1番やりたい仕事を諦める働き方
私は今、1番やりたかった仕事をやっている訳ではありません。
いきなりこんな事を書くと、いきなり会社批判!?と捉えられるかもしれませんが、そうではありません。
今の仕事に不満があるわけでは全くありませんし、むしろ情熱を持ってひたむきに取り組んでいるつもりです。
ただ、「1番ではない」ということだけです。
1番やりたかった仕事は漫才師でした
私は、18歳で東京NSC15期生として入学し、お笑い芸人としてのキャリアをスタートさせました。私の子供の頃からの夢です。
とにかく、M-1グランプリが大好きで、とにかく漫才が大好きで、とにかく人前で表現するのが大好きで。
そんな子供でした。
そんな私は結局、1番やりたかった仕事=漫才師を辞めました。
辞めた経緯↓
結局は、「自分のやりたい仕事」では栄光を勝ち取れないと自分の中で納得した判断を行ったから、私はお笑い芸人を辞めました。
と、かっこつけて書いてますが、純粋に才能がないので白旗あげて逃げ出しました。これがすべてですね。
1番やりたい仕事以外の他の選択肢とは
では、やりたい仕事を諦めた人たちが、次に何をするか?
これがとても大切なことだと私は考えております。
確かに1番好きな仕事ではない。だけど、自信持って
「自分は今この仕事に対して真剣に取り組んでいる」
と言えるのかどうか。はとても大切なことだと思います。
お金が貰えればなんでもいい。
楽な仕事を選びたい。
人それぞれ考え方はあると思いますが、私個人の意見としては、1番やりたかった仕事ではないけれど、「この仕事やってる今の自分に納得している」といえるようなキャリアを送りたいと思ってます。
上記の図の中で、1〜6の中に自分の身を置いていることが良いかなと私は考えております。※この図は私がオリジナルで作成したものです。
どんな仕事でもいい訳ではなく、その仕事に対しての自分の中での腹落ち感というは大事にしていかなければならないと思います。
仕事をしていく上で「なんで俺この仕事やってるんだっけ?」という感情は事業を推進する上で結構なストレス感情になります。ビジネスキャリアとしてあまり健康的ではないとも思います。
業務を遂行する上での課題を持つことは良いのですが、
「そもそもなぜ自分がこの仕事をやってるのか?」
「やりたくない仕事をなぜやらなければいけないのか?」
という根本的なキャリア課題を持つことは赤信号かなと思います。図で言うと、7~8番になります。
一方で、Possible workであれば、「自分ならこの仕事はできるし、できない業務ではない」という理由で仕事をするのも一つの大切な選択だと思います。なので、「Possible work=できる仕事」というのは、あくまで自分キャリアのセーフティラインとなります。
このセーフティラインをしっかり設けて、自分のキャリアコントロールができれば、仕事の選択で悩むこともありませんし、No.1の仕事じゃなくても納得したキャリアを歩むことができるのだと考えております。
本当に1番やりたい仕事が自分にとってベストな選択なのか
恐らく多くの人は、やりたい事をやった方がいいと言うと思います。
「人生一度きりだし」
「もったいないよ」
確かに、もうそれ以外やるしかないよね、というくらい腹がくくれてる人は挑戦するべきだし、そのマインドがあるのなら絶対に諦めないほうがいい。
ただ、多くの人には選択肢があります。そんな数ある選択肢の中で、何がやりたくて、何が自分にとってベストなのか?それを考えた時に、
「本当に1番やりたい仕事=自分にとってBestな選択なのか」
という考えにいきつきました。
そうです。「1番」じゃなくていいんです。
それでも人は十分にお金を稼げるし、充実した人生にもなります。
でもたまに、Best workをやっていたらと、妙な世界線を妄想することもあります。でもその妄想だけで十分です。妄想でも結構苦戦してる自分がいるので、「あ!やっぱ辞めておいて良かった」と自己暗示もできます。
恐らく、私のような特殊な業界を目指していた人以外にも、「本当はこんな仕事やってみたかった」みたいな漠然として空想はあると思います。それを、モンキー.D.ルフィみたいに、みんながみんな大冒険して目指さなくても良いと思います。
夢を見るとか現実を見るのではなく、可能性を見極める
ここまでの話だと、自分のやりたい仕事なんて、どうせうまく行かないし、茨の道なんだから諦めろよ。現実見ろよ。
というお話しになってしまうかなと思いますが、現実を見るという言葉より、可能性を見極めるという言葉の方がしっくりきています。
自分の可能性は、客観的な視点より主観的な視線で、すべてジャッジしなければなりません。
やりたいことを突き詰めるのも良い。
やりたいことから目を背けて別の仕事で花を咲かせるでも良い。
たくさんの選択があり、そして自分の中の可能性に対して冷静に判断することが人生においては大切です。
やりたい仕事やってるけど、自分はそこで活躍できない。
けど、別の仕事をやるにしても、やっていける自信がない。
他の職業なんか、今さらできない。
シフトチェンジする勇気もない。
そして多くの人が
「夢を見るのか?現実を見るのか?」
この二者択一を迫られていることがあります。
ただ、この二択ではなく、冷静に可能性だけを考えて見極めることが大切です。
その選択に可能性があるのかどうか考えると、あまり悩まなくてすむ問題でもあります。
まとめ
私は夢追い人が大好きです。
応援したくなります。
でもたまに、その夢に縛られて、苦しくなってる人も見受けられます。
そんな方には、是非この記事を読んでいただきたいです。
夢破れたって、1番やりたい仕事じゃなくたって、充実した人生は続きます。
これからも夢破れた人間の現実世界を発信していこうと思います!
サポート頂けると大変ありがたいです。精一杯頑張ります!