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2023.11.29 もったいない論 – 昔と今で意味が違う

「もったいない」は、乞食になるための言葉じゃない。普通であるための言葉である。
 
つまり、これは仮説と言うか推察だけど、昔からの「もったいない」っていうのは、まだあると言うか、“余剰エネルギーとしてきちんと循環するような使い切ってない状態、これをちゃんと使い切りましょう”という「もったいない」。でも、今って例えば、あるんだから行かなきゃとか、あるなら使わなきゃとか、“不要なのにあるから使おう”、“あるから我がものにしよう”という執着の問題になっている。これは、全く違う話である。
 
だからこそ、「執着の“もったいない”」が煽られている現代、皆その元で奴隷にされる。

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