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「フリーランス リノベーション」で検索したら1番上に私がいた

タイトル未定の下書きばかりが増えて、全然記事を公開できないまま時間が経ってしまいました。この文章は無事公開まで書き切れると良いな・・・それを目標にしてゆるく書き始めてみます。(こうして書き出してからすでに2か月経過)

おそらくフリーランスでリノベーションの設計デザイン(リノベデザイナー)をしている人はあまり多くないみたいです。「フリーランス リノベーション」でGoogle検索してみたら、私の名前が1番上に出てきました。noteのこの記事です。

この記事を書いてから約2年9か月が経ちましたが、2023年10月現在も変わらずフリーのリノベデザイナーとして仕事をしています。SNSもろくに更新せず、営業もかけず、実績もアピールしていないのにお仕事依頼を頂けているのは、本当にご縁のおかげだと思います。人に恵まれているな〜と昔から感謝して生きてきましたが、たまに忘れそうになるのでこうして文章に残しておいて時々読み返そうと思います。
今後も良いご縁に期待しつつ、これからはこのように少しづつ文章にして発信していって、自分から新たなご縁を結びにいく勢いでいってみよう!と思っています。

リノベデザイナーとしての自分

建築業に関わり始めてから12年ほど経ちました。(2023年10月現在36歳です)現時点での仕事に対する思いというかスタンスについて考えながら書いてみます。

今の仕事が天職だ!とは思っていない

リノベデザイナーとして有名になりたい!
たくさんのお客様からリノベの依頼をいただいて将来的には会社にしたい!
自分のセンスやリノベ知識は誰にも負けない!
作品と言える素晴らしいリノベがしたい!
リノベデザイナーが天職だ!

とは全然思っていません。

自分のセンスとスキルが誰かの役に立つことで対価をもらえるのなら、センスとスキルを使う仕事がしたい。仕事を仕事と思わずにやれるのが理想。リノベは作品じゃないから、その家で暮らす人が大満足なことが何より大事。無理なく続けられる仕事量を自分自身で把握してオーバーワークをしない。
例えば、もしもリノベより料理とか裁縫とか陶芸の方がセンスとスキルを発揮できてより誰かの役に立てるとしたら、そっちの道を選びたいぐらい。

▼自己分析の診断結果

リノベのことを考えるのが何より大好き!というほどの熱量はないけど、リノベデザイナーとしての自信はあります。自分のセンスを信頼しています。間取りを何時間でも何パターンでも楽しく考え続けられるので、単純に向いているんだと思います。熱しやすく冷めやすい性格なので、リノベとはちょうどいい距離感を保ってずっと興味を持っていたいという考えもあります。

仕事に対する思いとスタンスはこんな感じなので、日々自問自答しながら仕事に対してまっすぐ向き合っています。誰かに強制されたり自分を犠牲にして無理して働くことが1番のストレスなので、それを避けるためにもフリーランスでいることが私にとって最善なんだと思います。

何年たっても難しいなと思うこと

リノベーションとは、今あるものを壊して新たな価値あるものに造り変えるというクリエイティブな「ものづくり」だけど、それをビジネスにするにはただ良いものを造っていればOKというわけにはいかない現実があります。
リノベをしてから住宅を販売する、いわゆる買取再販のためのリノベの場合はお客様と打合せをすることはないですが、それ以外はお客様と何度も打合せをしてリノベ計画を固めていきます。打合せをスムーズに進めるためには、商品を販売するかのような接客や、お客様の悩み相談に乗るカウンセリング、目の前にないものをイメージして会話の中で家づくりを進めていくコミュニケーション能力も必要です。
脳内ではクリエイティブな感性で発想しながら、表情と会話はサービス業のように好印象&正確なやり取りをする。それがなかなか難しいなと感じます。チームで行う「ものづくり」のはずなのに、なんかお客様は神様です的なサービス業みたいだな・・・と感じることもあります。

自己アピール

住宅(たまに店舗も)のリノベーションの設計デザインを個人事業主いわゆるフリーランスで請け負っている柴田里奈ができることをこの機会にアピールしてみます。

どこの会社にも所属していないからこそできること

・フラットな立場で建材や製品をおすすめできる
・お客様指定の地元の工務店や知り合いの大工さんとチームが作れる
・相談役、アドバイス役としても便利に使ってもらえる
・設計担当は私と分かった上でリノベを依頼してもらえる
・不動産屋やリノベ会社を紹介できる(紹介だからお値打ちになる)
・就業時間がないので、夜もLINEなどでやり取りできる
・愛知県在住だけど、案件によっては全国対応可能

◎作成できるもの

・図面(既存平面図、改修後平面図、展開図、電気図、仕様書、仕上げ表、建具表など)
・手描きのイメージパース
・プレゼン資料

×できないこと(範囲外なこと)

・施工管理
・請負工事
・増築、耐震診断など建築士資格が必要なリノベの設計

case1.これから中古マンションを購入してリノベする場合

マンション購入には不動産屋が必要で、リノベには設計担当者と施工担当者が必要です。私が設計担当者になれる条件として、リノベ施工会社が私とチームを組んでくれることが必要です。リノベ施工会社にはいろんな種類があります。リフォーム屋などの工務店、リノベもできる不動産屋、請負工事もできる大工さんや現場監督など。
チームを組むためには「リノベしたいお客様を私からリノベ施工会社へ紹介する」のが一番スムーズです。もしまだチームを組んだことがない施工会社にリノベを依頼したい場合は、私が設計担当できるかどうか私から施工会社へ交渉します。
購入する物件が決まらないと具体的に話が進められませんが、探し中の段階からご相談いただけると助かります。(一応宅建取りましたが活かせず放置中・・)

case2.今住んでいる家のリノベをする場合

地域密着のローコストな工務店や、格安リフォームのチェーン店には設計デザイナーがいないこともあります。安いのはありがたいけどデザイン面がちょっと不安・・・という場合に、デザイン担当として私がお役に立てると思います。自分でもこの私の使い方が便利だろうなと思います。予算内でできる限りお洒落にするのが得意です。

case3.店舗デザインや買取再販リノベ

センスとスキルを発揮してご提案しますのでお任せください。

▼実際にご依頼いただいた案件について書いた記事です

これからリノベデザイナーを目指すなら

資格はないよりはあったほうがいい

「リノベーションの設計デザインを仕事にするには何から始めればいいですか?」とSNSなどでたまに質問をうけます。インテリアコーディネーターという資格は有名ですが、最近リノベーションコーディネーターという資格ができたという情報を耳にしました。まずは勉強して資格を取ってみるのもアリだと思います。資格がなくてもリノベデザイナーと名乗れますが、未経験で就職するには資格があったほうがチャンスが多いと思います。

スクールで学ぶのもおすすめ

ちなみに私は町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーで学びました。町田ひろ子さんはインテリアコーディネーターという職業を初めて日本で提唱した方です。私は1年間の通学コースでしたが、就職には困りませんでした。就活をした記憶もないぐらいすぐに決まりました。町田アカデミーの知名度のおかげです。もしスクールで学ぶなら、資格取得を目指すのではなく、実務レベルの知識とスキルを身に着けることが重要だと思います。

▼こちらも仕事について書いた記事です

まとめ

読んでいただきありがとうございます。どんな人が興味を持ってくれるのか、同じような仲間はいるのか、とても気になります。
リノベデザイナーという職業はフリーランスで働くことが難しい職種ではありますが、現に私のように働けている人もいます。もしこれから目指す人がいるなら参考にしてみてください。無意味ではないと信じて、これからもちょくちょく文章にまとめていこうと思います。


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