おーい、実家で遊ぼうぜ!|日記
来月、我が家でクリスマスパーティーをすることになった。
メンバーはおなじみのリリー&オーガスタカップルともう2家族。(今後も登場すると思うのでスズラン夫婦とカーネーション夫婦と呼ぶことにする)
このうちのメンズは夫の幼馴染で、彼ら仲間内の集まりに彼女や妻を連れてくるうちに仲良くなって皆で遊ぶようになった。
最初の集まりは2年ほど前、私の実家だった。みんなでバーベキューをしようという話になった時に夫が「だったら会場はシオの実家がいいよ!」と誘ったのだ。
両親からしたら「義理の息子がツレたちを呼んで、うちでパーティする!?」と驚いていたが、同時にウケてて嬉しそうだった。(当時は結婚して1年も経ってなかった)
私も嬉しかった。夫が当たり前のように私の実家を自分の居場所と考えてくれているのが伝わって。
のどかな山間の田舎にある、古くて大きな家。その庭でバーベキュー。心地よく寛いで笑った。
集まった8人のうち3人は初対面だったけど、前から友達だったみたいに仲良くなった。
「あまりに楽しそうな声が聞こえるから」と両親も混ざりに来て、さらに楽しかった。
そのまま実家に泊まっていくカップル(リリーとオーガスタ)もいた。あれから2人は年に1、2度実家へ泊まりに来るようになった。
もともと実家は人が集まる家で、お客さんには慣れっこなのだ。
お正月には近所の人たちが集まってきて20人以上のパーティーになるし、お盆は親戚大集合で大人12人・子供9人が寝泊まりするサマーウォーズ状態になっていた。
もちろん父と母と祖母の仲良したちも頻繁に来てるし、そんな環境のもとで大人になった私や妹は当たり前のように友達連れで帰省してくるし、さらには義理の息子まで友達を連れてくるようになったわけなので。
そして一度来た人は何度も来てくれる。この間来てくれた友達のシオンは深夜1時過ぎまで父とサシ飲みしていた。(私と母は付き合いきれずに先に寝た)
「ここにくるとさ、ファミリーを感じるんだよ。広義のファミリーね」とへべれけになったシオンは言っていた。
私はそんな実家を誇りに思っている。
祖父・祖母・父・母の人柄が作った場所だと思うから。
夫と住む家が出来て、「どんな家にしたい?」と夫に聞かれて「人が集まる家」と答えた。
夫も賛成してくれて、幼馴染たちや会社の同期たち、大学の友達、後輩、たくさんの人を連れてくる。私の友達も来てくれる。
来てくれた人たちが、次は家族や恋人を連れてくる。
みんながくつろいだり笑ったりしている空間が好きで、ますますこの家を気に入っていく。
それで、私は今年のクリスマスパーティーがとても楽しみなのだ。
リリーとオーガスタがこんなことを言い出した。
リリ「ケーキ食べておしゃべりとかもいいけどさ、身体全体で楽しみたいんだよ!」
オー「つまり、最もフィジカルで、最もプリミティブで、最もフェティッシュな遊びというわけだ」
地面師かて。
2人はその遊びに心当たりがあるらしく、
リリ「棒ある?箸でもいいんだけど」
箸を渡すと口をひょっとこに突き出して、箸の端っこを鼻と口の間に挟んだ。
リリ「はひゃく(早く)はひゃく受け取って!」
オーガスタが同じようにひょっとこ口と鼻の間にもう片方の端を挟み受け取る。リリーが離す。パスだ。
パスされたオーガスタは身体を180度回す。その隣へリリーが移動する、パスを受ける、繰り返し。バケツリレー式に進んでいく。
リリ「これで競争するんだよ!」
シオ「天才だ!!!!」
夫「(苦笑)」
確かにフィジカルでプリミティブでフェティッシュでイカれた遊びだ。ぜひみんなでやりたい。
私案
・人間ダービー
私の家はベランダから中庭を見下ろせる。
中庭はサークル上になっていて、リレーをやるにはもってこいだ。
8人のうち4人は走る。もう4人はベランダから見下ろして賭け、応援する。
※ご近所に配慮して声援を送るのは禁止
・盛り盛り伝言ゲーム
最初の人が話したエピソードトークをちょっとずつ盛って伝言ゲームをするという遊び。(YouTubeで観た)動画回しておいてリプレイをみんなで観たい。
うーん、なかなかリリーの案には敵わないな。
クリスマスパーティーまで1ヶ月。
イカれてて笑えるレクリエーションを収集しておりますので、心当たりのある方はぜひ。