伝説のバンド“フー•ファイターズ”が主役のスプラッターホラー「スタジオ 666」【ホラー映画を毎日観る人】(366日目)
「スタジオ 666」(2022)
BJ•マクドネル監督
◆あらすじ
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ロックの殿堂入りを果たしたフー•ファイターズは10作目のアルバム制作のためにエンシノにある屋敷を訪れる。その屋敷は過去に凄惨な事件が起きたいわくつきのスタジオだった。曲作りに行き詰まったボーカルでギターのデイヴは地下室で謎のデモテープを発見。何かに取り憑かれたかのようにその曲を完成させようとし、徐々に奇行に走り始める。
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ニルヴァーナのドラムを担当していたデイヴ・グロールをリーダーとして発足し、グラミー賞に31回ノミネート、同賞を15回も受賞した伝説のロックバンド「フー•ファイターズ」。
そのメンバーが全員御本人役でメインキャストとして出演するという実現した経緯が謎すぎる超豪華な作品です。
“曲作りに困っていた時にたまたま見つけた曲を
パクったらそれが呪いの曲だった”
みたいな展開はわりとありがちですが
それを
実在するレジェンド級のロックバンドが演じる
というだけで相当付加価値が付きますし、全員演技がうますぎるのでめちゃくちゃ面白かったです。
王道の展開に悪魔崇拝などを絡めてくるのもアメリカっぽくて良いですし、グロ描写のクオリティも高く、チェーンソーで鯵の開きならぬキーボード担当のラミの開きを作ってしまうバカバカしさとノリの良さは見ていてやっぱり楽しかったです。
欲を言えば
あくまで個人的な好みではありますがコメディ要素がもう少しあったほうがバランスが良いような気もしましたが
フー•ファイターズファンのみならずホラーファンも唸る渾身の一作でした。
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