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これぞ純愛【ホラー映画を毎日観る人】(136日目)「ゾンビの中心で、愛をさけぶ」

「ゾンビの中心で、愛をさけぶ」(2018)
アントニオ•トゥーブレン監督

◆あらすじ
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ゾンビウイルスが蔓延した世界。
一組の夫婦は自宅で籠城し救助隊を待っていた。
夫婦は倦怠期で離婚寸前だったが決死の覚悟で食料を調達しに行ったり、侵入者を撃退したりする中で徐々に二人の関係が修復されていく。
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あなたは私の愛を取り戻した
過去最高に愛してる

ホラー映画でまさかこんなにも素敵なセリフに出会えるとは思いませんでした。

ゾンビと戦うシーンも派手なスプラッター描写もありませんでしたがとても面白かったです。
侵入者に備えトレーニングをしたり、罠をつくったり、息抜きにクスリをキメたりする日常パートやラストの切ない終わり方もすごく良かったです。

原題が「zoo」でなぜ邦題が「ゾンビの中心で、愛をさけぶ」になるのかはよく分かりません。
正直、邦題でちょっとB級感が出て損してるようにも思えます。

いわゆるセカチュー(世界の中心で、愛をさけぶ)ブームは映画、ドラマ化した2004年頃なので2018年にこの邦題をつけても何の便乗にもならないし、おそらく損得勘定抜きのロックな名付け親がいるんだと思われます。

ちなみに「世界の中心で、愛をさけぶ」は個人的にドラマ派で主演の山田孝之さんの父親役の高橋克実さんの演技がものすごく印象的でした。たこ焼き屋の店主役で武野功雄さんが出演されているのも非常にポイントが高いです。

余談ですが武野功雄さんのウィキペディアでは
1963年生まれと記載されていますが1959年生まれ説、1961年生まれ説もあるとのことです。

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