観光地の渋滞緩和取り組み
みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか
今日も晴れてまずまず日中は暖かくなりました。ようやく春の兆しでしょうか。
今年は大河ドラマで鎌倉殿の13人がやっており、今後舞台となる神奈川県鎌倉市がもともと人気の観光スポットですが、さらに賑わいをみせることでしょう。
そんな鎌倉ですが、以前より悩みを抱えています。それが交通渋滞です。山と海があり、道路が狭く、行けばわかりますが、車の観光には不向きの街です。JR、江ノ電やバスなど公共交通機関は充実しています。ただ普段から移動は車で生活をしていたり、家族連れで子どもが小さかったりすると、どうしても車を使いたくなります。
そこで鎌倉市では、パーク&ライドという取り組みをしていて、興味深いので、ご紹介します。
遠方や近隣市から車でくる人たちにJR大船駅や海岸の駐車場に停めてもらい、そこから公共交通機関を利用してもらうという方法になります。
いくつかあるうちの一つ「七里ガ浜パーク&レールライド」をご紹介します。
指定の駐車場で車を停めてチケットを購入して、江ノ電を使って観光するのですね。
5時間分の駐車料金に江ノ電フリー切符が2枚ついてくるのですね。さらに協賛店は和食、洋食、中華、和菓子・喫茶、おみやげ、呉服店など様々あり、利用するとソフトドリンクやコーヒーのサービス、割引、粗品進呈等あるようです。つまり食事や買い物、おみやげなどの際にも協賛店からサービスを受けられるようです。お寺や美術館でも拝観料の割引や記念品進呈もあるのだそうで、目当てのところに行って、安くなるのは嬉しいですね。
このように観光地が一体となってサービスし、自動車の通行量を減らす取り組みは環境にもいいですし、観光される方もサービスが受けられてお互いが得ができるというシステムであり、大変良いものだと思います。
多くの人たちにこういうシステムが広まり、快適に観光してもらうことができればいいですし、他の観光地でも取り入れていくのはいいかもしれません。同じ神奈川県でも箱根なんかも公共交通機関がとても充実しているので、採用できそうな気がします。
それではまた。