愛すべきおバカ映画！みんなの力で作った続編「ウィジャ•シャーク2」【ホラー映画を毎日観る人】(368日目)
「ウィジャ•シャーク2」(2021)
ジョン•ミリオーレ監督
◆あらすじ
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ウィジャ盤の力で地獄から召喚された無敵の幽霊ザメ「ウィジャ・シャーク」との激闘から数ヶ月。オカルトマスターのアンソニーはサメとの戦いの果てに地獄を彷徨っていた。彼を復活させるべく家族や仲間がその方策を探る一方、地獄の支配者である悪魔カルドゥーラはサメを現世に解き放ってしまう。巨大化し街をも破壊する力を得た幽霊ザメに人類は成す術もなく蹂躙されるが、アンソニーにはある秘策があった……！唸れ！サメはめ波！輝け！ミスティック・シールド！オカルト殺法で再び敵を打ち破れ！(公式より引用)
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「ウィジャ•シャーク 霊界サメ大戦」の続編です。
今作は主人公アンソニー役のジョン•ミリオーレ氏が監督、脚本も務めており前作よりも壮大なスケールとなっています。
低予算のおバカ映画ですが特撮やアクションのエッセンスが入っており、エンタメとしてしっかり楽しめるようになっています。
ちなみに
あらすじに書いてある“サメはめ波”なんてものは登場しません。
正直な所、前作は“アンソニーとサメの激闘”の映像がSNSで「あまりにも酷い」とネタ的にバズって話題になりました。ストーリー自体は無駄も多いし、娯楽として楽しめるといえば嘘になります。
このシーン以外にあまり見どころはありませんでした。
しかし今作は前作と違い脚本がめちゃくちゃしっかりしています。もちろん低予算だし、おバカなシーンはたくさんありますがカメラの手ブレもありません。
一本の映像作品としてしっかり楽しめます。
もちろんおバカは健在で
回想シーンに登場するジル(アンソニーの娘、前作の主人公)は別の俳優だし、そもそも似せる気もないです。
霊媒師のイリアナは何があったのかは知りませんが前作よりもかなり肥えており、こちらも別の俳優がやってるのかなと思いましたが前作同様カイリー•ゴフが演じています。
その他にも
カルドゥーラの「丸ごと喫煙室にしてやる」という意味不明な決め台詞や、アンソニーのタロットカードがあきらかに画用紙で作ったペラペラのやつだったりとツッコミだしたら切りが無いです。
可愛くて個人的にはこちらの方が好きです。
この映画の製作にあたり日本でもクラウドファンディングを募っており、エンディングのクレジットに乗っている名前の数の多さから如何にこの映画が愛されているのかが分かります。
(ちなみに劇場公開は日本だけだそうです)
クラウドファンディングに参加するとTシャツも貰えたらしいです。
参加しなかったことを悔やむばかりです。
