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寝る前に話した いいおはなし
こんにちは。
強みとポジティブ心理学を使い、
自分をいちばん大切にする子育て法をお伝えしている
ポジティブペアレンティングコーチ 強みコーチ Minaです。
◇寝る前に、「なにかいいお話して」のリクエストに。
娘から「何かいいお話してよ」とリクエストされて
何を話そうか悩んだけれど、
最近、考えていたことを伝えてみた。
◇ブレネーブラウンさんの「傷つく心の力」
少し前に ブレネーブラウンさんのTED を 見た。
この動画はとても良いのでおすすめです。
何度も見ているけれど、また、今 色々感じるところがあった。
本も少し見返したりして 今、思うところを味わった。
◇人は、比較しがちだ
習い事をしている娘は、頑張っているけれど、
自分だけ上手にならないと、悩んでいた。
わたしから見たら、二年前から比べたらずっと上手になっているし、
一年前と比べても随分上手になっている。
でも、いくら褒めたところで、わたしはその習い事の専門家ではない。
ずっと「成長しているよ」と気持ちを伝えてきたけれど、
なかなか伝わらなかった。
そこで、TEDで見た内容を、自分なりに簡単に伝えてみたのだ。
「人は誰かと一緒にいると、自分と比べてしまうんだよね。
そして、それが強くなってしまうと、
『ここはわたしがいて良い場所じゃない』と思ってしまう事があるの。」
「でも、〇〇(娘の名前)は、人と比べて、自分が出来ないところがあると分かったんだよね」
「実はそれってね、すごいことなんだよ」
「自分が出来ないことを認めたってことなの」
◇できないことを認めたことから始まること
「今までは、習い事をしていて、自分が出来ているって思っていたじゃない?」
娘は小さいときに、「ここをなおそうよ」と伝えても、
全然響かなくて、自分がすごく上手にできていると
思っている時期があった。
それは、今考えてみたら、(発達のことも学んだから分かるのだけど…)
その年齢では当たり前のことだし、普通のことだけれど、
わたしは知識がなくてなんで分からないんだろうと思っていた💦
今思うと、すごく素直で可愛い時期だと思う。
「うんうん。自分がすごく上手だと思っていた。」
「それが、自分がまずできないことを認めたということは、
これから上手になる入口にいるってことなんだよ。」
◇競技場に立つ人
セオドア・ルーズベルト大統領が行った「共和国の市民権」というスピーチがある。
ブレネー・ブラウンさんの著書
「本当の勇気は「弱さ」を認めること」の原題
「Daring Greatly(果敢なる挑戦)」は、この演説の中の言葉である。
演説は「競技場に立つ人」というタイトルでも親しまれ、有名だ。
ただ批判するだけの人に価値は無いーー強い人のつまずきを指摘し、やり手ならもっとうまくできたはずだとあげつらうだけの人には。
賞賛に値するのは、実際に競技場に立ち、埃と汗と血にまみれながらも勇敢に戦う人だ。あるときは間違いをおかし、あと一歩というところで届かないことが何度もあるかもしれない。
何をするにも間違いや欠点はつきまとう。それでもなお、ことを成し遂げるためにもがき苦しみ、情熱を燃やし、力を尽くし、大衆のために身を粉にして励む人こそ偉大なのだ。
順風ならば最後には勝利に輝くだろうし、最悪の場合、失敗に終わるかもしれない。だが彼らは、少なくとも果敢なる挑戦をしたのである。
ブレネー・ブラウン (著), 門脇陽子 (翻訳)
◇完璧じゃなくてもいい
これからも、きっといろいろあるだろうけれど、
娘が辛くなってわたしのもとに来たら、
ただ話を聞いて、
「あなたなら出来るよ」と伝えたい。
競技場や、大きな発表の場や、名誉のある舞台でなく、
どんな小さな目標であっても、
小さな教室に向かっていくのであっても、
それがあなたのために大切なものなら
一緒に向き合っていきたいと思っている。
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