[備忘録]5/20 続き薄茶
続き薄茶
入子点
1.続き薄茶
続き薄茶の所望又は申し出は濃茶の茶碗を濯いだ後に行う。
棚がないときは茶碗と薄器を持ち出して膝前に縦に置く。
薄茶の茶筌通しは一度打ちで上に上げず、サラサラと茶筅を濯いで「の」の字を書くようにするのみで終わる。
薄茶の一服目は次客で、次客の一喫で正客から茶入・仕覆拝見の所望がある。
お仕舞いの後は、茶杓・薄器拝見の所望がある。
拝見の問答の後、棚がないときは、まず仕覆を取り、その上に茶入を載せ、次に茶杓をとって握り込んで薄器を持ち、茶道口に戻る。
2.入子点
柄杓・蓋置は棚に荘っておく。
木地曲げの建水の高さよりも少し背が高い茶碗を取り合わせると良い。
拝見の問答はないが、茶事ができる点前であり、客は仕舞付け中などに道具の問答を行うとよい。