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50代時速22kmで気付いた人生で大切な事

先日、友人を訪ねて熊本県小国町にバイクでたどり着いた。
2年半乗ったバイクでの移動だった。

阿蘇から見た南阿蘇方面

この日のために、半月前に点検もして、タイヤも新品に交換しておいた。

今回は、一日の走行距離が人生最長の700km弱。
ほとんど高速のみの移動だったけれど、高速からはきれいな瀬戸内が見えた。

宮島SA (下り)からの瀬戸内海の眺望

走りながら、いろんなことが頭をよぎる。

サラリーマン人生を抜け出して、自分の価値観に沿って自分で決めた人生を歩み始めている

50代で人生に苦しんでいる人の役に立ちたい

その決断が自分に取っての正解かをもう一度確認したい。
日々の生活から一旦抜け出して全く知らない土地に行けば、それを再確認できるかもしれない、そう思ってやってきた。

そんなことを考えながらバイクを走らせた。到着まであと、20kmほどだ。
とメーターを見た瞬間、急に、アクセルにエンジンがついていかない

うんっ?
どんどんスピードがおちる。時速22kmほどしか出なくなった。

こんなことが起こるとは全く予期してなかった。
だって、用意周到だったから。
ディーラーに電話して応急処置を教えてもらい、なんとか旧友宅にたどり着けた。

熊本県の小国町ガイドマップ

翌日、60kmほど離れた地元のディーラーに移送することになった。
バイクで帰れないときは、ありがたいことに、帰りの旅費、バイクの陸送代もすべてサポートしてもらえるとのこと

自分で決めて行動してみて、初めて何かが起こる
こんな当たり前のことを今実感できている。

以前の自分なら、本当に運が悪い、最悪 と間違いなく考えていた。

でも、今は、友人宅の近くでのトラブルで良かったと思える。
だって、友人に会えたのだから。

小国両神社

もし、はるか遠くの高速道路上のトラブルだったら、帰路の費用は心配なくても、友人には会えなかった。

だから、自分はついている。

自然に、以前と違う目線で物事を捉えられていること、
トラブルでも心が落ち着いていられる自分は、成長したなぁ、と思えた。

目線を変える

世の中や、それぞれ出来事の感じ方がこんなにも変わるんだ。
こんな小さな気づきの積み重ねが、

人生を変えるためには大切な事なのかもしれません。

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