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不登校で悩むお母さんにおすすめしたい一冊⑤子どもを信じること

一年前、子どもがスランプに陥りました。

頑張ってやっていたことができなくなって
後戻りしたように見えたのです。


完全不登校2年。
そのあと、通信制高校に行き、
少しずつ出来ることが増えて、
3年生になったら塾に通い出しました。


受験勉強を始めたことを、夫もわたしも嬉しく思いました。


しかし、夏の暑さのせいで熱中症になってから、
塾に通えなくなってしまったのです。


動き出したことが嬉しかったので
ショックが大きく、
立ち直れないと思っていたとき
たまたま見つけた本が心に響きました。


そのとき感じたことを書いてみようと思います。



辛いときに、たくさんの本に出会い、助けられたので、
出会って良かった本を紹介しています。



子どもが中学の時に体調が悪くなり
不登校になってしまったときから
「体調が悪いときは、学校に行かなくてもいいんだよ」
と言いながら、


せめて高校は卒業して欲しいとか
やっぱり大学は行った方が良いんじゃないかとか
そう言う気持ちが抜けなくて、


体調が悪いから勉強ができない子どもに対して
「体調はどうなの?大丈夫?」とか
「今、どんな気持ちなの?辛いよね。」
という声掛けよりも


「塾に行けそうにないの?」とか
「先生と約束していたけど学校に行けなかったの?」とか
気持ちよりも行動について
しかも、出来なかった行動について
気にしてばかりいました。


いつの間にか会話は、勉強と学校と塾のことばかり。


将来の話や今後どうするかの話をしようとすると
「疲れているから、今は話せない」と
子どもは部屋に行ってしまい、
全く話ができなくなりました。


そんなときにこの本に出会い、
子どもを信じること
子どもに優しくすることについて
考えさせられました。


わたしと夫が
子どもに対して心配するのは、
愛情があるから
で、


とても大切に思っているからなのだということを
今まで伝えてこなかったことに気が付きました。


その思いをゆっくりと時間をかけて伝え、
子ども自身の希望も聞き、
受験がプレッシャーになるなら
ゆっくり準備をしていこうと提案しました。


そして、将来のために卒業した方が良いと思うけれど
どうしたいと思っているの?と聞いてみたのです。


卒業したい気持ちがあると
話してくれたので、
高校の先生とプランを立てて
卒業に向けて課題に取り組むことにしました。


あの時、この本に出会っていなかったら
わたしの行動や考えが変わらず、
卒業できていたのか分からないので
手に取ることができて本当に良かったです。


3月に無事卒業することができました。
卒業式には、担任の先生に自分から何度も
「ありがとうございました」とお礼を言っていました。


そこから親子の会話を増やせるように意識し
今はとても良好な関係を築けています。


小言やアドバイスを言うよりも
子どもの話をじっくり聞いて
何でも話せる環境を作れるように努力しています。

⇩不登校で悩むお母さんにおすすめしたい一冊シリーズ⇩




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