何度も何度も差し込まれる同じカット。頭がバグっちゃうよ！「ジェイズ•アサイラム」【ホラー映画を毎日観るナレーター】(416日目)
「ジェイズ•アサイラム」(2019)
アレクサンドル•キャリエール監督
◆あらすじ
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トラウマを抱えて生きてきたジェイドは金持ちの恋人とその友人たちに誘われ、コスタリカの豪邸に滞在していた。酒とクスリとセックスにまみれたパーティーに辟易したジェイドは恋人とも口論ばかりでついには精神疾患呼ばわりされてしまう。亡き父親の幻覚に苦しむジェイドはついに豪邸を飛び出し、自宅に戻るべく徒歩で空港に向かう。そんな折、豪邸の周囲にあるジャングルから樹液を垂らした不気味なクリーチャーが突如として現れ、人々を襲い始める。
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ジャングルから現れたクリーチャーの造形が兎にも角にも素晴らしいです。
ゾンビがベースの見た目ですが植物などが生えており、中には↓のような細い木で顔が覆われたフルフェイスタイプがいるなどバリエーションも豊富です。
襲ってもすぐには殺さずジャングルに連れ込み、足首を切断して口を縫い付けるというおぞましい手法をまざまざと見せつけられます。そして何より怖ろしいのが“彼らがなぜ人々を襲うのか”が最後まで明かされないという点です。
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目的すら謎のクリーチャーのクオリティの高さだけで見る価値がある作品だと思います。
ですが
脳がバグり散らかすくらいに何度も何度も同じカットが差し込まれます。これがとにかくキツイです。
意味があれば良いんですけどたぶん無いと思います。特に“お風呂に浸かるジェイドのカット”にはうんざりすると思います。
時系列をガン無視して特定のカットがしつこく差し込まれるので、今、どこで、何が起きてる最中なのかが本当に分からなくなります。
後半はそれに拍車をかけるかのようにジェイド、ジェイドの友人、警察官の3つの視点がカメラのスイッチングのように変わるのでいよいよ頭がおかしくなります。
制作陣は完成した状態のこの作品を見てなんとも思わなかったのでしょうか。視聴者へのホスピタリティをあまり考えていないように感じました。
疲れました。
今日はいつもより早く寝られそうです。
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