#5 還暦の母ちゃんのトレーニング
こんにちわ、しばちゃんです。
今回はプライベートのお話でもあり
今後も大切にしていきたい想いを綴っていきます。
結論
「三日坊主だった母ちゃんがトレーニングを習慣化できたお話し」となります。
今回の目次です。
遺伝した三日坊主?
トレーニングを始めた母ちゃんと息子の心境
トレーニング習慣化した母の感想
自分の手が届く範囲から一緒に変化すること
ある日をウォーキングを始めると宣言して
三日後には「寒いから、夜は暗いから」と断念した母ちゃん。
バスケ部だった頃、シュートが上手くなりたくて毎日100本練習すると言って、バスケットゴールを買ったが三日も続かない息子。
ビリーズブートキャンプが流行っていた頃
DVD動画で運動していたが
いつの間にか埃すら被らない場所に丁寧にDVDを保管する母ちゃん。
社会人1年目、なんとなくムキムキになりたくてプロテインとシューズを買って市営ジムに通うも2回で行かなくなった息子。
何かするのに継続できないのは、世間一般でみえば多いかもしれませんが
家系的にきっと続けることができない、遺伝なんだろうなと考えていました。
特に運動という分野に関しては、特に好きでもなく、
部活に熱中したわけでもなく、
得意なスポーツや趣味もない家系。
息子はトレーナー職になると決めてから、
はじめは仕事の一環ということもあり
義務的にトレーニングしていたこともあったが
(今は義務的ではなく、毎日楽しんでトレーニングしています!!)
息子はあの手この手を使って、なんとかトレーニングが習慣化に成功。笑
母ちゃんをはじめとしたうちの家系には
「運動の継続」は無理だと決めつけていました。
転職するジムがOPEN前に内覧会をするときに
せっかくなので母ちゃんを誘ってみました。
友人と内覧会に来てくれたが、授業参観みたいで
少し小っ恥ずかしかったことを覚えています。笑
息子が働くジムはマシンなど使用するわけではなく、
45分間のレッスン形式だったため、
OPEN記念として無料体験トレーニングを提供していました。
まず最初に驚いたのは
「せっかくだから体験してみようかな」
と内覧会の際に予約をしたことです。
正直かなり驚いて、
「えっ動けるの?_」
と思わず聞いて
母ちゃんが運動する姿を想像したら、
なんだか心配になってしまいました。
汗を流して一生懸命動いている母ちゃんの姿を息子は今までほとんど見たことがなかったんです。
後日体験だけ受けて、
入会はせず帰るんだろうなと思ってたし、
「せめて倒れないように頑張って〜」
と思っていました。
体験当日、息子はお休みだったため
次の日スタッフから報告を受けて目が点になりました。
「お母さん、入会してくれましたよ〜」
!!!!
「コースは月8回コースですよ、頑張りますね〜!」
!?!?
入会だけでもびっくりだったが、
比較的月4回コースが当時は多数だったので
月8回コースという週2回のコースで入会したようです。
母ちゃんからの報告はなかったので、
なぜかサプライズかドッキリのような雰囲気を
一人で味わっていたのを覚えています。
果たしてこのジム入会がいつまで続くのか。
結果、入会から今まで約10ヶ月
休むことなく通うことができているんです!
最初の驚き以上に、驚いています。。。
実際にジムに通い始めて、
母ちゃんの動きの変化を見ているんですが
時には若い世代にも混じり当初より動きが
格段に良くなっています。
そして実際に母ちゃんが通い続けた感想を
記入してくれました。
「今まで仕事などでトレーニングは平日はいけない、土日は休業日となかなか通うことができませんでした。
こちらのジムは土日もあり、曜日、時間帯も選べて変更もできるのでよかったです。
トレーニング内容も毎回変わるので飽きないです。
汗を流して最後のクールダウンが気持ちよく頑張った感があります。やはり自宅ではいったなど見て一人でやるのは続かないのでトレーナーさんに声をかけてもらい、みんなで一緒にやるのが良いですね」
この文章を読んだ時、なんだか嬉しい気持ちで涙腺が緩みました。
トレーナーになったきっかけは
少しでも若いうちから動くこと、
自分の身体に向き合うことでの介護予防です。
よくビジネス書、自己啓発本なんかで頻回に出てくる名言として
「人生で今この瞬間がいちばん若い」
新しいことを始める
何かを初めて知った・体験した
その時が残りの人生を逆算したら
その瞬間がいちばん若いんですね。
今年で還暦を迎えた母ちゃん、
確かに今がいちばん若い。
まだまだトレーナーとしても力不足なことは
たっくさんありますが
それでも一番近い存在である家族が
自分の行動や転職がきっかけで
運動を始める機会になったことが
とっても嬉しいし、何より続いていること、
そして感想そのものもがさらに嬉しい。
僕だけの力でもないし、もちろん大前提として、
ジムを経営しサービスを提供している、
雇ってくださっている会社・スタッフのおかげであり、
母ちゃんの意志の力でもあります。
身近な大切な人を飛び越えて、
いきなりSNSなどで発信するだけでなく
こうやって家族やご愛用いただいているジムお客様、
地域の方など
自分の手が届く範囲から少しずつ、
運動する楽しみや習慣が広がっていけばいいなと
しみじみ感じたお話でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!