通勤電車で年720時間 アニメに費やす
電車の中、なにして過ごす?
これは人生を左右する大問題です。
なぜなら私が会社に行こうとすると、
家から片道1時間半かかるんです。
往復で3時間かかるんです。
3時間を週5日、
つまり15時間も通勤に費やしています。
いやいや、人生の大問題だから、もっと大きな視野で捉えなくては。
私は年間240日ぐらい働いている気がします。たぶん。きっと。
では3時間を240日続けたら……?
なっ、ななぁ、720時間も通勤にーっ!
それでは、あらためまして、こんにちは。
私、通勤電車の中でスマホを持って、アニメや動画を見ること、
720時間の人です
ずっとスマホ見てるわけじゃないだろう!
歩いてる時間もあるだろう!
という冷静なご指摘ありがとうございます。
アバウトに生きる推定720時間の私をお許しください。
テレワーク中のあなた、もしかして私が人生を無駄にしている、と思われました?
ところがどっこい無駄じゃありません!
アニメを学ぶ貴重な時間
になっているからです。
ではなぜ私はアニメを学ぶのか?
私は、“しゃべる家電”の音声カスタマイズ「COCORO VOICE(ココロボイス)」のサービスを担当しています。
COCORO VOICEとは、ウォーターオーブン「ヘルシオ」や水なし自動調理鍋「ホットクック」、「プラズマクラスター加湿空気清浄機」がしゃべる音声を、人気の声優さんやアニメ・ゲームのキャラクター、英語、方言など、好きな音声に変えられるサービスです。
これまでにも、さまざまな作品や声優さんのカスタムボイスを発売してきましたが、もっといろんな作品や声優さんとコラボしたい!
そんな想いで、往復3時間をアニメや声優さんが出演する動画視聴に費やしているのです。
おかげさまでCOCORO VOICEは、購入されたお客さまから大変ご好評をいただき、こんな声をいただいています。
QOL、Quality of Life、生活の質。
または暮らしの幸福度。
日々の生活の中で、大好きな声にあいさつされたり、料理をおすすめされたりすると、気持ちが高揚して幸せになれる、とたくさんの人がおっしゃってくださいました。
家事をねぎらう“しゃべる家電”
そんな作品・声優さんファンの人たちだけにとどまらず、私たちは「家事をする人すべての背中を押せたら」と思っています。
家事って、
日常なので、やって当たり前だと思われがち。
しかも、家事をがんばっても、ねぎらいや励ましの言葉をかけられることは、そう多くはありません。
一人暮らしなら、なおのこと。
そこに、もしアイドルマスターのカスタムボイスがあれば……。
ホットクックがあなたを応援します。
ヘルシオがあなたを盛り上げます。
大好きな声がキッチンに流れることで、「死ぬほど嫌いな家事」の時間(当社の公式Twitterにも多くのリプライが寄せられました)が、「推しと過ごす幸せな時間」に置き換わっていくのです。
さらに、音声を好きな声に着せ替えられた家電は、無意識のうちに擬人化され、好きなアニメキャラや声優さんが憑依して人格を持つようになります。
使う人を励まし、癒やす「パートナーのような存在」として認められていく。そんな幸せな奇跡が、あちこちで起こっているのです。
喜びの声だけでなく、アニメ・声優ファンの方たちからも「この作品のボイスがほしい」「あの声優さんにやってほしい」というリクエストが毎日続々と届いています。
(2022年2月8日追記)
【あなたが選ぶ 欲しい家電ボイスランキング】最終結果発表を公開しました!!
※COCORO VOICEの告知音声を止めたい時はこちら
私も、過去の作品や直近の作品を観ていると、ファンの人たちと同じ熱い想いが心の中に広がります。
同時に、ファンの人たちから寄せられる期待の声に、私たちのスピードが追いついていないことをもどかしく思う、そんな気持ちもフツフツと湧いてくるのです。
開発者としての葛藤とジレンマ
私たちのもどかしさについてお話しするために、COCORO VOICEのルーツであり、すでに販売が終了したロボット家電COCOROBO(ココロボ)のことから書いてみたいと思います。
名前が似ているので、ここでは「ロボット家電」と呼びましょう。
ロボット家電は、人工知能を搭載し、掃除機能とプラズマクラスターで部屋をきれいにする家電です。音声認識機能で人と対話し、なんと!元の音声を自分で録音した好きな音声に変えることもできる機能を搭載していました。
私はそのロボット家電チームにいて、もっとかしこく、もっと言葉数を増やす方向へ舵を切る、そんな取り組みをしていました。
その時から、気づいていたんです。
「かしこい」の他に、
もう一つ、ニーズがあることを。
ロボット家電の音声を、「スキ」な声に変えたい。
声優や俳優、アイドル、アニメやゲームのキャラクターのいきいきとした声に変えたい。
そんな絶対的なニーズがあることを。
(そのニーズに応えるべく、トライしたのが、プレミアムCOCOROBOシリーズになりますが、これはまた別の機会に語らせてください)
そうこうするうちに、家電のIoT化により、よりかしこく便利に進化させる「AIoT」の取り組みへと、ロボット家電の思想は受け継がれて、より大きな流れとして「かしこい」を追求することになっていきました。
「かしこい」の王道を爆進している時に、「スキ」の脇道まで行こうとするのは無理がある。
そう思って脇道を見ないふりをしていた私に、それでも「スキ」を極めたいと訴える同僚もいましたが、私は「今は、まだだ」となだめる側に立っていました。
頭の中には、カスタムボイスのアイデアが、ずっとありました。
あったんだけれど、それを事業として成立させる設計図が描けていなかったのです。
それでもいつか、家電のカスタムボイスのサービスをつくりたい。
そう思って、ホットクックのカスタマイズサービス第一弾となる「戦国BASARA 伊達政宗Ver.」を開発する時に、クラウドから音声をカスタマイズできる仕組みのベースを構築しました。
この仕掛けがあれば、いつかカスタムボイスの事業を立ち上げられる日が来るかもしれない。
そこから約1年半後、COCORO VOICE(ココロボイス)が産声を上げ、今では多くの人に愛されるサービスへと成長しました。
だが、それでも私にはまだ葛藤があり、開発者としてのジレンマがあるのです。
100点のサービスではない
COCORO VOICEは、ヘルシオやホットクック、空気清浄機が話すすべての音声をカスタマイズするまでには至っていません。
シャープの看板を背負って製品やサービスを発売するなら、100点を目指すべきなのです。
特に家電製品は、市場に出回る商品の中でもお客さまが期待するハードルが高いので、限りなく100点に近づけてから世の中に出すべきだ。
長年そう思って仕事をしてきただけに、発展途上のサービスを提供することがどうしても落ち着かないのです。
しかし、クラウドファンディングなどを活用してスタートしたCOCORO VOICEは、ある意味、今の時代に合ったモノづくりの枠組みを備えています。
お客さまの声をお聞きし、求められるものをつくり、また声をお聞きして改善していく。お客さまとメーカーが伴走しながらモノづくりを進めるアジャイル型の開発だからこそ、実現できたこともたくさんある、と理解しています。
それでも、すべての音声をカスタマイズできない焦燥感とやりきれなさが拭えません。
ヘルシオやホットクックの膨大なメニューをすべてカスタムボイスにしようとすると、とてつもない時間とお金がかかります。本体の仕様にはどうしても書き換えられない領域があって、そこに対応しようとすると様々な調整や開発が必要になります。
それでも、私は、やりたいのです。
皆さんのご意見をお聞きしたいのです。
COCORO VOICEが
次のステージへ進むには、
しゃべる家電が
次のステージへ上がるには、
何よりもお客さまが求める
ステージに達するには、
もっと多くの音声を「好きな声」にカスタマイズできるようにすることが絶対必要だと考えています。
そのためにも応援してくれる方を増やそう!と社内営業活動を展開していますが、なにぶん私たちは小さなチームですので人手が足りず、まずはCOCORO VOICEをもっと大きな事業に育てるべし!と鋭意努力しております。
社内営業活動と並行して、まずはできることから!ということで、家電のカスタムボイスを愛でてくださる方たちの期待にもっと応えるために、作品・声優さんファンの方たちと同じ目線になるために、私は通勤時間以外のプライベートもアニメ・動画鑑賞で埋め尽くしています。
布団に入って朝まで観る
寝るまでの時間はほぼ毎日、アニメや動画を観ています。疲れている日は30分。そうじゃない日は危険です。
「ゆるキャン△」を見始めた時は全然止まらなくなっちゃって、ほぼ徹夜で1シーズンを完走してしまいました。気づいたら朝の4時……
別に仕事としての義務感があるわけじゃなく、出世したいと頑張っているわけでもなく。ただただ夢中になって見入ってしまうほど、良い作品ばかりなわけで。
徹夜はイコール確信。時間を忘れさせてくれるこの作品とコラボできたら、みんな絶対に喜んでくれるはず!
おかげで月末はいつもギガが死にかけです……
あっ、もちろん、家族団らんの時間はしっかりキープしています。そこまで費やしたら、何かが崩壊する音が聞こえてきそうで。
妻も子も、食事や団らん以外の時間に私がアニメや動画漬けになっていることは知っています。でも、真実は知りません。フッ。
COCORO VOICEサービスが始まって1年と少し。準備期間を入れると、もっと前から。その間ほとんど毎日観ています。気がついたら、わが子よりアニメに詳しい父になっていました。
エゴサする毎日
毎日どころか、半日に1回ぐらい、SNSやブログをエゴサーチしています。直接いただいたメールも、SNSのDMも見ています。
「TIGER & BUNNY 2」とのコラボ音声を出す時も
「プリキュア」の時も
「アイドルマスター」の時も
「ゆるキャン△」の時も、見てました。
声優さんとのコラボの時も、見てました。
(豪華メンバーはこちらから)
言ってみれば、インターネット上に飛び交っているメッセージや写真、動画はすべて拝見しています!
ちょっと言い過ぎました。
できるだけすべて!
東に「ココロボイス」
とつぶやく人がいれば飛んでいき、
西に「家電ボイス」
と書きこむ人がいれば駆け寄って、
南に「ヘルシオ」
を語る人がいれば行って手を握り、
北に「ホットクック」
を使う人がいれば行って抱きしめる。
ような気持ちでキーワードを検索し、温かい応援も厳しいお叱りも可能なかぎりすくい上げ、ありがたく受け止めております。
推しの声の発売はまだか、まだかと待ってくださる方。
新しいカスタムボイスのデビューを我がコトのように祝ってくださる方。
COCORO VOICE搭載の家電で、生活の満足度が上がったと喜んでくださる方も数多くいらっしゃいます。
こんな開発者冥利に尽きる家電が今まであったでしょうか!?
いや、ありはしない、ワタシ史上。
前回のnoteでは、「声優」の皆さまへの愛とか尊敬を書かせてもらいましたが、それと同様に、お客さまへの愛とか感謝を叫ばせてください!
お客さまへの愛とか!感謝とか!
いつもお客さまを柱の陰から見守っていた私に、noteという発言の場が与えられたのをこれ幸いと、私たちがお客さまのボイスにどれほど励まされているかを力いっぱい弾き語りたいと思います!ジャジャーン!
それでは、印象的なお客さまのお話から。
「あ、僕のことだな、私のことだな」と思った方。そうです、あなたのSNSやブログを、私たちチームメンバーがどれほどニッコニコしながら拝見していることか。チームを代表して心からの感謝を贈ります。
ありがとうお客さま
まずは大勢の皆さまへ。
おかしいでしょう?お礼を申し上げるのはこちらです!あきらめずに待っていてくださって本当にありがとうございます!
ニックネームをつけるお客さま
声優・緒方恵美さんのボイスが憑依したヘルシオは、世間では「ヘルシ緒」と呼ばれます。まさか、まさかのご本人公認の愛称です。
皆さま、緒方さんといっしょに料理を楽しんでくださっているようです。
布教するお客さま
ホットクックからは時々、声優さんの声でCOCORO VOICEのCMが流れます。
(※ COCORO VOICEのCMを止めたい方はこちら)
以前からホットクックを所有されていた人は、
二兎を追うお客さま
声優・中井和哉さん演じる「戦国BASARA」の伊達政宗カスタムボイスをお持ちのお客さま。
が、きっと月曜から水曜は伊達政宗さん、木曜から日曜は江口さん、と同居生活を堪能されていらっしゃると推察いたします。
家族会議のお客さま
ホットクックや空気清浄機には、期間限定の発売にはなりますが、作品のキャラクターやモチーフをプリントしたカスタマイズモデルがあります。もちろんカスタムボイスもついて。限定だけに値段は少々上がります。
どうぞ目でも耳でも楽しんでください。
神棚のお客さま
「戦国BASARA」とのコラボは、COCORO VOICEのルーツとなるロボット家電「COCOROBO」、しゃべる掃除機の時代にまでさかのぼります。そのプレミアムシリーズとして伊達政宗Ver.を発売。その後発売したホットクックのコラボ商品も伊達政宗Ver.でした。
ところが「戦国BASARA」には、伊達政宗と双璧をなす真田幸村というキャラクターがいるんです。人気投票で石田三成に抜かれることもあるので、三大武将の一人、ですね。
その真田幸村ファンの中に
と言い続けてくださった人がいました。
私たちは水面下で準備を進め、ようやく声優・保志総一朗さんボイス実装の真田幸村Ver.カスタマイズモデルを発売するとリリースした、確か、その当日。
手作りの神棚に(祭壇かも?)、商品代金ぴったりのお札をお供えされているお姿をお見かけしたのです!
SNSで見たのか、動画で見たのか。ともかく、夢を貫き通されたご様子に、さすが義に生きた武将の信奉者、あっぱれなり、と心の中で深々と頭を下げました。
お披露目会のお客さま
あれは「戦国BASARA」とのコラボを発表するお披露目イベントの時でした。
会場へ来られたお客さまが、私たちに直談判されたのです。
あれ、今日ってタイバニの日でしたっけ?
そう言って、別作品のお披露目会場でメーカー社員に迫るファンの愛の尊さよ。
あの時は「ご意見ありがとうございます。前向きに検討させていただきます」と政治家風にお返事しましたが、あなたをはじめとするTIGER & BUNNYファンダムの熱量に胸を打たれ、実現までの山あり谷ありを踏破して、ついにこのたび「TIGER & BUNNY 2」とのコラボ商品が発売できました!
こんなにもCOCORO VOICEを楽しみにしてくださる方たちのために、プレゼント的サービスもご用意しました。
ヘルシオやホットクックがおすすめする料理をつくると……
ご褒美ボイスが発動!
たとえば
とおすすめし、調理が完了したら、対象メニューのご褒美ボイスがランダムで発動。
ご褒美ボイスをすべてコンプリートしようと、おすすめ料理をせっせと調理してくださる人もいらっしゃいます。
選りすぐりのメニュー!
おすすめ料理は、ヘルシオやホットクックでよく作られている人気メニューを中心に厳選。
でも中には、年に1回ぐらいしか作らないだろうなと思われるケーキのメニューを入れたカスタムボイスもあります。
厳選メニューなのに?
実は、お菓子づくりが好きなキャラクターがいるんですよ。
ハズせません。
キャラクターに合わせたメニュー開発にも挑戦していますが、こちらはなかなか難しくて……。
「グルメ武将の伊達政宗っぽい料理を作りたい!」
そう思って、仙台名物の牛タンを使ったカレーを開発しようとしたこともありました。実際に社内の調理部門で試作してもらったんですが、調理時間がかかるし、難易度も上がる。どうにも納得できなくて、公式メニューとして紹介することはあきらめました。
以前からヘルシオやホットクックをお持ちのお客さまの中には、カスタムボイスをきっかけにおすすめ料理を作り、「こんなにも良い商品だったんですね」と家電本来の価値を再認識してくださる人も!
さらには、カスタムボイスのメニューだけでなく、標準ボイスのメニューまで作り始めてくれる人まで!
ボイス推しから家電推しへ
自ら言うのもおこがましいですが、私たちシャープの人間は、ヘルシオやホットクック、空気清浄機をとても良い商品だと思っています。
インターネットに接続して、使えば使うほど、日々のお料理や暮らしを助けてくれるAIoT機能が満載なんです。
でも、どうしても使いきれず、、、になってしまう人もチラホラ。
それがカスタムボイスをきっかけに、標準ボイスのメニューにも挑戦されて、「この料理すごく美味しかった」、「家電そのもののファンになりました」とおっしゃっていただけると、わが子を褒められた親の気分になります。
なんて有頂天に喜んでいる場合じゃない。
私には、さらに大きな夢がある。
愛される家電をつくりたい!
愛着を持たれる家電をつくりたいのです。
私がいう愛着とは、その人がいるだけで、その物があるだけで、幸せな気分になれて、よし明日も頑張ろうと思える温かい感情のこと。
人は愛するものに「愛」という名の冠を捧げます。
私にも愛してやまない妻がいます。
かくもこの世で生き物は、これほどまでに愛されている。
私たちがつくるプロダクトと同じ「物」なのに、自動車メーカーさんやバイクメーカーさんはずるい。
楽器も本も「物」なのに愛されてうらやましい。
一方、私たちがつくる家電製品は、家の中にあって皆さんの暮らしの一番近くにいるはずなのに、「愛家電」と呼ばれることはありません。
私はそれが残念でたまらない。なんとかして、もっと親しんでもらえる、愛される、かけがえのないパートナーとして家電製品を人生に迎え入れていただきたい。一緒に過ごしていただきたいのです。
悲しいかな、家電は以前ほど人々に期待されなくなっているような気がするのです。
ひと昔前は新しい家電が来るとなれば、一家総出でおでむかえ。なんてこともよくあるシーンだったように思います。
もちろん今も、新しい家電にワクワクしていただけていると信じていますが、これだけモノやサービスがあふれて選択肢が広がった便利な世の中では、家電に限らず期待のハードルが高くなり、相対的に期待値が下がってしまうことは必然なのかもしれません。
残念ながら家電は完璧ではありません
限りなく100点を目指していますが、ニーズに応えられないこともあります。メンテナンスも必要ですし、場合によっては故障してしまうこともあるかもしれません。
それでも私は言いたいのです。
もういちど、家電に期待していただけませんか?
シャープの製品だけでなく、今の家電製品は想像以上に進化しています。
室内の温度変化で人がいることを感知したり、その人が暑がりか寒がりかまで推測したり。
ヘルシオやホットクックも、インターネットにつないだら料理のログがクラウドに上がってAIが動き出し、学習を始めます。
ヘルシオのたくさんあるレシピから「あなたは今日これを食べるといいですよ」と提案します。
だけど、完璧ではないかもしれません。
外すこともありますし、間違うこともあるかもしれません。
それでも、すべては
「こうしたら喜んでいただけるはず」
「快適になってくださるはず」
と使ってくださる皆さまのことを想って開発した機能なんです。
そんな想いが皆さまに届かずに、見限られてしまうとしたら、これほど家電にとって悲しいことはありません。
大好きな声をきっかけに、あらためて家電の良さに気づいてくださった方がいるように、COCORO VOICEが少しでも家電に期待していただく入り口になれたら、お客さまと家電が馴染むきっかけになれたら、と思うのです。
カスタムモデルを購入し、ご家庭にむかえ入れてくださった方々は、おそらく、 単に「便利なキカイ」が届いたというだけの感覚ではなかったのでは、と思っています。
大好きな声優さんやキャラクターのボイスで語りかけてくる「大好きなキカイ」として、おむかえしてくださったのでは、と。
そして、使い込んでいくうちに「愛着」が持てる家電になってくれたら、それこそ愛家電として、かけがえのないパートナーとして一緒に過ごしていただけたら、これ以上の幸せはありません。
好きなアニメ。
好きなゲーム。
好きな声。
「スキ」を人生の指針にする幸せな人たちに向けて、私はCOCORO VOICEを通じて「愛」を送り続けられる人でありたいと願い、今日も通勤電車でスマホの画面に光を灯すのです。
COCORO VOICE 1周年記念
あなたが選ぶ 欲しい家電ボイスランキング
最終結果発表を公開しました!!
(2022年2月8日追記)
本ランキングの結果が、必ずしも家電ボイス商品化になることはお約束できませんが、本ランキングの結果を今後の家電ボイス商品の参考にさせていただきます。
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