乳がんの抗がん剤で全然やせなかった件:食事編:結論は酵素を取って、何でも食べたほうがいい
あみは46才の乳がんステージⅢの治療中です
がんを5月に告知されたとき
「季節的にも本当にキツイ治療になっていくから。痩せていく人もいるし。痩せると注射がさせなくなったりするし、だから今から食べれるものは食べといてね。」といわれていました。
そして、Youtubeでよくある質問を色々したのですが、
水、人参ジュース、クエン酸と重曹 etc。。
本当に食べたいものを食べておけばいいとのこと。
そして、私は予定があった人達に、乳がんになった。SNSで周知はする勇気はまだないが、治療のために先の約束をキャンセルさせてほしいとお伝えしたりしていると、
友人から質問も受けるようになりました
「あみちゃんは、乳がんだよね?やっぱり小さい時から牛乳飲んでた?」
「あみちゃんはやっぱり砂糖と小麦食べすぎだんじゃない?」
「ちゃんと腸活してた?玄米や発酵食品食べてた?今からでも食べたら?」
「夏でも体は冷やさない方がいいよ、足首と手を温めてる?」
「水も大事らしいよ。ミネラルとってる?」
と、多いランキングこんな感じ
みんな健康で長寿でありたい。
そして、乳がんとお知らせした、そのリターンの言葉として、言ってくるのすごいなと。ワンツーのやり取りで、ワンの告知でツーの質問返しよ、コレ。健康への熱意が凄いw
そして、わざわざ言ってなかったけど、
わたしは食事には気を使ってきた自負がある。
生い立ちがあまり普通ではなかったので、健康的な食事、普通な家庭とは何か、普通のお弁当って何かを10代のころから本当に探し求めていました。
時代が時代なら間違いなく児童養護施設で暮らしていた感じ(私の時代には行政の体制もなく、施設もまだ多くなかった。本当に近所の人とおばあちゃん、学校の先生、学校の事務員、養護教員で救われたようなもの)
図書館に冷暖房と水飲み場があって本当に良かったと思っている。そうしているうちに出会ったのが、辰巳芳子先生と土井善晴先生。20になるかならないかのころに婦人雑誌にたまに出ていたんだよね。あとテレビ。
先生達から身土不二という言葉を知りました
「自分の風土のものを食べるのが健康につながる」
なので、あみは奄美でもないんで
砂糖もほとんど控え
北海道でもないんで乳製品もほとんど控え
小麦粉はイタリア人でも四国人でもないので、夏のそうめんはたべるけど、好んでは食べず、朝もおにぎりを食べて、昼も職場にはお弁当持参していたわけです。外食は楽しんでたけど。
ってか、私の若い頃はパンもそんな今みたいに美味しくなかったしお店もなかったしね。そしてたばこもやらず、お酒は時代が接待時代だったので飲みはしていたが毎晩ではなく。
そしてなにより常在菌。
腸活をするために、本物の調味料、玄米、海藻、梅仕事や麹菌を取り寄せ味噌も手作りしておりました。二十歳から。そして漢方やハーブにもハマってしまい香港に行ったり。当時はネットなかったしね。基礎体温は36.6度台、快便。肌もきれいになっていきました。体の細胞は7年で入れ替わるのよね??
そして2011年3月9日がやってきます。
私は妊娠をしていて、粉ミルクの工場の水をしらべ、ロットを確認してから買うということをしておりました。。そして今までのにプラスアルファで有機野菜を取り寄せ、無農薬米を取り寄せ、果物も取り寄せ、辰巳さんと土井さんの四季の手仕事を最大限盛り込んだ食事をずーーーーっと作っておりました。
で、乳がん。
ずこーーーっです。笑
吉本新喜劇並みのずこーーーーっ!!
ソコじゃないって話ですよ。
その発狂はこちらのブログに詳しく
そして、抗がん剤がやってきます。
ええ、翌日にもう味覚消滅。
いっさいの味覚さようなら。
わかるのは塩味のみ。
ニンニクやウナギのタレはどうかと
思ってみましたが
わからん、、、シャインマスカットもグミみたいだしウナギもしょっぱい何か。。。そして何より、家事ができない。。。。
気力がない。何かの野菜のかわ皮むいてとか下味とか、月にいくぐらい不可能。
いくら1分でできる何か!であってもキッチンにたつのがもう不可能。
インターステラ―の重力の星かよ。。。
もう本当に冷凍食品とパン。味噌汁も焼きおにぎりも冷食。子供と夫にはなぜか謝ってしまったのだけど、夫に「ママがこの12年間、一生懸命ご飯に気をつけた生活をしているのはわかってる。だから一年ぐらい冷凍食品でも大丈夫。米はある。死なない。みんな健康だから大丈夫」という。
ありがたい。
添加物も冷食の発達も本当にありがとうしかない。夫は激務なんで本当に平日の食事作りは無理だし、子供たちも毎日はメンタル的に調理できん。。。
ってか母が死にそうになってるのを感じてるだけでもう十分頑張ってる。抗がん剤はなんてったって長期戦。全員が無理しないことが大事。
そして、、、、、
三日目ふと気が付きます。よだれが出てない、、、
味覚がやられるのと同時によだれがでなくなって口が乾くようになったんです。あああああ!口内炎できるっていってたけど、、、これか!となったわけです。体が干上がるっていく感覚がここでようやく。
この体内が干上がる感じ、、水飲んでも追いつかない、、、どうしよ
そういえば、、はたらく細胞でからだの働きは酵素っていってなかったっけ?
酵素のなかでも青パパイヤ酵素というの最強らしいって友達言ってたな。。。と思い、
「よだれが出る食べ物」とグーグル検索したら梅干しと納豆がでてきて、、ああ!!ナットウキナーゼか!となり
「青パパイヤ ナットウキナーゼ 酵素」
でグーグル検索したら一件ヒット。
こちらの商品を試しに飲んだら、ものの10分でよだれが出てきたんですよ。これいけるかもとなってW先生の忠告は無視。
酵素は好きなだけ飲んでいいらしいので、口が乾いてきたなと思ったら、飲んで、気分悪いなと思ったら飲む。もう一時間ごとに飲む日もあった。味覚は復活しないまでも、よだれは出続けてくれて、口内炎はいまも皆無のままです。もうこの酵素の販売代理店したいぐらい
そして、、酷暑がやってきます
伊東先生からは
「本当に食べれるものを食べて。
今年の夏はもう尋常じゃない。抗がん剤の副作用とこの暑さは命がなくなるから一回休みに入っている人も多いの。あみさんは若いからなんとか薬はこのタイミングでやっておきたいところ。だからできるだけ頑張ってほしい。
ドーナツでもなんでも栄養は必ずあるから。食べないよりましだから本当になんでもいから頑張って食べて」
薬にもトキがあるのか、、、、、、
、、、、そしてそんなに食べるってことが大事なんだとびっくり。
でも、抗がん剤したらわかります。ここで食べなかったら元気になるのに一年かかるかもしれない。。。です。
生きるために食べる
そう決めました。
つまり、食べれるものを探すのではなく、なんでも食べるという選択にしたのです。
なんだろうなぁ、ここで食べなかったら、すこしでも起き上がらなかったら、、骨の髄まで本当に病人になってしまって、ずっと病人として生きることになるんじゃないかみたいな恐怖に襲われていたんですよね。。
それぐらい薬で体が破壊されている感じがしたし、ずっと横になっているとこう、底へ引きずりこまれるようなメンタルへのダメージがありました。
病気の自分を受け入れられない、休めないってことよねっていうぬるいレベルの話じゃなくて、
間違いなくイマが人生の正念場、
この修羅の場を乗り越えないとまずい。
この波に足を取られたらかなりまずいことになる、、という第六感。
「バ」です。
場所の力ってあるって言うじゃないですか。火事場のクソ力とか。環境が人をかえるから人生変えたいなら引っ越しが一番いいとか。でも、いまこの「バ」に引きずられるわけにはいかない、なんとしても。
という危機感。
昼間になるともう暑さとだるさで食べれなくなるので、わざわざ早朝に起きてまだ涼しい時間にお腹すいてなくても何かしら食事
辰巳芳子先生が、日本がもう四季がなくなり、暑くなってくるからと、今までとおなじ日本の食事では夏は体力がだめになるかもしれないと20年ほどまえからイタリアにでかけられ、イタリアの食事を日本の湿気の夏を乗り越えられるようにと工夫をこらしているのは知っていて、そいうえば、暑けには豚肉と乳脂肪が大事って言ってたなと思い出したのでした。だからあちらはハムとソーセージ、チーズ、バターなんだよね。
とうことで、朝はカフェラテと食パンに発酵バターをたっぷり塗ってたべる。もしくはグラノーラに牛乳というスタイルに着地。単品で牛乳が本当に飲めないあみ。この酷暑で肉が食べれない中、乳脂肪は本当に力になりました。脂肪分って、体が本当に起き上がれるんですよ。でも胃はもたれるので酵素も一緒にとって。
辰巳芳子先生のいのちのスープは家族の誰も作れないけど笑 生きるエネルギーの知識は本当に助けになりました。
ミスタードーナツやマックのポテトも常備。カレーやうな重もすべての味がイメージ食べ。
昼間はキンキンに冷やした果物ならなんとか食べれるなと気付いてそれも常に常備。ただの冷たい水分グミでしかなかったけど。。。
ケチケチあみちゃん家のエンゲル係数がこんなにあがったのははじめて。でもここでお金使わなかったらいつ使うのよ!!!と思い、もう湯水のように食にお金を使いました。7月8月は食費だけで各15万円。
おかげで、、、全然痩せず笑
そしてなにより、薬が終わったとたんに、体力が驚異的に回復したのです。冬眠しなかったのが本当によかったらしい。
ほほがコケることもなく、買い物や子供の送迎はできるまでにはなっていました。そしてよだれが枯れなかったことで、味覚も薬の終了とともに戻り、いまは小食とはいえ、また食べれています。
おかげでリハビリも続けられていて、腕の可動域も先生たちにほめられて、あみさん本当に痩せないし肌つやいいよねといじられております。
そしてパクリタキセル。
これは、ほんとうに地味にくるタイプ。
そう、本当に血管が細くなり、固くなり、血流が減る体感
身体が冷える、、、便秘になりそう、、、赤血球がどっかいった、、、
ついにヘモグロビンの値が8.0
もうド貧血
そこで鉄剤の薬をもらったのですが、もういままでの薬の飲みすぎで、それをのんだらもう全身蕁麻疹が出てしまい、中止。
鉄剤が飲めない、、、鉄分の食事とっといてといわれて頑張ったのですが、
8.3
まだ足りない。
次の一週間後の血液検査でヘモグロビンが増えてなかったらもうパクリタキセルが一回中止。
ということで、薬がだめならと、ダメ元で私は鉄のウェハースを食べてみることにしました笑
よくスーパーや薬局にある、ココア味のあのウェハースです。
もう量が食べれないので、牛肉もマグロもそんな食べれずで、、、
小腹が空いたらウェハース、食事と一緒にウェハース。一週間で一袋食べました。さて、検査結果どうなったと思います??
ヘモグロビン8.5!!!!
あのウェハース、効果あります 笑
いまも引き続き食べていて、
8.6まできました。
本当は11ぐらいがいいんだけど、いまは仕方なし。鉄瓶で白湯のんでも間に合わないからね、、、、
先生達からは ほんと工夫するの凄いよねと言われています。
でも、自分の身体と自分の病気。
いま工夫しないでどうするんだ。です。
使うトキ、休むトキ、食べるトキ、踏ん張るトキ、すべてに必要な時があるんだなと体感した出来事でした。
そして何より、それは人によってそれぞれ違うということ。
その自分のトキに気づけるかどうか、そのトキを工夫できるかどうかが分かれ道なのだなと感じたのでした。
※20241029追記
まさかの9.6にまで回復しました!
驚き!いまは食欲ないので、
2日に一回食べる感じだとどうなるか実験してみようと思います。
※こちらの記事は202409時点のものです
何かを断定したり、何かをすすめたりするものではなく私の独断の治療日記です。医療情報は日々進化しています。二年もしたらもう古いのでご注意ください。
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