文章が上手くなりたい僕へ
はいこんにちは、上田です。
今回皆さんにお伝えしたい本はこれ。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」
というわけなんですけども。
とりあえず、僕がこの本を見つけるに至った経緯について話したいと思います。
まず前提として僕はnoteを通じて自分が思っていることや、学んだことを発信して行こうっていうスタンスです。
そこで実際にnoteで記事を書いてみました。そしたら、自分の言いたいことがなかなか伝わらん。おもろい文章が書けん。
なので僕は尊敬する先輩に
「文章力を上げるにはどうしたらいいんでしょうか、、、?何卒!!何卒!!」
と聞いてみたところ、
「これ、読んでみ?」
と言われたのが、この本と出会うきっかけであります。
結論から言うと、
めっちゃくちゃためになりました。それもめっっちゃくちゃ。
ためになった内容を全部話してしまうと、このnoteが信じられないくらい長くなってしまうので、僕はやむを得なく、苦渋の決断で、大きく三つの項目に削りました。削られた沢山の“学び”よ、、アーメン。
それでは、、参る!!!
ためになったネェ〜その一
「書こうとするな、“翻訳”せよ。」
翻訳と言うと皆さんは、何を思い浮かべるでしょうか。
僕はB leagueで、外国人選手が、試合後インタビューを受けてるときに、選手とインタビュアーの間で、めちゃくちゃ頑張って翻訳してる人を思い出しました。すごくないですか、お互いの内容をすぐ理解したうえで、即座に翻訳して、二人分話すとか。
ちょっと話がそれました。著者は文章を書くのをやめて、まず“翻訳”をしろ、と言っています。それはどう言うことなのか。
著者は書きたいことがあるけど頭の中に留まってる状態を「ぐるぐる」と言っています。このような「ぐるぐる」の状態で文章を書こうと思っても何から書けばいいのかわからない。また、そっから頑張って書き出しても、あとから書きたいことが増えたり、論点がずれたりして、ボロボロの文章になってしまうわけです。
そこで出るのが“翻訳”。私たちが洋画を日本語訳で見てると同じように、頭の中の「ぐるぐる」を、文章に表せる形に翻訳するのです。
例えば、「鬼滅の刃 無限列車編」を見たとして、(ちなみに僕はまだ見てません。見に行ってないと非国民だと思われそうなので見に行きたいと思ってます。)
おもしれぇええええ!!!
これ誰かに伝えてぇええええ!!!
って思ってnoteを書こうと思っても、
題名:きめつおもしろかった。
内容:れんごくさんかっこよかった。
ぐらいしか出てきません。なので書く前にここで何がおもしろかったのか、何で面白かったのか、煉獄さんはなぜかっこよかったのか、よもやよもやであったのか、ぐらいまで自分の頭の中の「ぐるぐる」を翻訳する必要があるのです。
お理解いただけただろうか。非常にこれはためになりました。書く前に翻訳をすることで、格段に書きやすくなるんです!
ためになったねェ〜その二
「『10年前の自分』の椅子に座る」
皆さんマーケティングにおけるペルソナとはご存知でしょうか。
商品開発をする際に、例えば、20歳くらいで、性格が明るくて、麦わら帽子をかぶってて、海賊王を目指してる、ゴム人間、みたいな架空の人物像、ペルソナを想定していくことで商品のコンセプトを定めていくマーケティング方法です。
もちろん、文章を書く際にも、読者のペルソナを考えないといけません。誰にこの主張を伝えたいのか、理解してほしいのか。著者はペルソナを決めることを、「読者の椅子に座る」と言っています。また、椅子に座るのは一人に絞るべきだと考えています。より主張が鋭く、直接的になるからです。
そして、本当に書き手が気持ちが分かる、読者は二人しかないと言っています。
10年前の自分と特定の“あの人”
明確なパーソナリティや、悩んでいること、気になっていることが分かる人に自分に主張をぶつけることほど鋭い主張はありません。また、一人に絞ったからと言ってそれ以外の人に響かないわけでなく、一人に絞ったからストレートな主張は、似たような人にもガツンと、響くようになるのです。
僕はこれはすごく納得しました。そもそもこの本の名前が「20歳の自分に受けさせたい文章講義」ですもんね。ターゲットは自分なんですよ。だから真似して、前回のnoteの記事は「高校時代の私に読ませたい本No. 1」っていうあからさまに自分にターゲットを置いて書きました。高校時代の俺よ、俺のあの本に対する熱意が伝わったか?
ためになったネェ〜その三
「目からウロコは3割」
知ってました?目からウロコって新約聖書が元ネタなんですよ。
そんなことは置いといて。
これはどう言うことかって言うと、文章全てを衝撃的な内容にするのは間違ってるってことです。
衝撃的な内容とか仮説とかって言うのは、読者を驚かせられますけど、その反面、本当かよって言う懐疑も生まれます。だから内容を全部常識を覆すものにしてしまった場合、読者は信じてくれなくなるんですね。
だから著者は読者が求めてる要素として三要素あげています。
①目からウロコ
②背中を後押し
③情報収集
①はさっき言った通り、衝撃的な目が覚めるような体験。②は読者の持論や考えが間違ってないことを後押ししてくれる内容。③は冷静で客観的な意見や事実を求めようとするもの。
面白い文章を書こうと思ったら、これらの三要素を全て取り入れなければならないのです。
これも自分の経験を思い返してみて、すごい納得しました。僕はなんかおもろい文章書いたろって思って、大学のレポートでいろんな突飛な例とかを取り上げて作り上げたんですけど、自分なりには自信満々だったのに評定が全然良くなかったことがあって。単純に文章構造がめちゃくちゃだったこともあると思うんですけど、これらのことが起因してるからなのかと思いました。多分教授の目からウロコがでまくってたのかな。
まとめ
今回は「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の僕がすごくためになったねェ〜ポイントを三つピックアップして説明しました。
①「書こうとするな、“翻訳”せよ。」
②「10年前の自分の椅子に座る」
③「目からウロコは3割」
これは僕が特になるほどなと思ったポイントですので、皆さんにそれぞれ響くポイントは違うと思います。なので是非読んで、自分なりの気づきを得て、自分の文章力を上げてほしいと思います!大学一年生のレポート地獄にいる俺よ!これ読んでめちゃくちゃ読みやすい文章を書け!とか偉そうなこと言ってるけど、僕も文章力はまだまだですので、この本で学んだことを活かして、ありえんくらいわかりやすい文章を書いていきたいと思います!
では今回はこれにて!読んでいただきありがとうございました!