小学生は本を読むのか問題
常連顧客の小学生たちは、
弊店のことを「かき氷屋」と呼ぶ。
水だけを飲みにくる小学生たちは、
弊店のことを「みず屋」と呼ぶ。
「おっちゃん、この店本多いなあ。なんで?」
「実はここ、本屋さんやねんで」
「そうなん! 知らんかった」
こんな具合であるが、
小学生が本を読まないのか?
と言うと、思いの外そうでもないと感じる。
小学生に人気と言われている本を目立つところに置いておくと、
手に取って読む子も多い。
「おっちゃん、この本、図書室にもあるわあ」
「おっちゃん、この本、知ってるでえ」
ってな感じで本を読み始める。
もちろん、多いってわけではないけれど。
読書調査でも小学生の読書率は若干増えているそうだ。
大人が読まないんだね。
子どもたちは、水を飲みながら自ら手に取って本を読む。
読まされる感が無いところが、
弊店の良さだと思っている。
こんな子どもたちが増えたら、
世界から戦争なんて無くなるのになあって思った。
(らおばん)
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