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Day2 9.29 MUSIC CITY TENJIN 2019

2日目は、昨年台風でキャンセルになったアーティストが多くラインナップされていた。こうやって、あの日観たかった、、という想いにも応えてくれるのがこのフェスのいいところだ。蒸し暑さはあったけれど、降りそうで降りきらないいい感じの曇り空でとても過ごしやすかった。あと人がめちゃ多かった。

11:30- ポップしなないで
福岡初ライブ。ピアノボーカルとドラムコーラスというミニマルな編成から、突拍子もなくセカイ系的な世界観に飛び出していくという楽曲ゆえ、こちらのイマジネーションを掻き立てるライブだった。こういう大きな音を出しづらいライブにおいてもしっかり踊らせる音作りをしてあって、洒落た聴き心地もあるのイイ。こっちを盛り上げようとせず、自分たちの美学の中で勝手にやってる雰囲気もよかった。歌声の粘っこさに反して、ころころとした鍵盤の音と軽快な四つ打ちの妙味。

-setlist-
1.魔法使いのマキちゃん
2.救われ升
3.おやすみシューゲイザー
4.Creation
5.フルーツサンドとポテサラ
6.丑三キャットウォーク


14:30- 畳野彩加(Homecomings)
2年連続の出演。昨年は『WHALE LIVING』がリリースされていなかったので、日本語で歌っとる!と驚いたけど、すっかりその姿も馴染んで、よりリラックスしていた気がする。相変わらずクールで凛とした佇まいから、ああいうぬくもりある歌声が出るとそりゃ好きになっちゃうよなー!前日のキセルに続き、まさかの2日連続「くちなしの丘」も聴けた。「Cakes」は今年1番怖かった映画の主題歌だけど弾き語りだとまったり聴けたから、本来こういう曲よな!って。テルちゃんのせいだぞ。

-setlist-
1.Smoke
2.Hull down
3.Parks
4.Blue Hour
5.くちなしの丘(原田知世/キセル)
6.Cakes


15:50- コトリンゴ 
昨年のリベンジで、昨年と同編成でやってきてくれた。これ1本でやっていけますよ、というような麗しきピアノソロ曲で幕を開け、リズム隊とのトリオやホーン隊とのクインテットなど自在な編成で見せる50分だった。ハミングだけで空間を支配してしまえる。ドラマーの鈴木郁さんはジャズ畑の人のようで、高貴なメロディを肉体ごと揺さぶらせるような凄まじいビートだった。南波志帆「みっつの涙」のカバーから疾走感溢れる「おいでよ」の流れは、まるで滑空してるような気分になった。

-setlist-
1.雨あがる
2.ツバメが飛ぶうた
3.迷子になった女の子
4.悲しくてやりきれない
5.漂う感情
6.みっつの涙
7.おいでよ
8.classroom
9.たんぽぽ


17:10- スガシカオ
やはりすごい集客。リハでの「サヨナラCOLOR」カバーでだいぶ浸る空気を作ってくれた。しかし本編1曲目はパワフルに「19才」。アコギだからって素朴な雰囲気にしたりなどはしない。Fuyuのドラムに、シーケンスのビートもあり、なんなら「Festival」ではアコギも打楽器に変えてガンガンに踊らせてくれた。市役所前で聴くにはちょいとドープすぎる曲もいいけれど、やはり胸を打つ「黄金の月」の美しさよ。誰もが聴きたい楽曲もしっかりと交えたオープンマインドなライブだった。

-setlist-
リハ:サヨナラCOLOR(SUPER BUTTER DOG)
1.19才
2.Festival
3.アシンメトリー
4.黄金の月
5.傷口
6.夜空ノムコウ
7.Progress
8.U.S.A(DA PUMP)
9.見る前に跳べ.com


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