見出し画像

【ギター初心者奮闘記①】怠惰な僕が挫折しないために講じた3つの施策

フリーランス作曲家のシエシ度です。

「弾けるようになりたいと思っては押し入れから引っ張り出し、数日後には挫折する」

というのを子供の頃から繰り返してきたギターでしたが、
先日、ろくに弾けもしないのに新品を購入してしまいました。

▼購入したときの記事です

購入してから執筆時点で2か月半が経ちましたが、なんと、初めてほぼ毎日練習を継続できています。
コツコツ努力を積み重ねていくことが苦手な僕が、こんなに練習を継続できていることに自分でも驚いています。

この記事では、何が何でも挫折しないために僕がやった3つのことを紹介しています。

▼ちなみに、執筆時点ではこんな感じです

▼弾いたのはこの曲です(いい曲なので聴いてね)


①人を巻き込み、後戻りできないようにした

途中で逃げられなくするため、ネットでギターをポチった時点で2つのプロジェクトを立ち上げました。

  • ボカデュオ2024参加

  • バンド立ち上げ

実は、先ほど↑に掲載した「オキニのアリス」という曲はボカデュオ2024の参加曲でして、
僕は作編曲・ミックス・マスタリング・ギター演奏を担当しています。

ボカデュオとは_
『歌い手・ボカロP・絵師・動画師・MIX師 等』でチームを組み曲を完成させる投稿祭です!

出典:Vocaduo(https://ishidadao.wixsite.com/vocaduo

▼イケイケなチームメンバーです

ボカデュオ2024参加チーム「LISTY.」メンバー

バンドの方はメインボーカルが決まっておらずまだ本格始動できていませんが、
この準備期間に作曲担当である僕が曲をどんどん作ったり、その曲のギターを本レコーディングしたりと、着々と前に進めることでモチベーションを維持しています。
曲をメンバーに共有するたびに褒めてもらえたり、ギターの演奏を聴いてもらう度に上手いと言ってもらえたりして、毎日モチベーション爆上がりです。

優しいバンドメンバーに報いるためにも、一生懸命練習しようという気持ちになれます。

②弾いて楽しい、上達して楽しい基礎練習を選んだ

基礎練習は退屈なものですが、残念ながら上達には欠かせないと思っています。
既存曲のコピーという実践的な練習ももちろん重要ですが、これだけでは文字通り基礎的な実力がつきにくいと考えています。
スポーツでも練習試合ばかりをするのではなく基礎練習を欠かしませんから、これと一緒ですね。

というわけで、どうせ基礎練習から逃げられないのであれば、なるべく楽しいものを習慣化しましょう。

Youtubeでギター教則系の動画を色々見漁った結果、僕が一番やりたいと思えて、ほぼ毎日続けられている基礎練習を紹介します。

▼この動画のレベル3~5をメトロノームを使いながらほぼ毎日やっています

最初レベル5は訳が分からなかったですが、出来るようになると何だか上手くなったような気持ちになれますし、明らかに左右の手のシンクロ率が上がったのでおすすめです。

他に楽しい練習といえば、弾けるようになりたいフレーズをひたすら弾くというのもやっています。

▼例えばこの曲のリフを毎日延々と弾いています

最初は全く手も足も出なかったので半分以下のスピードから始めましたが、今では0.9倍速ならギリギリ弾けるくらいになりました。

一曲通して弾けるようになった方が成長は速そうですが、まずはワンフレーズから気軽に始めてみると楽しく続くと思います。

▼弾いたのはこの曲です(ちなみに僕はオーラルの大ファンです)

③なるべく録音しながら練習した

DAWの画面(オキニのアリスで録る)

録音…頭では分かっていてもやりたくないことナンバーワンと言っても過言ではないと思います。

  • そもそも録音すること自体が面倒くさいですし、

  • 下手くそな自分の演奏なんか聴きたくないですし、

  • 録音していると思ったら緊張して楽しくなくなってしまいます。

ですが、なるべく短い時間で大きく上達したいと思うのであれば、そうも言ってられません。
むしろ録音するだけで上達が早まるバフがかかると考えれば、コスパが良く感じられませんか?

僕はそのバフにお得感を覚え、
「自分は今とても効率の良いことをしていて、上手に人生を謳歌しているんだ」
と思うことでモチベーションを上げています。

ところで録音してみると、見たくなかった沢山の粗が見えてきました。

  • 弾いていない弦のミュートができていない

  • 左手ばかりに気を取られて右手のリズムが甘い

  • 弦を押さえる角度が悪く、少しピッチが上がっている

特にミュートできていないことに関しては録音しないと気付くことが出来ませんでした。
正確にはミュートが甘い自覚は録音前からあったのですが、まさかミュートができていないとここまで聞き苦しいサウンドになってしまうなんて思ってもみませんでした。

録音することで酷い演奏を自覚なく晒してしまうことを未然に防ぐことができましたし、緊張への耐性がある程度つきましたので、録音を習慣にして本当に良かったです。

きっとこれからも沢山発見があるんだと思うと、むしろ録音することが楽しみにすらなってきています。


いかがでしたでしょうか。
参考になりましたら幸いです。
また次の記事でお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?