今さらだけど佐藤可士和展の振り返りをしてみた話
こんにちは!きつね@人材育成担当です。
今回は、大変に今さらですが、佐藤可士和展を振り返りたいと思います。
なんと会期は2021年2月3日(水)~4月24日(土) です。約1年前ですね...
国立新美術館
https://www.nact.jp/exhibition_special/2020/kashiwasato2020/
今回なぜ今さら本展示会の振り返りをするのかというと、振り返ってみてもあの緻密さはマネできないな...と感じてしまったからです。
現在写真フォルダの整理をしていたのですが、下記写真を見つけました。
ぱっとみて、こんな幾何学的に考えているの...なんでこの数字なんだ?と、
デザインに疎い私は考えておりました。
きっと各社やコンテンツのブランド構想から、相当なプロトタイプを重ねてきたのかと思います。
さて、今でも覚えている佐藤可士和展で、特に印象に残っている内容をまとめていきます。
1.三原色の多さ
いや、色はこの3つから始まっているから当たり前じゃない?と思った貴方、正解です。私もこの文を書いてまず思いましたが、三原色の使い方が面白いんです。
写真を振り返ると、まず目に飛び込んできたのは赤色。差し色に青と黄色が多いイメージを感じました。1つ1つのロゴを見ると、赤が主体となっているものが多いのです。(楽天グループ、LDH、日清グループetc...)
対して、青と黄を使っているデザインは、キリンとTカードがメインであり、比較的少ないイメージでした。
その結果、赤がメイン、青と黄色が引き立て役のような役割を果たしていた展覧会と感じました。
なお、赤の種類の中でも、明るさと鮮やかさが高いものを使っていましたので、よりエネルギッシュな印象を抱きました。
2.ふり幅の広さ
noteを書いていて、どうお伝えすればいいか分からなくなりそうという、本メディアで求められている職務を放棄しそうです。
まず、こちらのサイトを是非見ていただければと思います。
https://kashiwasato.com/
企業がバラバラな中、なぜこうも一般市民の認識と合うようなアイコンやブランドが作れるのか。はたまた逆なのか(逆です)。
違和感を感じない時間と浸透するための工夫に、いつの間に取り込まれているのが不思議です。
振り返れば思い出されるのは赤のイメージ。
もしかしたら、佐藤可士和さんの情熱が私に映ったのかもしれません。
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