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happy money(本田健)

「わくわく」と「しぶしぶ」。
最近お金を使うとき、どちらの割合が多いですか?


本書は、豊富なエピソードを通して、お金をさまざまな角度から見つめ直しながら、お金と幸せな関係を築く方法を指南する一冊。


大切な人への贈り物にお金を使うときは、「わくわく」します。
税金や請求書にお金を使うときは、「しぶしぶ」になります。


前者のお金との関係を「Happy Money」。
後者のお金との関係を「Unhappy Money」と本書では分類しています。


つまり、感謝や愛情などの「快」の感情で流通するお金が「Happy Money」。
逆に、不満や不平などの「不」の感情で流通するお金が「Unhappy Money」といえるのです。


本書では、「Happy Money」にいかに包まれた人生を送るかがテーマです。
「Happy Money」をどうすれば増やしていけるのかを、わかりやすく提示していきます。


しかし、提示されたことを実践しても、手元にあるお金にはなんの変化も起こりません。
紙幣の肖像が、ニッコリ笑ったり、ムッと怒ったりするなんてことはありません。


要するに、実体としてのお金に「どういう感情をのせるか」が重要なのです。
「快」の感情を自分でお金に込めた分だけ、「Happy Money」は増えていくということです。


自分を通して流通するお金に、「快」の感情を込めて「Happy Money」に変える。
これをくり返していくうちに、徐々に「Happy Money」に包まれていくのです。


お金に対して、どんな意味づけをするかは自由です。
自由だからこそ、「Happy Money」に包まれた人生を著者は強く望んでいます。


なぜなら、そのほうが個人・社会・世界に『Happy Smile』が溢れるからです。
お金に対する感情を整えてくれる、そんな印象を持った一冊です。


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https://sharedoku.com/archives/19136

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