2024.05.05 (東京・夜)BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO 2024 with Siena Wind Orchestra
東京のBRA★BRAは昼夜の2回公演。昼公演に続いて夜公演も見てきました。(昼の様子は以下のリンクから)
その様子を簡単に書きたいと思います。
01.サントリーホール内の様子
サントリーホールはエントランスの大きさの関係もあって物販列と入場列は分かれています。
物販列は信じられないくらい長蛇の列。溜池山王駅から来て上がったら列という状態でした。
中に入るとBRA★BRA開催を記念した祝い花が!
ファンがそれぞれ楽しんでいるようで、色んな盛り上がり方があって良いですね。
02.コンサートは熱気に溢れたフェスティバル
開始時間になるとブラボー係を決めたあと、シエナさん、指揮の栗田さんが登場し、1曲目『FFバトル2メドレー』を演奏。この時点ですでにかなり盛り上がりをみせます。
続いては2019年のアンコールのみ演奏された『Eyes On Me』、そしてFFシリーズの代表曲『ビッグブリッヂの死闘』です。ビッグブリッヂの死闘のタイトル発表のときにすでに歓声が上がり、植松さんからは「まだビッグブリッヂ聞きたいのか」というと大歓声に変わります。さらにビッグブリッヂが終わったあとは栗田さんが観客を煽り、ものすごいブラボーの嵐。このあたりから会場のテンションはどんどん高くなっていきます。
そしてリコーダーで参加する『FFメインテーマ』です。こちらはお昼のほうが多かった感じですが、それでも多くの人が参加。植松さんからは「リコーダー何十本あるかわからないけど、学校の授業とは全然音圧が違った」とコメントされていました。
次は究極の選択。シーモアバトルとハンターチャンスの選択。東京公演では昼と夜でお客さんが両方参加していることも多く、曲が変わりやすいのですが、まさかの『シーモアバトル』に決定。「ハンターチャンスが聞きたい方は福岡、宮城、東京追加公演にきて応援して」と植松さんが宣伝していました。
前半最後の曲…の前にお馴染みの物販宣伝コーナー。アクスタでスネアドラムが売れていないことに触れた植松さん。「買うと東さん(打楽器奏者)が喜ぶよー」と宣伝。
そして次に演奏されるのは『ルーファウス歓迎式典』とドラムのソロが特徴的な『The Man with the Machine Gun』です。
先程の見事なフリからのMachine Gunドラムソロ。曲がおわると東さんが観客を煽り、ものすごい盛り上がり前半が終了しました。
後半は小編成から。クラリネット四重奏の『Fragments of Memories』からでした。素敵な音色で観客を酔わせたあと、クラリネットでコンマスの佐藤さんが観客を煽ると完全に会場のネジがとれた状態に。ものすごい歓声とブラボーに包まれます。
そんな雰囲気の中、次のセットを準備するスタッフのみなさんが登場すると拍手とブラボーが出ます。途中で演奏者じゃないことに気がつく会場でしたが、これまでの流れとスタッフの感謝も込めて、そのまま歓声とブラボーが響き続きました。
スタッフも素晴らしいセッティングを日々してくれていますからね。ブラボーです、本当に。
さて、そんな雰囲気の中『Vamo'alla Flamenco』の演奏。榮村さんが頭にバラ🌹をつけるなど、登場からすでに大歓声。勿論、関さんのタップもさらなるキレとネタで大盛りあがり!
この2曲の雰囲気は今までの小編成の流れとは違っていて、かつてないほどの盛り上がりでした。最高に良かったです。
すごい熱気の中、少し落ち着けるようにアンケートコーナーへ。植松さんのファンクラブの紹介などもあったり、ここで少し落ち着きます。ハープは『Ronfaure』と『愛のテーマ』です。お昼と選曲変えてきたりするので、ハープの演奏も聴き逃がせません。
続いてはアニバーサリータイトルのFF8と6から1曲ずつ。『Blue Fields』は植松さんお気に入りの1曲で、個人のバンドでやるくらいの曲です。『街角の子供達』も同じく大好きな曲ということで、大編成でやりたかったとお話されました。
2曲終わると次は今年のBRA★BRAの挑戦の1つ、歌ものです。曲はFF10の名曲『素敵だね』です。conTIKIのボーカル暁さんが素敵な歌声で披露してくださいました。
後半最後の2曲。山下まみさんからは曲紹介では「アレとアレ」とだけ説明。「なにがくるか予想しながら楽しんてください」ということでした。
演奏されたのは『ザナルカンドにて』と『片翼の天使』というFFシリーズに欠かせない名曲2つです。
ザナルカンドにてでは、曲を聞きながらウンウンと、頷いて噛み締めながら聞いている方が何人も観客でいましたね。特にピアノソロですごい噛み締めている人が多かったです。
片翼の天使の後は会場からは割れんばかりの指笛とブラボーと拍手。そんな中、植松さんたちconTIKIが登場し、植松さんはピアノの前へ。アンコール曲『No Promises to Keep』が披露されました。暁さん、今回のマテリアは魔法マテリアと支援マテリア。組み合わせて登場するのがわかってる!って思いますよね。
暁さんの素敵な歌が終わると会場全体からすごい歓声の嵐。もう、煽るまでもなくものすごい空気でした。ここまでの一連の流れはまさに《お祭り騒ぎ》という言葉が相応しい、素晴らしいコンサートです。
そんなフェスの最後は『マンボde チョコボ』
まさにお祭りの最後に相応しい姿で登場した植松さんと山下さん。
conTIKIのメンバーも参戦。
さらに栗田さんはチョコボを持って登場。
さらにスクエニの渋谷さんも参戦。
もちろん演奏も大盛りあがり。
曲が終わると大盛りあがりで終了。
最後まで大盛りあがりで、やっぱり音楽は楽しいなぁと感じた公演でした。
03.終わりに
東京公演はこれで終わってしまいましたが、まだまだBRA★BRA2024は続きます。
福岡、宮城、東京とまだまだ3箇所4公演ありますので、今日楽しんだ人も是非検討して参加してほしいですね。
本当に最高なコンサートありがとうございました。
【セットリスト】
〜前半〜
FFバトル2メドレー
Eyes On Me
ビッグブリッヂの死闘
FFメインテーマ
シーモアバトル
ルーファウス歓迎式典
The Man with the Machine Gun
〜後半〜
Fragments of Memories
Vamo'alla Flamenco
Ronfaure(アンケート)
愛のテーマ(アンケート)
Blue Fields
街角の子供達
素敵だね
ザナルカンドにて
片翼の天使
〜アンコール〜
No Promises to Keep
マンボde チョコボ
【出演】
製作総指揮:植松伸夫
指揮:栗田博文
演奏:シエナ・ウインド・オーケストラ
MC:山下まみ
スペシャルゲスト:植松伸夫 conTIKI