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写真の中の主人公のハナシ
終活フォトグラファーの玻璃です。
私の場合、写真を撮るときにその画角の中での主人公を決める。
お花を撮るときは、たくさん咲いているお花の中から気になる子を見つける事から始める。
どの子に決めるか?
綺麗に咲く花を選んでいるとも限らなくて、なんとなく語りかけてくれる花がいるのが不思議。
そうするとなんだかこちらも
「この子はかわいらしいお顔だからふわっと撮りたいな」
とか
「この子は妖艶な雰囲気だから暗い中にキリッと咲いている感じに撮りたい」
とか
そのお花の雰囲気で撮ったり現像したり加工したりする。
コレって人物撮影にも言えるなぁと思う。
私が苦手だったポートレート撮影。
でも最近はとても楽しい。
被写体さんとの会話の中で、その人らしい笑顔を見つけたときにシャッターを切りまくる。
お花を撮るときに風が吹くなら風待ちをする。
それと同じように、その人らしい笑顔が出るまでお話しすればいい。
素敵な笑顔の写真…特に生前遺影を撮影するなら被写体さんが頑張ることはないのだ。
私から歩み寄って笑顔を見つけにいく。
自然に咲くお花がただそこに自分らしく咲いてくれているように…。
ではまたお会いしましょう。