もはや芸術の域!美し過ぎるクリーチャーの造形「ノー•ウェイ•アウト」【ホラー映画を毎日観るナレーター】(433日目)
「ノー•ウェイ•アウト」(2021)
サンティアゴ•メンギーニ監督
◆あらすじ
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長年、メキシコで不治の病を抱えた母を手厚く看病してきたアンバー。自身のアメリカンドリームを果たそうと、不法入国によりクリーブランドにやってきますが、わずかなお金しかなく、持ち合わせの服装では、記録的な寒さが予想される冬に耐えられそうにありません。そこで、地元の衣料品工場で現金払いの仕事を見つけると、彼女は廃虚同然の屋敷で下宿を営むレッドから最も安い部屋を借ります。しかし、夜になるとほかの下宿人のすすり泣く声や、忌まわしい悪夢、地下から響く異様で不気味な音で眠れず、アンバーは屋敷には何か、そうでなければ何者かがすんでいるのではと疑い始めます。やがて、自身がワナにはまったことを悟るアンバーは、地下に潜む魔物と遭遇することに。彼女は、その生き地獄から抜け出そうともがきますが、誰も悲鳴に耳を傾けようとしない屋敷から無事に脱出することはできるのでしょうか?(公式より引用)
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Netflixオリジナルでイギリス発の作品です。
クライマックスに登場するクリーチャーの造形は今まで見た中でもトップクラスのクオリティで芸術美すら感じました。
ざっくりとした言い方になってしまいますが全体的にとてもセンスを感じる作品で非常に画がキレイでした。
小説が原作ということでそちらを抑えていない方には少し説明不足かなと思う点もいくつか見受けられました。
アンバーはなぜ不法入国をしてまでクリーブランドにやってきたのか、レッドとベッカーの目的、アパートに隠された謎などが割とふんわり描かれています。そこまで気にはならないですし、「なんとなくこういうことなのかな」という想像力で補填はできますがもう少し踏み込んだところまで見てみたかったです。
主人公含め登場人物はあまりバックボーンが描かれていないのでいまいち感情移入できず、あまり魅力も感じませんでした。
ですが冒頭でも言いましたがとにかく画が美しいのでクリーチャーもそうですが、謎の儀式だったり、悪夢に現れる箱だったりがとても印象的でした。
グロ描写は少ないながらとてもレベルが高かったです。90分弱と見やすい尺ですし、夜寝る前とかに見るのをオススメします!Netflixに入っている方は是非!
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