何をしても痩せない…原因と解決法!
何をしても痩せない理由
痩せようと努力をしているけれど何をやっても痩せない…
そんな場合は、ダイエット方法が誤っている可能性が凄く高いです。
誤った知識のダイエットを続けていても、効果は期待できないですよ。
痩せるには、まず正しいダイエットの知識を得る必要があります。
まずは、現在実践しているダイエットが間違っていないかどうかをチェックして、何をしても痩せない場合に理由を探ってみましょうね。
実はカロリーを摂取しすぎている
痩せないときの大きな原因の一つが、カロリーの摂取しすぎがあります。
理論上、消費カロリーよりも摂取カロリーが低ければ痩せるはずです。
あくまでも理論上です。
痩せるためにカロリーに気を遣って食事を取ってるけれど痩せない場合は、実は摂取カロリー量が多い可能性があります。
1日3回の食事できちんとカロリーを計算していたとしても間食を取ってたり、1回の食事のカロリー量が多すぎる場合とか、食べたものすべてのカロリーをきちんと計算してみましょうね。
お菓子やファーストフードなどの高カロリーな食べ物はもちろん、コーヒーやジュースなんかの飲み物もカロリー過多になる原因の一つになるから注意がですよ。
食事をするタイミングが悪い
カロリーを考えた食事を取っていても、食事のタイミングが悪いとせっかくのカロリー計算が台無しになっちゃいます。
特に、夕食の時間が遅すぎるときは要注意。
ほとんどの場合、夕食後はほとんど活動することがないので、朝食・昼食後とは違ってカロリーを消費できる行動がほとんどないです。
だから、夜食べたものは消費されにくくてそのまま脂肪になりやすいんです。
あと、ビーマルワンという余った脂肪を体脂肪にする働きを持つ時計遺伝子は21時頃から急増して、22時~翌2時までの間活発に働きます。
なので、夜遅い時間に食事をすることも痩せない理由になるんです。
朝食を抜く習慣がある
摂取カロリーが消費カロリーより少なければ痩せられると考えちゃうけど、朝食を抜くダイエットは逆効果で、逆に痩せにくい体になっちゃうんです。
朝食を抜くと前日夜から何も食べない状態が長く続くから、体は飢餓状態と認識しちゃうんです。
そうなると、その後食べたものをより吸収しようとするから、お昼に高カロリーなものや油っぽいものを食べてしまうと痩せにくくなってしまうんです。
それに、朝食を食べないと体温が上がりにくくなって、エネルギーを消費しづらくなったり、朝食を抜いた分昼と夜に食べすぎてしまいがちになって、ダイエットの成果が出ない原因になっちゃいます。
食事制限だけで痩せようとしている
カロリーを抑えるにはある程度の食事制限が必要なのはもちろんだけど、摂取カロリーを減らすだけだと痩せられません。
カロリーは人間が生きるために必要なものです。
極端な食事制限で摂取カロリーを減らしすぎると、本来活動するために必要なカロリーまで不足しちゃいます。
カロリー不足になった体は、生命を維持するために筋肉を分解してエネルギーを作り出して、少ないカロリーでも生きられるように脂肪燃焼を抑えた省エネの体になってしまいます。
筋肉が分解されて筋肉量が減り基礎代謝が落ちるのはもちろん、痩せにくい省エネの体になっちゃうから、過度な食事制限だけを実践するのは止めましょうね。
運動のやり方が間違っている
ダイエットを目的に運動をしても一向に痩せないという場合は、運動のやり方が間違っている可能性が。
運動をしたつもりでも、そもそも運動量が足りないと痩せることは難しいでですよ。
あと、筋肉量の少ない人が有酸素運動ばかりしていても、適切な筋肉を付けることができなくて、基礎代謝を上げられない状態が続いてしまいます。
だから、運動習慣がない人や筋肉不足の人は、筋トレで筋肉量を増やすのが先決です。
でも、筋トレも適切な負荷とフォームで行わないと効果が得られないから、正しい方法で筋トレを行うことが大事ですよ。
ダイエットが長期化している
目標の体型や体重になるまで、ダイエットを長期間続けている人もいますよね。
しかし、長期間の食事制限や激しい運動は、かえって痩せにくくなる場合もあります。
これは、ダイエット初期に体重が落ちるけど、1~2カ月ほど経過するとなかなか体重が減らなくなってしまう「停滞期」になります。
「恒常性(ホメオスタシス)」とも呼ばれる生命を維持するための体の反応で、長期間のダイエットで起こることが多い現象です。
停滞期を迎えて体重が減らないからって、さらにハードな食事制限をしてしまうと、体が飢餓状態になってますます痩せにくくなる悪循環に陥っちゃいます。
そうなると、長期化しているダイエットの最中に停滞期を迎えたとしても、食事内容は変えずにダイエットを続けていれば、停滞期を抜けた後に再び体重が減り始めます。
便秘体質・むくみ体質である
元々便秘体質やむくみやすい体質の方は痩せにくい傾向があります。
便秘が続くと悪玉菌が増えて、腸内環境が悪化します。
腸内環境が悪くなると栄養の吸収もうまくいかなくて、代謝が悪くなってしまうのが痩せにくくなる原因です。
むくみ体質の場合も水分や老廃物をうまく排出できなくてため込んでしまうから、体重が減らなくなっちゃいます。
便秘体質やむくみ体質の方が痩せるためには、まずこれらの体質の改善が必要です。
睡眠をしっかり取れていない
日頃から睡眠時間が短くて、睡眠をしっかり取れていないことも痩せにくくなる原因です。
睡眠とダイエットは関係ないと思われがちだけど、睡眠にかかわるホルモンバランスがダイエットに深く関わってるんです。
睡眠をしっかり取れないでいると起きている時間が長くなるから、体はもっとエネルギーが必要だと判断して、食欲を抑える「レプチン」というホルモンの分泌が減って、逆に食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が増えます。
睡眠不足によるこれらのホルモンの働きで、起きている間に食欲が増して痩せにくくなっちゃうってう訳です。
要するに、痩せるためにはしっかりと睡眠を取ることも重要だってことです。
生理前~生理中に痩せようとしている
女性の場合、生理前や生理中は体内に脂肪や水分をため込む働きを持つプロゲステロンという女性ホルモンの分泌が増えるて、痩せにくくなります。
同時に、プロゲステロンは血糖値を下げるホルモン「インスリン」の働きを弱めるから食欲が増しやすく、つい食べすぎてしまうことも痩せにくくなる原因です。
生理中は体調不良になりやすいから、運動の機会も減ってしまいます。
生理前から生理中の期間が痩せにくいのは自然なことだから、この期間中に痩せられないのは仕方ないと割り切ることも、ダイエットを進めるためのポイントですよ。
痩せるためにすること
一生懸命ダイエットをがんばっていても、その方法が誤ってたらせっかくの努力が報われません。
ダイエットで成果を出すには痩せない原因をしっかり知って、これから紹介する方法を試してくださいね。
タンパク質中心の食事にする
痩せるためには食事の内容に気を配る必要があるから、カロリーを抑えようとするあまりにサラダやフルーツばかり食べてしまいがちになります。
野菜やフルーツに含まれるビタミン類も代謝に必要な栄養素だけど、食事内容が偏ってタンパク質が不足してしまいます。
タンパク質は筋肉作りに必要不可欠であることはもちろん、食事をすることで体内で燃焼するエネルギー(食事誘発性熱産生)も高いから、体温を上げて代謝アップが期待できる栄養素なんです。
効率よくタンパク質を取るにはお肉などの脂身には注意してくださいね。
いくらタンパク質を取れてもカロリーオーバーになってしまっては意味がないですからね。
1日あたりのタンパク質の摂取量は、男性は60g、女性は50gを目指してみてください。
ゆで卵や鶏胸肉、チーズやなどは、タンパク質を多く含む代表的な食材です。
1日3食の食事でタンパク質が不足する場合は、この食材をプラスするのもおすすめです。
食事の時間に気を付ける
夕食を取った後はカロリー消費できる行動が少ないです。
21時を過ぎるとビーマルワンの分泌量が増え、脂肪も蓄積しやすくなるから、夕食はできるだけ20時までには済ませるように。
どんなに夕食の時間が遅くなったとしても、就寝時間の3時間前までを目安に済ませるのもポイントです。
夕食の内容は昼食よりも軽めに済ませてください。
タンパク質中心のメニューを取っている人でどうしても夕食時間が遅くなる場合は、タンパク質を控えめにして消化の良いものを選びます。
朝食をしっかり取る
痩せるためには、朝食を含めた1日3食をしっかりと食べることが基本です。
痩せない理由を話したように、カロリーを抑えるために朝食を抜いていると体が飢餓状態になって、次に食べたものの吸収が高まってしまいます。
朝に食べない分、昼と夜につい食べすぎてしまいカロリーオーバーになる恐れもあるから、朝食を抜くことは避けたいです。
朝食で食べたものは日中に動くためのエネルギーになることが多いから、痩せるためにも朝にきちんと食べることです。
朝食を抜いていると痩せるどころか、肥満や脂質異常症、糖尿病などのリスクが上がるとも。
健康のためにも朝食は必ず取るようにしましょうね。
有酸素運動を取り入れる
有酸素運動とは、水泳やウォーキング、ジョギング、サイクリングなど軽い~ちょっと強い程度の負荷で一定の時間をかけて行う運動です。
体内の脂肪や糖質をエネルギーにする有酸素運動には脂肪燃焼効果があるんだけど、痩せるために有酸素運動だけをがむしゃらに行うことは、筋肉を分解して代謝を落とす原因になっちゃうんです。
でも、適度な時間で行うことはもちろんダイエットに効果があるといえるので、健康的に痩せるには食事管理とともに有酸素運動を取り入れることも有効です。
有酸素運動は20分以上続けることを推奨されてるけど、1回10分の有酸素運動を複数回に分けても同じくらいの効果があるといわれます。
有酸素運動は1日あたり20~30分、週150分程度を目安として、くれぐれもやりすぎないようにして下さいね。
有酸素運動+筋トレの組み合わせを行う
脂肪を燃焼させるには有酸素運動が有効だけど、それだけでは基礎代謝は上がりません。
基礎代謝を上げるには、筋トレが必要です。
筋トレで基礎代謝を上げておくことで、有酸素運動の脂肪燃焼効果も促進できます。
筋トレと有酸素運動両方を行う場合、筋トレを先にする方がおすすめです。
無酸素運動の筋トレで強い負荷をかけると、脂肪分解効果を持つ成長ホルモンの分泌促進や中性脂肪の分解促進効果がある乳酸が発生します。
筋トレの後に有酸素運動を行うことでより高い脂肪燃焼効果が期待できるます。
反対に、筋トレ前に有酸素運動をしてしまうと成長ホルモンの分泌が抑制されるから、筋トレと有酸素運動を組み合わせるときは順番も注意して実践することです。
停滞期に入っても食事量を減らさない
ダイエットを続けていると、順調に減っていた体重がなかなか減らない停滞期に入ります。
停滞期は何もしても痩せなくなるので焦って摂取カロリーを減らしてしまいがちだかど、これは間違いです。
停滞期は、ダイエットで体重が減った時に体が変化を感じ、防衛反応として生命を維持するための正常な反応なんです。
停滞期に入ったからといって食事量を減らして摂取カロリーも減ると、ますます体には防衛反応が出てしまって、食事制限を厳しくすることで筋肉量が落ちて基礎代謝も下がる悪循環になってしまます。
停滞期は、ダイエット中には避けて通れない現象。
体重が減らなくても慌てなくてもOK。
これまで同じ食事を続けていけば、体が普通の状態と認識して再度体重が減り始めますよ。
便秘を解消する
痩せるには余分な老廃物を排出する必要があります。
便秘は水分や老廃物の排出がスムーズにいなくてため込みやすい状態で、痩せるには便秘を解消することも必要です。
朝食を抜いていたり、水分や食物繊維の摂取量が少なかったりすることも便秘の原因になるから、積極的に食物繊維や水分を多く摂取してくださいね。
運動不足の人は便秘になりやすいこともあるから、適度な運動を行って腸の運動を活発にすることも、便秘解消に有効ですよ。
睡眠は7~8時間取る
睡眠不足は、食欲を抑制するレプチンの分泌を減らす一方で、食欲を増進させるグレリンの分泌を増やしてしまって、日中の食欲が増えてしまう原因になります。
きちんと睡眠を取れていれば、このホルモンのバランスを崩すこともなくなって、レプチンを増やせるので過度な食欲を抑えられますよ。
できれば睡眠は7~8時間取ることが望ましいです。
多忙な人は睡眠時間の確保が難しいこともあるだろうけど、夜遅くまで起きてないで、日付が変わる前に就寝するようにしましょうね。
生理前~生理中は無理をしない
生理前から生理中にかけての期間は、体が水分や脂肪をため込みやすくなります。
それと、血糖値も下がりやすくなるから食欲が増進しやすくなって、どうしても痩せにくいです。
あと生理中は貧血になりやすいから、厳しい食事制限を続けてしまうと貧血を起こして頭痛やめまいなどの症状が出ることもあるから、無理は禁物です。
生理前から生理中に痩せにくくなることは自然なことだから、体重が減らないことを割り切って、現状を維持することです。
本気で痩せたいなら
本気で痩せたいのであれば一人で取り組むダイエットだけでなく、プロの手を借りた方法も試してみましょう。
しっかりと痩せるための方法を実践できるので、ダイエットが失敗続きだった方は、以下の2種類の方法も検討することをおすすめします。
パーソナルトレーニングに通ってみる
パーソナルトレーニングは、マンツーマンでプロのトレーナーに指導を受けられるトレーニング方法です。
パーソナルジムのほか、フィットネスクラブでも受けられます。
まずカウンセリングを行って、自分の体の状態を把握してもらってから、目標に向けたトレーニングメニューを組んでもらえます。
パーソナルトレーニングでは食事指導も行ってもらえるので、日々の食事も管理することで効率的にダイエットを続けられますよ。
パーソナルトレーニングはマンツーマン形式なので、ジム通いや食事管理を習慣づけるためにも適した方法ですよ(^^)v
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