激動な日々だったらしい
こんしばわん、しばみかんです。
いやいや、激動な日々だった。
という言葉をよく聞くと思いますが、
この本はまさにその言葉に尽きる。
Kindle Unlimitedで気になる本だったので
早速読んでみた。
昨日から今まで。そう、2日で読んでしまったのだ。
まず主人公の会社が倒産し、社長からキャンピングカーをもらう。
そこから始まる3泊4日は熱い旅であった。
この小説のはじめからなんという展開なんだ!!
という面白さと
主人公の心温まる行動と言動で
どんどん読み進めてしまった。
出会う人は若いにーちゃんからおばあちゃんまで、老若男女問わず。(犬も出てきたが柴犬ではなかった笑)
これを読んで
「ひょんなことから人生変わる可能性がある」
ということ。
この主人公はキャンピングカーを手に入れて、まさに人生の歯車が良い方向に回っていった。
とあるものを手に入れることで
人生が良い方向に進むこともあれば、悪い方向に進むこともあろう。
例えば身近なものでいうと、スマホ。
生活が一変するよい方向へ進むこともあれば、そうでないものもある。
そんなことはあろうかと。
この主人公の場合は、いい方向へ進んでいったがそうでない場合も存在する。
そんな時はどうする?
悪い方向に進むことを見守る?
いや。そんなことしたら取り返しのつかないことになろう。
おそらく軌道修正をするであろう。
それもまた人生であり、あとになれば笑い話になるかとしれない。
あと、今の日本に足りない優しさをここでは書かれている。
近所付き合いがなくなった現代において、これをやるのは勇気がいる。
この優しさからなにか降ってくることもあろう。
途中で起きる事件はハラハラドキドキさせられたが、「貸しがあった」ことで解決できた物語も書かれている。
これはこれは、面白い小説に出会った。
ほかの作品も読もうっと。
いやいや、これはぜひ読んでほしい。
ではでは。
今日も感謝です♪
🍊🍊🍊🍊🍊
人生の歯車が悪くたって、よい方向に変えることもできる本です。