いのちのやくそく ・ 子どもの存在をありのままに受け入れる 175
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「いのちのやくそく 」(池川明、上田サトシ著、2016年8月1日、センジュ出版より発売)より抜粋して、少しずつ「マガジン『いのちのやくそく』」に書いています。
今回は、「子どもの存在をありのままに受け入れる」です。
いつの間にか何事においても「ふつう」が一番良いと思ってはいませんか?
「普通でない人」を自分のことのように感じて、好きになれなくて認められない。そんなことはありませんか?
普通の子どもが一番良くて、普通でない子どもをどうしたら良いのか解らない。認められない。
それは周囲を気にして、周囲の人たちの物差しを自分の指針にして、自分の生き方を見失っているからかもしれません。
そんな時は、目を瞑って、深呼吸をしてみてください。
自分が何を感じて、何をしたくて、何処へ向かおうとしているのか?
そして「何を感じているのか?」を、自分自身の心の深いところにいる自分のたましいに聞いてみてください。
そして、自分と子どもの「自由を認めて、何をしたいのか?」を真摯に聞いてみましょう。
「子どものありのままを受け入れる」ということは、本当は「自分をありのままに受け入れる」ということなのだと思います。きっと自分の進む道が見えてくると思います。
下記の関連情報もご覧ください。
・「23週でうまれた赤ちゃん」のお話(ユーチューブ
・「いのちのやくそく」続編→「アルジャーノン・プロジェクト」
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子どもの存在をありのままに受け入れる
いのちは奇跡のようにお母さんのもとにやってきます。しかし、その後に子どもが生まれ、子育てが始まると、感動が次第に色あせて、日々の生活の中で時に子どもの存在を受け入れ難く感じる日もあるのだと思います。
静岡県で幼児教室に通われるお母さんたちにお話しと瞑想をさせて頂いた時のこと。参加されたお一人からメッセージをいただきました。
この方のお母さんは癇癪を爆発させてしまう傾向があったので、お母さんは子育てに大変な労力を必要とされていました。精神的に体力的にもとてもしんどかったと思います。
「子どもを受け入れる事ができなかったわたし」
Nさん・30代
正直なところ「子どもを心の底から無条件で受け入れる」という事が、私にはできていませんでした。子どもが「普通」であって欲しくて、「普通学級に入る事ができたら、子どもを認めてあげてられる」と思っていたのです。
アルジャーノン・プロジェクトを受講して、生まれて初めて、今の幸せを感じる事ができるようになり、子どもに対して心から「生まれてくれてありがとう」と思えるようになりました。
「普通」なんてことはこの世にはなく、ひとりひとりを基準にすれば良いんだと思え、子どもの良いところを見て誇らしく思えるようになりました。
今までは不満が大きく出てきそうになったら瞑想をして、相手の気持ち、子どもや家族の気持ちを考え、落ち着けるようになってきました。家族それぞれも、自分自身の気持ちを上手に出せるようになってきた気がします。
このプログラムは子どものためというより、自分自身に必要だったのだと改めて感じています。
このお子さんは、感情のアップダウンを繰り返しながら少しずつ落ち着いていったのですが、それはお母さんも同じだったようで、家族全員に何度も気持ちの浮き沈みがあったようでした。
それでも、「この子どもがいたから家族の将来を考え、幸せを感じられるようになった」と、前向きに家族の将来を考えることができるように変わっていかれました。
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