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それもあなただ(小説まとめ)

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自作の小説をまとめたマガジンです。
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#創作小説

アイロニーさん(小説)

 怪文書、というと、少し大袈裟になるのかもしれません。  それでも正直、初めて見たときは…

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柴田彼女
11日前
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なんか生きてたってみんな言うんです(小説)

 その夜は妙に客入りが悪かった。  隣町で祭りがあるからそれなりの売り上げを見込んでわざ…

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柴田彼女
3か月前
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完璧な恋人(小説)

小説  マッチングアプリで知り合った、と他人に告げることに、なんとなく抵抗があるのは私が…

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柴田彼女
4か月前
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魔法少女は卒業できない(小説)

 チッチは、 「ああ、君こそ魔法少女に相応しい。その秘められた力で、世界を救うんだ」  私…

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柴田彼女
4か月前
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悲しくておめでとう(小説)

 まだ上手に一人で歩けなかったころ、膝をすりむいて泣いてしまったある日の夜、父は家族三人…

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柴田彼女
6か月前
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そこにあるもの(小説)

 カロリーメイト、インゼリー、エナジードリンク、時々、カップ麺。  昼時の綿野くんの食事…

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柴田彼女
6か月前
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指が立つ、火が灯る(小説)

 小指を立てる。小さな火が灯る。ほんの一秒か、それ以下か。  私に使える魔法は、たったそれだけだった。  煙草を好まない私に、皆が面白半分で「俺の煙草に、火、点けてよ」と私の小指をねだる。どうぞ、と指を立てる。小さな火が色をつける。人々が顔を近づけて、そっと息を吸う。  何の役にも立たたない私の魔法は、周りから見ても極端に幼稚で、だからこそ皆は私をいつも子ども扱いしていた。 「ユキはメロンソーダでいいよね」  飲み会でも、酒すら嗜まない私はただの皆のライターでしかない。ねだ

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しおりちゃんの家(小説)

 しおりちゃんの家はなんだか少しおかしい気がする。お母さんがいつも笑っている。突然遊びに…

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柴田彼女
7か月前
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ここから真っ直ぐに切り取ってください(小説)

 母はそれを「パズル」と称していた。  父と、母と、私と、祖母と。四人で暮らす私たちは、…

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柴田彼女
7か月前
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I don't know(小説)

 妹は死産だった。  それがひどく悲しいことであることは、八歳の私にも充分に理解できてい…

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柴田彼女
9か月前
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