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見所満載で居心地の良いお寺 横浜市緑区長津田 高野山真言宗薬王山医王院福泉寺 私の百寺巡礼211

東急花御朱印巡りでは知らなかった寺院を知るきっかけとなった。本当に感謝している。こちらもその1つだ。山梨県に行く際に横浜駅から八王子駅まで行き、なので、長津田駅は通過しているのだが降りた事はない。きっと、ずっと降りる事のない駅だろうと思っていた。


陸橋から撮影。


寺伝によると明應元年 (西暦 1492 年) 3 月 15 日、 尊祐という僧により開山、 後に徳川家康に仕えた千五百石取りの旗本で、 長津田初代の領主岡野房恒という殿様が、 村の鎮守として勧請した王子権現の別当寺とした、 と伝えられます。
江戸時代は領主である岡野家の庇護の下、 田畑山林等の寄進を受け、 徳川将軍家からは四石五斗の朱印状を賜る等して栄えました。
しかし、 福泉寺は檀家のない祈祷寺であったので、 明治維新後は別当職も失われ、 明治 20 年頃には、 失火による伽藍全焼、 その後一時無住職になる等して寺運は衰退していました。明治後半に山崎戒心という僧が近隣信者の協力を得て小さな建物を建て復興しましたが、 本堂再建はままならず、 昭和 45 年に現在の本堂が再建されました。その後、 戒壇巡りをはじめ ぼけ封じ観音やポックリ大師等建立され、 境内で多くのご利益を頂けるお寺として参拝の人々に親しまれています。


お寺の案内にあるように、小さいながらも実に見所の多いお寺なのだ。

薬師如来像の横の梅の木にはウグイスが元気よく活動していた。

梅に鳥 薬師如来と 微笑みし


本堂

戒壇めぐりの中は、真の暗闇らしく地上に出た時に、当たり前と思っている目の見える事に感謝する。らしいのだ。
だが、私は
暗いと眠れないからカーテンを閉めない。もちろん雨戸も。
小さい時から兄と共に「暗いの怖いよおお」と言っていたから、何かあるのかもしれない。

東急花御朱印巡りの他、普通に参拝する方が沢山いたのだが、温かいお茶と煎餅でもてなしてくださり、本当に有難いと思った。
ただ御朱印を頂いて「はい、帰ってね」のお寺はやはり寂しい。
漬物なども販売していて驚いたが、リピーターさんもおられるようだ。


お寺の猫の福ちゃんと遊ぶのであった。


弘法大師様の飴。美味しいです。
久々の晴天は出かけるに限る!

春寒し 茶の温もり 薬師様

高野山真言宗薬王山医王院福泉寺
神奈川県横浜市緑区長津田町3113
JR横浜線/東急線 長津田駅より徒歩10分

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