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欠勤した次の日って、元気でも具合わるい顔しちゃうよね。
ほんとは仕事をやすみまくりたい。でも、いまはあんまり仕事をやすまない。
やすまず仕事をするわけではなくて、欠勤をあんまりしない。
仕事をやすむとまわりに迷惑がかかると思うと、あんまりやすめない。そう言うと「えらいねえ」とほめてくれる人もいるかもしれないけど、それは本音のはんぶんで、もうはんぶんは「やすんだ次の日が気まずいから」である。
そうはいっても、あたらしい朝がきて、希望の朝がきて、起きたらまずはさわやかに「今日こそはやすもうかな」と思うことから一日がはじまる。100日中95日はどんより思ってる。
それでもあんまりやすまないのは、やすんだ次の日の朝のつらさが2倍なんだもの。「よし!昨日はゆっくりやすんだし、心機一転がんばるぞ!」とはならないのよ。
ああ会社に行ったらあの人とあの人にごめんなさいして、ああ、あのひとにも言わなきゃな、など考えるとひたすら気が重い。たった一瞬のお詫び行脚ではあるんだけど、これがけっこうなタスク。
そしてなにより、欠勤した翌日のテンションの調整は難易度が高い。
なんだろうね、1日やすんで全快したとしても、やすんだ次の日ってちょっとまだ具合わるいです感、出しちゃうよね。「まだ完全になおってはいないんですけどおー…(がんばって来ました)」みたいな。
ほんとうなら「昨日はありあした!おかげで元気いっぱいっす!」って小踊りしながら仕事をはじめるべきなのに、立ちあがりは「目の奥がズーンと重い」みたいな顔して、午後あたりになって「いやー、ようやく本調子もどってきたっす」ってちょっとずーつ、元気をグラデーションで小出しにしていくよね。
そんな未来を予想していると、いやー会社行っちゃったほうが楽かな、と心のはかりが出勤にかたむいてしまうわけです。
なんでそんなことを知ってるかって?
そりゃあ若かりしころはそんな苦行が待っているとはいざしらず、ちょこちょこズ◯やすみをしていた時期もあったからですなあ…。
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