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スタートアップと大企業は結局どっちが良いの?

お疲れ様です。
33歳元芸人サラリーマン柴田です。

というわけで、今回は、スタートアップと大企業どっちが良いの!?

ということについて語っていきたいと思います。

結論!!




どちらでも良い!


はい。終了。


というわけにはいきませんね。


スタートアップと大企業どっちが良いかは正直それぞれです。
では、どんな人がスタートアップに向いていて、どんな人が大企業に向いてるのか?

これについて、私なりの見解を述べていきたいと思います。

まずそもそもなぜこのような違いについて私なりの見解を述べようと思ったのか。私自身、以下のキャリアでいわゆる大企業出身という肩書きから、スタートアップのBizDevをやるまで、色々経験してきました。

Career
2009年4月 NSC(吉本芸能総合学院)特待生入学&明治大学入学
2010年4月〜2011年10月 吉本興業所属の芸人として活動
2013年3月 明治大学政治経済学部卒業
2013年4月 エイベックス株式会社 入社
2016年4月 エイベックス株式会社 退社
2016年5月 LINE株式会社 入社
2021年4月 LINE株式会社 退社
2021年4月 ByteDance株式会社 入社
2023年6月 ByteDance株式会社 退社
2023年7月 microverse株式会社 入社

現在は、めちゃくちゃスタートアップなので、その部分についても触れながら書いていこうと思います!

それでは、まず、それぞれの言葉の定義をしていきます。

それぞれの言葉の定義

スタートアップとは?

スタートアップは、新しい事業または企業を設立し、成長と成功を追求するために設立された新興の企業を指す用語だと定義していきたいと思います。

①新規性
スタートアップは新しいアイデア、製品、サービス、または技術を市場に導入しようとする企業です。彼らは既存の市場や産業に革新的なアプローチを持ち込むことが多いです。

②成長志向
スタートアップは急速な成長を目指します。彼らは通常、市場シェアを拡大し、収益を増やすことを優先事項としています。

③リスクを取る意欲
スタートアップの創業者や投資家は、新しいアイデアやビジネスモデルのリスクを取る覚悟があります。失敗する可能性もあるため、高いリスクと高いリターンの可能性があります。

④資金調達
スタートアップはしばしば外部からの資金調達を必要とします。これは、ビジネスをスケールアップし、市場で競争力を維持するために資本を投入する必要があるからです。資金調達の手段として、天使投資家、ベンチャーキャピタル、クラウドファンディングなどが利用されます。

⑤柔軟性とイノベーション
スタートアップはしばしば短期間でアイデアを実行し、市場フィードバックに基づいて修正を加えることができる柔軟性を持っています。イノベーションと迅速な変更が求められます。

⑥スケーラビリティ
成功したスタートアップは、ビジネスをスケールアップし、広範な市場で展開する能力を持っています。スケーラビリティは成長の鍵です。

スタートアップはさまざまな業界や分野で見られ、技術ベースのスタートアップから消費財業界のスタートアップまで多岐にわたります!

成功するスタートアップは、市場の需要に対応し、競争環境で生き残り、成長し続ける能力を持っています。スタートアップの創業者は、リーダーシップ、イノベーション、リスク管理のスキルを駆使して、ビジョンを実現しようとします。

大企業とは?

大企業は、規模が非常に大きく、多くの従業員、高い年間売上高、広範な事業領域を持つ企業を指してると定義します!

①従業員数
大企業は多くの従業員を雇用しています。従業員数の基準は国や業界によって異なりますが、通常は数百人以上、数千人、あるいはそれ以上の従業員を抱えています。

②年間売上高
大企業は高い年間売上高を記録しています。これには多様な製品やサービス、多くの顧客を対象とするビジネスが含まれます。

③資産規模
大企業は大規模な資産を所有または管理しており、不動産、施設、設備などを含むことがあります。

④広範な市場プレゼンス
大企業は国内外の広範な市場で存在感を持ち、国際的に展開することが一般的です。彼らは多くの地域や国で事業を展開し、国際的な競争に参加します。

⑤ブランド名とリーダーシップ
大企業はしばしば強力なブランド名を持っており、業界や市場でリーダーシップを発揮しています。彼らは競合他社と比較して市場で主導的な地位にあることが多いです。

⑥事業多様性
大企業は異なる業界やセクターで事業を展開することがあり、複数の製品やサービスを提供しています。これにより、リスクの分散と収益の多角化が図られます。

大企業はしばしば複雑な組織構造を持ち、高度な経営チームとプロセスを採用しています。

また、大企業は規制や法的要件にも頻繁に直面し、国際的な市場に参入するために異なる地域や国のビジネス環境を理解し、適応する必要があります。

大きな違いは?

  1. 規模と資源

    • 大企業: 大企業は通常、巨大な規模と多くの資源を持っています。彼らは多くの従業員、資本、設備、ブランド名を所有しており、広範な市場で存在感を持っています。

    • スタートアップ: スタートアップは小規模で、限られた資源を持つことが一般的です。従業員数は少なく、予算や設備も限定的です。

  2. 意思決定の速さ

    • 大企業: 大企業は多くの階層とプロセスが存在し、意思決定に時間がかかることがあります。決定が遅れることがある。

    • スタートアップ: スタートアップは意思決定が迅速で、柔軟性があります。小さなチームが協力し、迅速に変更を加えることができます。

  3. イノベーションとリスク

    • 大企業: 大企業は安定性を追求し、新しいアイデアやリスクを取ることが難しい場合があります。しかし、リソースを活用して大規模なイノベーションプロジェクトを実行できることもあります。(ただ、私が在籍したエイベックスやLINE、TikTokなどはここに関しては、大企業というような動きはしていなかったと記憶してます!)

    • スタートアップ: スタートアップはイノベーションとリスクを受け入れる文化があり、新しいアイデアや技術を迅速に導入できます。しかし、資金不足や競争の激化に直面することもあります。

  4. プロセスと規模の違い

    • 大企業: 大企業は成熟したビジネスプロセスや規模の経済を活用して効率を向上させます。

    • スタートアップ: スタートアップはプロセスが未確立で、柔軟性を持っていますが、スケーリングに課題を抱えることがあります。

  5. カルチャーと働き方

    • 大企業: 大企業はしばしば伝統的な組織文化を持ち、ヒエラルキーや形式的な構造が存在します。

    • スタートアップ: スタートアップはアイデア主導のカルチャーを持ち、柔軟でアントレプレナーシップの精神が重要視されます。

大企業とスタートアップは、それぞれ独自の利点と課題を持っており、ビジネス目標や状況に応じて最適な選択が異なります。

多くの場合、大企業とスタートアップを比較すると、大企業に行った方が良い。と考える人が多いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私自身、大企業の中でも割りかし、メガベンチャーと言われる会社に属していたので、意思決定の速さやリスクテイクの部分では、どちらかというスタートアップのマインドに近いものがあるかなと思います。

でも多くの人がそのような考えではない人が多いと思います。

「スタートアップにリスクがある。リスク回避で安定的な企業に勤めるべき。」

本当にそれで良いのか?

よく考える必要があります。

私は、「大企業にいるリスク」というもの存在すると思います。

「大企業でも成果を残せる人間」「スタートアップでも成果を残せる人間」

こんなビジネスパーソンになりたいと考えてます。

キャリアに正解があるわけではありませんが、

常に考え続ける。常に動き出せる準備をしておく。

このマインドだけは絶対に放棄してはいけないものだと思います。

改めて言いますが、スタートアップと大企業どっちが良いかは正解はありません。でもどっちに身を置いておくべきか。これだけは自分で答えを持っておいて欲しいです!

というわけで、これからも私は元大企業出身のスタートアップBizDevとして頑張っていこうと思います。




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柴田拓磨/shibata takuma
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