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スモールビジネスがあなたにもたらす「幸せ」について語る

スモールビジネスを「自らの手で作る」という生き方は何か挑戦したい人や何者かになりたい人にとっては、最初の踏み台としてとても非常にオススメする生き方になります。お金(初期投資)がなくても良いビジネスを前提にしているため、使うのは自分の頭と行動力に掛かっています。
成功すれば月売上100万円以上も全然目指せますし、売却すれば数百万〜数千万、もっと利益が出ていれば億以上の売却も可能です。売却まで上手く事を運ぶことができれば、本来数年間掛けてでしか貯められなかったキャッシュを短期間で手元に蓄えられる事が可能です。これは相当な人生のショートカットです。

もしあなたがこの導入文を読んでスモールビジネスに興味を持ったなら、それはとてもラッキーな事です。私が情報発信をしている理由として、私自身が学生時代にスモールビジネスをいくつか創出+売却を経験し、このような生き方があると認識するとともに、読者の皆さんにも人生のショートカットを体験していただきたいと感じているからです。

今回は、スモールビジネスに挑戦する事で、あなたにどんなメリットがあるのか、また、スモールビジネスを作る事でどういう幸せが得られるのか?と言うことについてお話ししていきたいと思います。

スモールビジネスの位置付けについて

まず、「スモールビジネス」の定義について確認しておきたいのですが、これは人によっていろいろな解釈がある様です。私個人的な目線も入れつつ定義付けできればと思います。

世の中にはさまざまな形のビジネスがありますが、初期フェーズのビジネス立ち上げにおいて、リスクの取り方とトップラインの伸ばし方、市場規模という目線で、大きく分けて3つに分類されます。どういう分け方かというと、「スモールビジネス」「ベンチャー」「スタートアップ」という分け方です。これらは言葉は聞いた事があるかもしれませんが、どういう違いがあるのでしょうか?

スモールビジネス

本記事が扱うメインのビジネス形態になります。基本的に初期コストを最小限に抑え、初期コストがかかるとしても自己資金の範囲で収まる様な形でスモールスタートするビジネスです。基本的に1人もしくは数人の範囲で展開できるビジネスであり、ニッチで大企業が攻めない領域(市場規模〜数10億など)を見つけ、自分の得意な事と掛け合わせながら売上高を上げていきます。

スモールビジネスの特徴は成長率<高い安定性、そして利益率の高さが魅力的です。そして基本的には1人もしくは少人数で事業を行うため、外部環境の変化に合わせて機動的にビジネスの形を変える事ができます
初期コストもほとんど必要ないため、失敗したとしてもそこまでダメージが無く、何度でも挑戦できるのが魅力的なポイントです。既存市場の隙間をうまく見つけ、ニッチトップになる可能性も秘めています。

ベンチャー

対して、ベンチャーはある程度リスクを取り、既存のビジネスモデルを利用して新たな技術や独自の視点で価値を提供するビジネス形態です。比較的若い会社を指す用語でもあり、その名の通りビジネスにおいて冒険的な特性があります。

他人資本を活用して急成長する企業もあり、エクイティ・デッド関わらず自己資金以外の要素も活用しながらリスクをとって売り上げを伸ばしていきます。

スモールビジネスと比較して会社が成長する速度が早く、うまくいけば安定的に利益を出し、大きな時価総額のある会社を作る事も可能です。

スタートアップ

ベンチャーとよく混同されるものとして「スタートアップ」があります。これは、比較的短期間で、多額の資金を投下し、イノベーションを起こしてこれまでにないマーケットを創造していくビジネス形態のことを指します。スタートアップはJカーブという、赤字を掘りながら急激にトップラインを伸ばしていく、まさにリスクオン全開のビジネスを展開します。うまくいけば利益回収フェーズで多額の利益を得る事ができますが、失敗したら多額の負債を抱える可能性もあります。
資金の源は大体VCから調達したお金で、エクイティファイナンスを行い投資資金をラウンドごとに確保していきます。

全てのビジネス形態の中で圧倒的に成長率が高く、リスクが大きい分成功したらリターンがかなり大きいといったものになります。

ベンチャーやスタートアップは夢があるが、プレッシャーも大きい

ベンチャーやスタートアップは基本的に社員を抱えることになるので、その分多額のコストが掛かる上、社員の生活を守るためのプレッシャーも大きいです。生半可な気持ちではビジネスを推進する事ができず、ちょっとした判断で会社が倒産する可能性もありますし、逆に大成功する可能性もあります。「生きるか死ぬか」の線上に常に身を置いているのが上記のビジネス形態です。

もちろん、人生は一回きりなので、大きなリターンを求めて最初からスタートアップやベンチャーに挑戦するのも選択肢の一つとしてあるでしょう。そうでないと人生の時間を無駄にしてしまうことに繋がるという意見もよくわ分かります。しかし、失敗した時のリカバリーが難しい社会なのも現実問題の一つとしてあります。特にファイナンスの知識がないと、再起不能まで陥るケースもあり、この辺りは迂闊には手を出さない方が良い・もしくは代表として他人資本を入れる意思決定をしたならば、あらゆるリスクを想定して動かなければなりません。

スタートアップ企業を起業した人が、鬱になる事例はよく聞くと思います。

その点、スモールビジネスはどうでしょうか。

他人資本を一切入れず、自己資金で安定的に成長し、自分の好きな市場で好きな様にビジネスを展開する事ができます。資金0でもやれることはたくさんあります。誰にでも平等にその挑戦する権利が与えられており、そして今日から始められるのがスモールビジネスです。

毎月安定的な利益を出し、月数百万円〜口座に残高が増えていく。社員を雇う必要もないためコストは最小、利益率が高く次の事業に再投資する事ができる。同じ様な仕組みを作って複利的に利益を伸ばしていく…。

平日も好きな時間に休む事ができ、時間をコントロールしながら事業を起点にアイデンティティが形成され、ビジネスのつながりも増えていく。これまで関わったことのない人脈が形成され、より人生が豊かになっていく。これが、スモールビジネスが見せてくれる景色です。

スモールビジネスで得られる幸せとは

上記でも書いた様に、スモールビジネスは非常に自由度の高いビジネスです。そして自分の好きな領域で起業することができるため、基本的にはやっていて「楽しい」と思えるビジネスを進める事ができます。

そして最初は1人で始める事が多いと思います。他人の意見に左右されずに、自分の判断で決めた事で、利益を生み出していく。ビジネスでそんな環境が作れたら、それは本当に幸せな事だと思います。
まさに、ビジネスとプライベートの境目がなくなる瞬間で、スモールビジネスをやっている時間がプライベートになり、プライベートがビジネスになるのです。

スモールビジネスはうまくいけば、短期間で毎月数百万の利益を得る事ができます(もちろん簡単ではないですが)。毎月数百万の利益が出たら、事業としてはかなり安定しているフェーズになります。そのタイミングまで来ると、複数の戦略が考えられるでしょう。

①そのまま利益を減らさない様にビジネスを構築し続け、毎月多額のキャッシュフローを得る
②得た利益を新たな事業への投資に使う
③事業(会社)を売却し、多額のキャッシュを得る

特に、③の場合はここから数年間で得られるはずだった利益分を前借りする様な形で、キャッシュで手元に入ります。最初にも書きましたが、これは相当な人生のショートカットです。

スモールビジネスでは数億円〜で売却できる事例もあり、そのくらいの額になってくると少し休んでまた新たな挑戦を始めたり、これまで忙しかった分、自分の時間や家族の時間にそのお金を使い、周囲の人を幸せにする事ができます。

また、スタートアップに憧れがある人は、その多額の資金を元に新たな会社を始めてみるのも良いと思います。

スモールビジネスで成功したら、またスモールビジネスを始めることもできるし、ベンチャーを立ち上げることも、スタートアップをすることもできます。多額の資金を元手に、よりリスクの低い状態で次のビジネスを始められるのがポイントです。

もちろん、売却せずに好きな事業を淡々と続けて利益を出し続ける選択肢もあります。スモールビジネスは全て、自分の意思でその方向を決める事ができるのが最大の特徴です。

スモールビジネスは「好きな事」の世界を広げてくれる

スモールビジネスの領域を選定するときに、「自分の好きな領域」にするときがあります。利益が出るかどうかに関わらず、熱中できる「楽しい」と感じる領域でビジネスを始めることはとても大切なことです。

私自身も過去、「旅行」をテーマにしたスモールビジネスを展開した事があり、そこで得た経験は売上よりもはるかに価値のある、旅行業界の人との出会い、そして体験価値でした。

スモールビジネスは、好きなことを通してさらにその世界を拡張してくれる魔法のツールです。もし好きな事があって、それをビジネスにしたいという思いがあるなら今すぐそれに取り組んで試してみてください。

それが、思いがけない収益を生む可能性もありますし、そうでなくても、あなた自身が見えている世界をさらに拡張してくれます。知識の面もそうですし、大きくは体験の面でもアップデートがあると思います。

スモールビジネスは、自分の好きな事の世界を広げてくれるのです。時間を忘れて没頭する世界がそこに待っているのです。

スモールビジネスは人生をコントロールする道具

さて、長々と書いていきましたが、スモールビジネスとは簡単にいうと、「人生をコントロールする道具」の一つです。この生き方を押し付けるわけでも無く、あくまであなたのオプションの一つとして考えて欲しいのです。

私自身はスモールビジネスをいくつか作ってきて、その恩恵を周囲の人よりは受けていると感じています。そして、比較的幸せな人生を送れていると感じています。この幸せを、もっと多くの人に感じて欲しいと思っていますし、こういう生き方があるのだという事実をもっと若くから知っておいて欲しいのです。もちろん、スモールビジネスに挑戦するのに年齢は関係ありませんが、早く知っていて損はない世界です。

スモールビジネスをうまく構築する事ができれば、心や経済的な余裕を人生に生み出す事ができます。余裕ができるということは創造以上に人生に幸せをもたらします。

そして、スモールビジネスに取り組んでいるその間も、収益がたとえ発生していない間でも、やってみるとわかる新しい発見や、ビジネスの繋がりによってより人生を濃くする事ができます。これも今回話した「体験価値」として、得る事ができます。

スモールビジネスは人生をコントロールできる道具です。この道具を上手く扱って、人間らしい幸せな生き方を追求したいなと思います。

私は学生時代の経験からスモールビジネスの世界へ足を踏み入れましたが、かなり面白い世界だと思います。世間ではスタートアップがよくメディアに取り上げられますが、スモールビジネスの世界もかなりディープな話が多いです。

私の周りの人だけでも、かなり面白いビジネスを展開されている人が多くいます。そしてそのような事例はだいたい他のジャンルで横にスライドさせると再現性があったり、ノウハウを学ぶ事で短期間で収益を上げる事ができたりします。

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