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あったか“もんぺ”どれにする?「冬のぬくぬくもんぺオススメランキング」発表!
11月も半ばに差し掛かり、ちゃんと寒くなってきましたねぇ…このところ私は“ほぼ毎日、もんぺをはいています”、半年くらい前にも書いたこのフレーズ、そうまたしても志庵では、うなぎの寝床さんのもんぺまつり、その名も『冬のぬくぬくもんぺまつり』が開催されております!
私もいつかは本当に毎日もんぺで過ごしたいというほど気に入っているうなぎの寝床さんのもんぺを、ででん♪と揃えたPOPUP。
前回春に開催した際にはもう驚くほどの大人気で『志庵もんぺ隊』なるものまで結成されました(特に何をするわけでもありません)。
前回もんぺのことを書いたnoteにうなぎの寝床さんや久留米絣のもんぺについては詳しく書かせてもらっているので、まだお読みでない方はそちらも読んでいただけると、もんぺがぐっと身近なものになると思います。こちら↓
恐らくもんぺといえば“涼しい”“楽ちん”というイメージが強く、夏にはくのにぴったりな感じがしますが、1度もんぺの魅力を知ってしまったら、もう年中無休、もんぺで過ごしたくなります。でもさすがに冬は寒いのでしょう…と思った皆さま。大丈夫です、冬でももんぺLIFEを満喫できるよう、うなぎの寝床さんが「冬もんぺ」を作ってくれています。
今回は『冬のぬくぬくもんぺオススメランキング』と題しまして、寒がりオブ寒がりの私が独断と偏見で選ぶ、冬もんぺランキングをTOP3を発表しちゃいたいと思います。
それではさっそく3位から発表していきます!
【第3位『久留米絣×綿モールMONPE』】
第3位には、「秋冬も穿いてもらえる久留米絣」として考案された、綿モール糸を横糸に使用した生地のもんぺがランクイン!
※モール糸とは全体に毛羽のある糸のこと。このもんぺに使われているモール糸は糸2本を毛羽となる別糸で挟むように撚糸し、その糸先をカットしたものです。
あたたかいのがいいけれどウールが苦手な方、チクチク感が気になるという方にもおすすめです。麺100%のふわっとした肌あたりで、穿き心地が良すぎるので、お家のリラックス着としてもおすすめしたいほどです。
風合いとあたたかさを兼ね備える久留米絣の新たな可能性をぜひご体感ください。
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【第2位『遠州コーデュロイMONPE』】
第2位選ばれたのは“産地コラボMONPE”遠州コーデュロイを使用したもんぺです!
たて方向にライン状に走る畝(うね)と呼ばれる凸凹が特徴の綿織物であるコーデュロイですが、驚くことに現在日本国内に流通している生地は99%が海外産で、日本産はわずか1%。そのわずか1%の国産コーデュロイのほとんどが静岡県遠州地方の東側地域(天龍社織物産地)で織られているものになります。
海外から伝わってきたコーデュロイは、日本の遠州という地域で独自の文化として育まれ「コール天」として大切にされてきました。
今では遠州にしか残っていない、そもそも遠州にしか存在しない設備も数多くあるそうです。そして織るだけではできあがらない、この生地をつくるためだけの特別な工程がいくつもあり、そのどれかひとつでも欠けてしまうとこの美しくしなやかな風合いは出せないのだそうです。
そんな"MONPE遠州コーデュロイ"は2種類あります。
①「遠州コーデュロイストレッチ」
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国産コーデュロイMONPE。
抜群のストレッチ性、ハリとしなやかさ、
滑らかな手触りが特徴です。
②「太畝コーデュロイ」
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国産コーデュロイMONPE。
ふんわりとしたあたたかなやわらかさ。
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元祖もんぺのゆったりとした型を再現した
"ファーマーズ"タイプ"
大人なリラックス感が素敵すぎます♩
第1位『尾州/毛七再生ウール』
さて数あるぬくぬくもんぺの中から、堂々の第1位を獲得したのは…こちらも"産地コラボ"尾州の再生ウールを使用したとにかくあたたかいもんぺです!
愛知県一宮市をはじめとした地域一帯にある、スーツやコートなどの服地を中心とした毛織物産地、尾州。
このもんぺは「再生羊毛 (リサイクルウール)」のテキスタイルブランド「毛七」の生地が使用されています。
使われなくなった衣類や縫製工場から出るウールのハギレなどを原料にしワタ状に崩して再び繊維として生まれ変わります。
"再生"や"リサイクル"という言葉だけを聞くと、近年問われている持続可能なものづくりを考慮した取り組みが頭に浮かびますよね。
しかし、尾州産地での再生羊毛は半世紀以上続く技術であり、決して最近の取り組みではなく尾州の織物づくりと深く結びつきながら、羊毛という希少な素材が守り続けられているのです。あたたかな着心地と新毛では表現できない深みのある色味とムラ感のある表情も魅力のひとつ。
MONPE尾州再生ウールも2種類。
①「尾州再生ウール杉綾織」
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杉の葉のような(へリンボーン(ニシンの骨))柄です。
しっかりとハリのある生地感で肌に触れる裏面は起毛、
空気を含んで熱を逃さないため温かな着心地です。
感じ方には個人差がありますが若干のチクチク感もある
ウールならではの風合いのMONPE。
②「尾州再生ウールフランネル」
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表裏起毛をかけたフランネル生地。
生地の密度が高く表面の起毛が空気を含んで
熱を逃さないため保温性に優れています。
適度な厚みがありながらもふんわりとやわらかな質感で
温かな着心地は、まるで毛布のようです…
ということで『冬のぬくぬくもんぺ』ランキング、いかがでしたでしょうか?
今回のランキングは私の独断と偏見ランキングですので、お一人お一人のベスト・オブぬくぬくもんぺをみつけていただければ幸いです。
どれもあたたかいのはもちろんですが、日本の希少なものづくりを日常着として纏えるのは本当に贅沢なことだなぁと感じます。
うなぎの寝床さんのHPにはもっともっと詳しくそれぞれのものづくりの背景が書かれていますので、ぜひそちらもお読みいただき、まずは知ってもらえたらうれしいです。
【番外編】
冬でも久留米絣のもんぺがはきたいのだ!という方も安心してください、これがあれば大丈夫!!
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綿レギンスです。
MONPE×もんぺした、綿 on 綿の組み合わせで
ストレスなくあたたかく過ごせます。
私がなによりもおすすめしたいのが、この「もんぺした」。(もんぺじゃなくてすみません。笑)
もう既に手放せなくなっております…ぜひに!
長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
"もんぺのある暮らし"ぜひご堪能ください。
追伸
スキ!を押していただけたら泣いてよろこびます…
引き続き何卒ご贔屓に。。