優しいだけじゃダメなの?
優しさって弱みなのかも。
はっきりと言えなくて優しくしているだけ?
優しさって何だろう?と考えていた時期がありました。
それは、息子がとっても優しい子だったから。
優しくて強く言えなくて
学校に行けなくなってしまったと
思っていたことがあるから。
でも優しい人って実は強い人なんじゃないか
そう思えるようになってきました。
息子の変化の中で
優しさは強みだとはっきりわかったのです。
お子さんにどんな子になって欲しいと思いますか?
どんな大人になって欲しいですか?
わたしは、子どもが小さい時、
ただただ優しい子になって欲しいと、思っていました。
誰とでも仲良くなって、
幸せに暮らせるように…と願っていたから。
人とのつながりを大切にしていれば
幸せになれると思っていたのです。
でも、息子が、学校に行けなくなったとき
もっと強い子に育てればよかった。
ただ、優しいだけじゃ
生きていけないのかもしれないと後悔しました。
自分の意思をきちんと伝えられる子
嫌なことは嫌だと言える子
優しいだけじゃダメなんじゃないって。
完全に学校に行けない期間、
息子は、自分のことに必死で
笑顔もなく、優しさもあるけど
心の奥にある、そんな状態でした。
見ていてとても悲しくて
辛いなぁと思いました。
それが最近、元気になってきて
やっぱり息子はとっても優しいなぁと
思うことが多くなりました。
その時に感じたことを書いてみますね。
最近、息子がとっても優しいなぁと思うことが
なんどもありました。
以前は昼夜逆転で悩み、
体調が悪かったことが多かったけれど
ここのところ、とても元気なんです。
朝も早く起きられるようになってきて
たまに思ったよりも早く起きられないときがあって
「なんで起きられないんだろう?」と
焦るときもあるようですが
そんなときにも
「そういえば前はもっと起きられなかったから
今日だって比べたら早いほうだ!」と
過去の自分と比べたり
出来たことを見つけるようになってきました!
あるものを見たり、できたことを振り返ると
希望になるんだなぁと
息子の表情を隣で見ていて感じました。
この頃は朝起きられない娘に、
「何時に起きたいの?」
「起こしてあげるよ」と
声をかけてくれるのです。
娘に聞いたら
家族の誰よりも起こし方が
優しいのだそう。
わたしも旦那さんも
起こすときにどうしても
声が大きくなってしまう。
何度も声をかけなくてはいけないから💦
息子はどんな風に声掛けしたら
不快じゃないか?
起きられるのか?
考えて声を掛けてくれるのです。
不登校になった頃
優しいだけじゃ生きていけないと
子育ての仕方を悔やんだけど
こんなに優しかったら強みなんじゃない?
そう思えてきました。
この5年くらい妹に優しくしてねと
一度もいったことはなかったけれど、
自分が辛いときに、苦しみながら
希望を見つけて乗り越えてきたから
妹の辛い気持ちもわかるし
希望を持てたことも
伝えようとしてくれているのかも。
わたしは優しいのってもしかしたら弱みなんじゃないか
強く言えないだけなんじゃないかって
思っていたんです。
でも、本当の優しさは、
痛みが分かるから相手を思いやる気持ちが湧いてくる
誰かに言われてできることじゃない。
痛みを知っている強い人なんじゃないかと
息子を見ていて実感しました。
◇思春期子育てを頑張りながら
学校に行けない問題に悩んでいる
ママとお子さんたちに、ちょっとラクになる情報を発信している
ママと子どもの強み子育てコーチ Mina です。
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