語・4語などのロングテールキーワードを含めて、気がついていない流入キーワードがまだまだたくさん存在していることは確かです。
月間検索回数が少ないロングテールキーワードであっても「塵も積もれば山となる」で、チリ(検索エンジンからの継続的なロングテールキーワード流入)が積もることで、しっかりと「全期間ビュー」の上位記事となっています。
さて、この「お雑煮さん」の「全期間ビュー」の例から何が言いたいのか?というと、「ビュー」を伸ばすにはGoogle検索で上位表示させる必要があるという事実です。
いくらnoteで「毎日投稿(毎日更新)」をがんばってみたところで、新規投稿直後の形骸的な「ビュー」が伸びるだけで、ほとんど記事は読まれていません。
過去記事においては、形骸的な「ビュー」すらも伸びませんので、あっという間に存在していないも同然となってしまいます。
「胸に手を当てて考えてみてください。あなたのnoteの熱心な読者さんは何人いますか?」
で、これは何度も書いていますが、noteアプリをいじっていてタイムラインになんとなく流れてきた「1ビュー」と、Googleで明確な意図を持って検索して表示されたSERPs(検索結果)から流れてきた「1ビュー」では、その価値は100倍以上も異なります。
したがいまして、noteのみを活用してnoteで成功したいと考えているならば、noteで投稿した記事をGoogle検索にて上位表示させるのが理想です。
ただし、これは言うまでもないですが、検索需要にしっかりと応えることのできる価値ある記事を書いていることが大前提になります。
内容スカスカの「しょーもない」記事が検索上位に表示されたとしても、その記事を読んでくれた方に「しょーもな」と思われて終わりだからですね。
Google SEOに関しましては、以下の記事にまとめていますので参考にしてください。
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② note検索窓の「定番」で上位表示させる
次に、{② note検索窓の「定番」で上位表示させる}ですが、これはびっくりするぐらい簡単です。
以下のスクリーンショットをご覧ください。
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上記のスクショは、noteの検索窓に“副業”の検索キーワードを打ち込んで表示された画面から、「定番」タブに切り替えた状態のものです。
「記事」のタブには、「人気」「急上昇」「新着」「定番」の4つがあるのですが、任意のキーワードを入力して検索すると、2021年11月2日現在ではデフォルトで「人気」タブでの検索結果が表示されます。
以前に書いた記事では、デフォルトで「新着」タブでの結果が表示されていたので、このあたりはnoteがテストしながらカイゼンしているようです。
「新着」と「人気」「急上昇」の何が違うのかを一言でいってしまうと、「スキ」がついているか?ついていないか?の違いだと思ってください。
ですので、記事を投稿したら自分で自分の記事に「スキ」をポチることで、「新着」だけでなく「人気」「急上昇」にも表示させることができます。
このあたりのことは、以下の記事にてスクショを用いて解説しています。
唯一「定番」のみ他とは異なっていて、まとまった「スキ」の数が必要となります。「定番」は、よくあるブログランキングみたいな感じですね。
この「定番」での上位表示には、「スキ」の数以外にもランキングを決定する要素が複数あるのですが、ここに書いてしまうとnoteから怒られてしまいますので言えません。
15年前のGoogleみたいな感じですので、SEOを少しかじったことのある方であれば、皆さん「答え」はおわかりだと思います。簡単な数式でも表せてしまいます。
この{② note検索窓の「定番」で上位表示させる}の詳細につきましては有料記事でも書くことができませんので、ご興味のある方はクローズドで個人的に聞いてくださいね。
ちなみに、このスクリーンショットの検索キーワードである“副業”で「定番」の1位に表示させることも、当然にできてしまいます。
といいますか、基本的にどんな検索キーワードでも上位表示可能ですが、Google検索と一緒で検索需要のないキーワードで上位表示をさせてもまったく意味がありません。
※「定番」の表示順位は数種類の検索結果を半日単位でローテーションしているため、大量の「スキ」がついていても常時上位表示は不可能です。ただし、競合の記事よりも「スキ」が少なくとも、ローテーションの一角は確実に確保できるようになっています。
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③ note回遊設計を導入する
最後に、{③ note回遊設計を導入する}ですが、ここで「しちゃおじ」のスクリーンショットをご覧ください。
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上記のスクショは、2021年11月2日時点の「全期間ビュー」になります。
せっかくですので、スクショに掲載されている「全期間ビュー」上位9つの全記事を「ビュー」の多い順に確認していきます(※括弧内は「ビュー」)。
① はじめまして!目次ページはこちらです👇note初心者が...(2,967)
② noteの販売手数料がバカ高いと思ったので他のオンライ...(1,602)
③ ウーバーイーツ(Uber Eats)配達員の無申告・過少申告・...(1,093)
④ しちゃうおじさんの{無一文~成り上がり~人生転落~ひ...(1,004)
⑤ noteの全体ビューについて調べてみたら「ビュー」とはPV...(898)
⑥ 6回目修正チャレンジ:noteの有料記事が公開停止(記事...(818)
⑦ noteでの「毎日投稿(毎日更新・連続投稿)」と「つぶやき...(767)
⑧【Twitter & note】開始6ヶ月目のフォロワー数・全体ビ...(760)
⑨ noteで記事を投稿するとフォロワー0人でもなぜか「ビュ...(746)
{① はじめまして!目次ページはこちらです👇note初心者が...}は、「固定された記事」になります。「note回遊設計」の基本中の基本であるサイトマップ的な記事ですね。この①の記事は、note検索窓の「定番」でも上位表示をさせています。
{② noteの販売手数料がバカ高いと思ったので他のオンライ...}と{③ ウーバーイーツ(Uber Eats)配達員の無申告・過少申告・...}は、Google検索にて上位表示されている記事です。
この②と③の検索上位表示につきましては、以下の記事にて詳しく書きました。
{④ しちゃうおじさんの{無一文~成り上がり~人生転落~ひ...}は、「プロフィール記事」になります。この④の記事も、「note回遊設計」の基本です。
{⑤ noteの全体ビューについて調べてみたら「ビュー」とはPV...}は、「しちゃおじ」の勝負記事のひとつですので、「note回遊設計」にて特に意識的に「ビュー」を伸ばしています。なお、この⑤の記事についても、note検索窓の「定番」で上位表示をさせています。
{⑥ 6回目修正チャレンジ:noteの有料記事が公開停止}は、比較的最近の記事になります。この⑥の記事は、新規投稿時に伸びる「ビュー」のみで上位に来ています。
{⑦ noteでの「毎日投稿(毎日更新・連続投稿)」と「つぶやき...}は、少し前にGoogle検索にて上位表示されていたのですが、残念ながら現在は圏外です。この⑦の記事についても、note検索窓の「定番」で上位表示をさせています。
{⑧【Twitter & note】開始6ヶ月目のフォロワー数・全体ビ...}は、直近の記事です。この⑧の記事は、⑥と同様に新規投稿時に伸びる「ビュー」のみで上位に来ています。
{⑨ noteで記事を投稿するとフォロワー0人でもなぜか「ビュ...}は、⑤の記事と同様に「しちゃおじ」の勝負記事のひとつですので、「note回遊設計」にて意識的に「ビュー」を伸ばしています。
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さて、まとめてみます。
「全期間ビュー」上位9つの記事の「ビュー」が伸びている理由は、以下の通りです。
① note検索窓「定番」上位表示 + note回遊設計
② Google検索上位表示
③ Google検索上位表示
④ note回遊設計
⑤ note検索窓「定番」上位表示 + note回遊設計
⑥ 新規投稿記事
⑦ Google検索上位表示 + note検索窓「定番」上位表示
⑧ 新規投稿記事
⑨ note回遊設計
新規投稿時に伸びる「ビュー」だけで上位に来ている記事は⑥と⑧のみなのですが、これは最近フォロワーさんが急増したことによる影響です。
ただ、この新規投稿時に伸びる「ビュー」だけで上位に来てはいても、これは一時的なものですので、このまま何もしなければ「ビュー」は伸びずに圏外に消えていきます。
その他の①②③④⑤⑦⑨の過去記事については、以下3つの方法のいずれか、または併用によって「ビュー」を伸ばしています。
① Google検索で上位表示させる
② note検索窓の「定番」で上位表示させる
③ note回遊設計を導入する
先述した通り{① Google検索で上位表示させる}は、不確定要素が多いため難易度が高いのですが、月間検索回数が少ないロングテールキーワードであっても継続的な流入による“チリツモ”で「全期間ビュー」の上位記事となります。
ですので、noteに投稿する記事はやはり検索需要をしっかりと意識して書いていくべきだと思います。
ちなみに、この「検索エンジンからの継続した新規読者さんの流入」というのは、「note編集部に記事をピックアップしてもらう」よりも間違いなく価値が高いです。
なぜなら「検索エンジンからの流入では、“継続的”且つ“note外新規”の読者属性」ですが、「note編集部ピックアップからの流入では、“一時的”且つ“note内新規”の読者属性」だからです。
この「1ビュー」の読者属性の違いにつきましては、また別の記事で書きたいと思います。
また、例えこの{① Google検索で上位表示させる}がうまくいかなくても、{② note検索窓の「定番」で上位表示させる}は簡単ですし、{③ note回遊設計を導入する}においては「やるか?やらないか?」ですので、過去記事の「ビュー」を伸ばすことは誰にでも可能です。
{② note検索窓の「定番」で上位表示させる}は、多少の「スキ」を集める必要がありますので、まずは{③ note回遊設計を導入する}からはじめてください。
この「しちゃおじ」オリジナルの「note回遊設計」は、ただ単に過去記事の「ビュー」を伸ばすためだけのものではありません。
「note回遊設計」とは、noteを有効活用するために必須な考え方であり、クローズドコンサルのご依頼者様には必ず読んでいただく重要な記事となっています。
無料エリアのみで構いませんので、以下記事を一読していただくと「note回遊設計」の重要さに気がついていただけるかと思います。
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さて、「しちゃおじ」がnoteで投稿した記事を「陸の孤島」にしないために、3つの方法によって過去記事の「ビュー」を伸ばしていることをご紹介いたしました。
noteにおいては、記事を投稿しっぱなしでは完全にNGで、投稿した後も継続して読んでいただくには何かしらの工夫が必要となるのですが、このことを本当に理解できている方は、ほとんどいないのではないでしょうか?
記事を書きっぱなしで構わないのは、著名人や他のSNSメディアなどで既にブランディングが成功していて、膨大な数のフォロワーさん(ファン)を獲得している方のみです。
そういった方であれば、いつでも読んでもらいたい記事へフォロワーさんを案内することが可能ですし、なんならほっといてもファンの方が勝手に記事を探して読んでくれます。
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以上 – 投稿しっぱなしのnoteの記事は全然読まれないょ!過去記事を読んでもらうには?3つの方法 – でした。
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