#868 いい発想のために
いい発想の前提として、基礎的な現実の把握の情報収集ももちろん重要である。そのための、現場観察の蓄積や基礎分析での状況把握は重要であろう。 しかし、観察やデータ分析をいくら積み重ねても、それだけではいい発想は生まれそうにない。そうした基礎情報の蓄積の上に、何かが気になる。なぜ気になるかが明確な場合もあるだろうし、そうでないこともあるかもしれない。しかし、その気になることについてあれこれと考え続けていると、こんなことをしたらいいのではないか、と発想が生まれる。その瞬間は、直感であることが大半だろう。
直感は
「理由の分からない判断」ではあるが、
その背後には過去の経験や
脳の高度な情報処理が働いていることが多い。
いわゆる直感力を鍛えるためには
アンテナを張ることと、
行動という経験をたくさん積むことだ。
学び、経験し、困難を乗り越えることで
人間はバージョンアップしていく。
バージョンアップすればよりよい判断や
思考ができるようになり、直感も磨かれる。
いい発想のために直感力を磨く。
そのためにも行動あるのみ。