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平成のベストトラック31
選出に大苦戦。というか実際もっと挙げたい曲はあったのだけど、1アーティスト1曲という縛りと、今作ってる「平成のベストアルバム31」に選んだアルバムの収録曲は外すという苦肉の策で何とか30曲に。そして全ての始まり、という1曲を加えて合計31曲。50音順。ハッシュタグの締め切りが今日なので慌てて投稿。これが僕の平成サウンドトラック、泣いちゃう。
1.大森靖子「愛してる.com」
「推す」というフィーリングを知らない人に聴かせたい。<君の落書きに面白いものなんて一つも>なくても<ついていきたい>と思う感情のことだよ!
2.Galileo Galilei「青い栞」
春と夏の間くらいの気候の中で、ジュブナイルの欠片が切なく光っている。今となってはこのバンドの在りし日と重なって聴こえてしまうなぁ。
3.岡村靖幸「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」
イントロだけで天まで昇ってしまうだろ。<青春って1,2,3ジャンプ>って意味分かんなくても飛び跳ねちゃうよなぁ、後引きずる感じの幕引きも良い
4.アカシック「アルカイックセンチメント」
共感を飛び越えてなぜだか琴線に触れるものというのがあって。淡泊だけど悲しい別れの唄、そこに入り込む男コーラスの能天気さも妙に沁みる。
5.ASIAN KUNG-FU GENERATION「今を生きて」
浮足立ったビートに乗せ、出会いと別れを重ねる人生を何気ない場面を活写して舞い踊る祝祭の歌。聴き終わると心がぽかぽかしてたまらなくなる。
6.cero「Orphans」
世界がいかんともしがたい方向へと突入しているその頃、パラレルワールドへの扉は僕らへと微笑みかけている。と思うことで楽になる心もあるはず。
7.くるり「奇跡」
日常を全て塗り替えてしまえるような仕草や言葉、その1コマがただ愛おしい。感傷のすべてを込めたような最後のギターソロにどうしても泣く。
8.銀杏BOYZ「銀河鉄道の夜」
こんなにたっぷりした曲なのに、狂ったように駆け出したくなる不思議さよ。バッハの原曲より聴いたバッハの旋律のギターソロで天に召されたい
9.チャットモンチー「コンビニエンスハネムーン」
<日本生まれ日本育ち>っていう飛び道具なワードをサビ頭に持ってきて、こんな"かけがえなさ"に昇華しちゃう橋本絵莉子に拍手を。ありがとうだよ。
10.パスピエ「最終電車」
この曲全体を包み込むムードが、未来都市のガールミーツボーイって感じですごく好き。人の心は何世紀経っても変わらない、夜の境界を彩る歌。
11.アーバンギャルド「さよならサブカルチャー」
アイデンティティ形成に基づく趣味への依存、その断罪を歌っているはずなのになぜだかむしろその深淵へと近づいてしまっている。しょうがない。
12.The SALOVERS「サリンジャー」
戻れぬ日々をずっと歌い続けている。見知らぬ青春をも眼前に蘇らせ、儚げなあの娘を見つめ続けている。このバンドは永遠と一瞬を共に叫んでいる。
13.スカート「静かな夜がいい」
瞼の裏に浮かび続けるあの娘の顔でどうしようもなく眠れなくなる夜のねじきれそうな気持ち。サビでの絞り上げる歌声が胸を締め付けて仕方ない。
14.中村一義「主題歌」
人生のテーマソングって必ずしも死ぬ時には流れるものでなく、生きる中でふと気づくもので。彼にとってのそんな歌を聴かせてくれたことが嬉しい。
15.the pillows「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」
アルバムバージョンのほう。1分以上に及ぶイントロで、途端に夏の平原へと吹き飛ばされる。起伏の少ないフレーズで示される圧倒的な"独り"。
16.GOING UNDER GROUND「STAND BY ME」
「そばにいて」という題名を冠しながら、ここにいない君に思い巡らす歌という点でもうやられる。素直に大人になるって本当に難しいことなのだよ
17.サカナクション「セントレイ」
夜を突き破るハイファイなシンセフレーズと大きく開きっぱなしなメロディに興奮する。ライブでサビをメンバー全員で歌うとこで胸がギュッとなる。
18.東京事変「透明人間」
J-POPのど真ん中をゆくメロディにして常識的でないアンサンブル。愛する人に捧げる歌という純真さ、このバンドのピュアネスも滲み出している
19.電気グルーヴ「虹」
未知なる絶景を電子音で構築していくような緻密に組み上げられた最高峰テクノ歌謡。神秘的な逆再生が降り注いで、瞬く間にトリコ仕掛けになる。
20.クラムボン「バイタルサイン」
ピアノ、ベース、ドラム、声、すべてが音楽として心を殴ってきて凄まじい。ライブ音源があまりにも怖い。美しすぎて、迸り過ぎて、恐ろしい。
21.ももいろクローバー「走れ!」
誰かのための何かでありたい青さを笑い飛ばしてしまう前に動き出せたらどんなに素晴らしいことだろうか。いつだってそんな晴れた気持ちをくれる。
22.メレンゲ「バスを待っている僕ら」
ふわふわと不安定なまま、少し狂ってるくらいに募る君への思慕が、ソフトでポップに綴られている。届かない思いが流れつく場所はいつも寂しい。
23.Homecomings「HURTS」
このラインナップ唯一の全編英語詞。意味など分からずとも零れ落ちてくる強烈なセンチメンタル、意味を知ればさらに引き立つ、ある嵐の日の感傷。
24.クリープハイプ「百八円の恋」
この声で歌うから届かない場所もあれば、この声でなければ意味を為さないことも沢山ある。この「痛み」は、その象徴。投げつけ、殴りつけてくる。
25.Base Ball Bear「不思議な夜」
恋が始まりそうな、いや別に始まらなくても、うわぁこの時間めっちゃ永遠じゃん、、ってそんな温かさを感じれる日があれば生きてる意味があるよな
26.N'夙川BOYS「プラネットマジック」
星がポコポコと降り注いでくるようなキラキラなロックンロール。へろへろな演奏でもピンとこない歌詞でも、無関係に心揺さぶってくるのが音楽だ
27.ねごと「ふわりのこと」
蒼山幸子という毎日を丁寧に生きすぎなソングライターのキャラクターが存分に味わえる曲。ピアノの1音1音に愛しさが行き届いている。恋しちゃうな
28.私立恵比寿中学「誘惑したいや」
日本を代表するポップミュージックグループ、初期のピュアネスの結晶のような。刹那を生きる少女たちの息遣い、その尊さにどうしても抗えない。
29.SUPERCAR「Lucky」
オルタナ界を代表するデュエットソング。すれ違い続ける「私らしさ」と「男らしさ」、その2つがラッキーというワードに帰結する見事な会話劇。
30.YUKI「ランデヴー」
ジェットコースターのような歌だな、と思う。どこまでも終わることのない、無我夢中な恋の唄。それにしても、僕は夜と恋の歌が好きすぎるな
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31.トンガリキッズ「B-DASH」
任天堂大好き小学生だった僕と音楽シーンを繋いだ最重要曲。これがMステで披露されたのを観た事が、僕の現在を形作っていると思うと感慨深いぞ。
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