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日々あれこれ(長女のこと)

日々あれこれしているうちに月日の経つ早さに驚く。気づけばもう年度末。
我が家では無事に志望校へ合格した長女ですが(春から高校生)、母の日々のあれこれに加えて、更にドタバタな日々を送っております。
もうあれこれ多すぎて、何から書こうか、いや、何を書けばいいのかさえわからないでおります。

長女は剣道特待生として高校を受験し、無事に合格しましたが、ここに至るまでに実は年末に一大事な出来事が発生。長年定期的に脊椎側弯症で受診していた長女でしたが、これまで何年間も装具着用生活を送って頑張ってきました。ところが長女の側弯はあまり例のない先天的な胸椎2-3番辺りの変形角が原因らしく、そこの部位だけは装具がつけれない場所だっただけに経過観察してきましたが、ここにきてなんとそこの変形角が進行してしまい、手術を考えなくてはならない状態にまでなってしまいました。

小学校5年から運動と睡眠時以外ずっと装着してきた装具


部活引退以降、何度か肩こりや頭痛を訴えていた長女でしたが、これまで殆ど勉強してこなかった娘なので(笑)受験勉強で机に向かうことが多くなり、デスクワークで肩こりが酷くなってきたのだろうとしか思っていなかった私。
まさか年末に『あまり例のない箇所なだけに何とも言えませんが、37°まで変形が進んでいるので、肩が張りすぎてそれに伴う頭痛が酷いとなると、そろそろ手術を考えたほうがいいのかもしれません。』
『手術をしたら最低半年から1年は運動が全く出来ない状態となるので、剣道の推薦のお話も断ったほうが良いかと思います。』
と言われるとは…。

次回3月の受診で進行していれば手術を視野に入れてお話を進めていきましょう、と言われ途方に暮れた私たち。長女は帰宅後部屋にこもり、恐らく涙したものと思われます。

さてそこから、話を進めてくださった学校に話そうにも冬休みに入っているため連絡がつかず。推薦の話はお断りさせて頂く形で、行きたかった高校をやめにするのかどうかなど、話し合いは年を越し、年明けに中学校へ相談、高校に推薦を辞退するよう申し出ました。

ある日の登校前の長女

ところが事情を加味したうえで、高校側からそれでもいいですよ、とお返事があり驚いた私達。剣道が出来なくなっても何かしらマネージャーとしてでも携わっていきたい、と意思の強い長女。それでも簡単に引き受けることは後々本人が辛くて辞めたくなったらと思うと、ありがたくお引き受け出来ない私。様々な葛藤の中、最終面談でもう一度辞退を申し出た母に対し、担任の先生から一言。
『それでもいい、と高校側が言ってくれてるんですからいいんじゃないですか。』
とな~んともゆるい一言。
「あ…あの…ちょっと娘の意思をもう一度確認してから、娘の意思を尊重しようかと思ってはいますが….」

しかしもはや長女と先生の間ではお引き受け態勢万端な状態。
『もし剣道ができなくてもそこを受験したいと思ってるし、剣道部には入ろうと思っています。』
とそこで言い切った我が娘!

結局そこからあれよあれよと娘・中学校・高校と話が進み、受験、合格。
無事に受験が終わり、娘の合格にほっとしながらも、若干未だ複雑な気持ちでいることは否めない母。

まあ手術だってまだどうなるかわからないし!
ここはひとまず先の不安より目の前の喜びを嚙み締めようではないか!

合格から1週間後、制服の採寸で高校へ向かう長女

というわけで、高校合格からすぐに入学金の支払いなど銀行行ったり、制服採寸や物品注文など、果てはお役所で就学支援金に必要な書類をもらいに行くなど、お金と時間のほとんどを長女の高校入学に向けて使う最近の母なのでした。



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