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答えを探していたのは 私だけで 答えを出そうとしないのが 貴方の癖 話し合いは延長戦 審判…
「運命に弄ばれている」 なんて 真剣な顔で言うから 少し 笑ってしまったな その夜が教え…
雨があがり 風が止み 宵闇に光る 北極星 わずかな願いを 託して 拾い集めた 記憶の欠片 …
ここから消えたいと願う君は 誰よりも この世界に 期待をしている 君が消えたいと思う世界は…
雨上がりは 君の心に少しは 安らぎを与えただろうか 下を見て歩く人たちの中に 君は紛れるこ…
「歪んでいるね」 君は笑った 君に愛される歪みなら いくらでも並べられるけど たぶん わか…
誰かに作られた傷を 大事そうに抱えて 撫で回していたら 静かな朝が来た ついさっきまで そこに響いていた 叫びは本当に 私のものだったのだろうか 誰にもわからないなら 自分だけのものにしておこう 誰もわかってくれないなら 自分だけで何とかしよう 悲しみや怒りや虚しさが バケモノになってしまう前に 飲み込まれていく 息ができなくなる 沈んでいく 「助けてほしい」 その言葉を どれだけ飲み込んだだろう 気づいて欲しかった その「大丈夫」の奥の 大丈夫じゃない
何にもわかってなかった わかったつもりになっていただけ あなたの匂いや あなたの言葉を 私…
ほんの少しだけでいいんだ 君の時間を僕にくれないかな 時間だけは誰にも平等なもので どう使…
どんなに脚を動かしても 前に進めなくて 何もないのに動揺する心を どうにか仕舞い込んだ 眠…
勘違いしていたんだ どんな時だって常に君を思うことを 愛することだ、と 思う時間の長さを…
何のために唄ってきたのか わからなくなった 何をそこまで求めていたのか わからなくなった …
もう少し肩の力を抜いてみなよって どうしたらいいのか教えてよ 全力を尽くすことが賞賛され…
タイマーをセットした ただ待っていたら訪れるだけの未来 予測可能なら不安はない ただ目の前に現れた今を往なすだけ 熱を帯びた僕の身体に 必要なのは酸素と少しの期待だけ 一瞬のタイミングも逃さず その目で見つめていて欲しい トーストの焦げ付きみたいに タイマーをセットして 予定調和の未来を望んでいた ほんの少し計算が狂った黒だって 君ならきっと「大丈夫」って言って 笑ってくれると思っていたのにな バターが溶けてしまう前に その熱が冷めてしまう前に どうぞ、召し上がれ