
Photo by
hirono_32
よい聴きかた
松本一成さんの著書『コーチングを利用した糖尿病栄養看護外来~行動変容を促すスキルを身につける~』の中に書かれていた、よい聴き方のチェックリスト9項目を紹介します。
本の中では「9項目が全てできているということであれば、聴き方としては申し分ない。自分のできている部分とそうでない部分を区別し、自分が練習すべき点を発見してほしい。」と続いています。
【よい聴き方のチェックリスト】
・話すよりも聞くことに時間を割く
・批判をしない、判断もしない(ゼロポジション※)
・聴いているというサインを送る(オウム返し、頷き)
・視線は柔らかく、相手に合わせる
・最後まで聴く、途中で口を挟まない
・どう答えるかは、相手が話し終えてから考える
・沈黙を受け入れる
・辛抱強くなる
・相手の結論を先取りしない
※ゼロポジション…先入観のない真っ白な心で相手の話を最後まで聴く。聴きながら話の内容を評価したり、あるいは否定したりしない。こと。
「患者さんの話をよく聴きましょう」と言われるけど、
「何がいい聴き方なのか」って、自分では言語化できなかったな。
話を聴く姿勢は、「やり方」よりも「あり方」の部分が
大きいと思うけど、傾聴スキルが明確になっていると、
ちょっと楽チンかもな、と思いました。
目を通していただき、ありがとうございました。