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ハチプチパニック|日記

観葉植物たちにベランダで水をあげるため、窓を開けていたらハチが入ってきた。

あら大変。(レベル1)
出してあげないとと、虫とり網を使って窓の方へ誘導しているともう1匹入ってきた。

わー!大変(レベル2)
落ち着いて、1匹ずつ出そう。誘導先、すなわち窓の方をふと見るとさらにもう1匹入ってこようとしている。

うぎゃあ!大変(レベル3)
入らないで!手に負えないので出ていってください!
つよーーく祈る。祈るしか出来ない。
有難いことに何故か祈りが通じて2匹目と3匹目が出て行ってくれた。

何かが起こっている。
一旦窓を閉めて、外の様子を伺う。
マンションの周りをハチの大群がブンブン飛んでいる。ひええ。
これじゃあ洗濯物も干せないよ。

とにかくまずは、1匹目の子を外に出さねば。
「(夫)〜!ハチが入ってきたあ」と呼ぶ。
夫は朝からお腹が痛いと辛そうにしていたが、腹痛よりハチへの恐怖が勝つらしく、「ぴゃあーー!!ひょえー!」みたいな叫び声をあげて戦ってくれた。
へっぴり腰で相当怖いのが伝わってきて、大変申し訳ないけども笑ってしまった。

彼の怖がり様を見ていると、私はそれほどハチを怖く思っていないのだなと相対的に分かったので選手交代をしてもらう。

ハチと言ってもアシナガバチ。雄だったら刺さないだろうし、優しく誘導したら大丈夫だろう。
じいちゃんが生きていた頃、トマトを育てているビニールハウスの中でハチを飼っていたのを見たことがある。
その時のじいちゃんの様子を思い出して慈愛の心で呼びかける。じいちゃんの真似「大丈夫だジェ〜〜」

話したら物分かり良く、すんなりとネットに掴まってくれたので外へ送り届ける。ばーい。
あれから窓は開けていない。みんなー、早くどこかへ行ってくれ〜!

夫はちょうど出勤前だったのだけど、いつも羽織っていた黒の上着を茶色のコートに着替えていた。
「ハチは黒が好きなんだよ」って。めっちゃ怖がってる。かわええ。

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