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個人、小さな町工場のブランディング日記⑦~作り手は喋りたがり~

ほんと反省点が多い私ですが、これに関しては気づくまでにそこそこの時間を要しました。

お客様を目の前にした作り手は基本、

喋りたがりデス。
正確に言えば、伝えたガリ。

魅力を伝えるという点においては良いことだと思っています。
私たちが当たり前に思ってやっていることも、お客様からしたら知らない事が多いというのは事実です。
それを伝えることでお客様が満足してくださるということもあると思います。

その反面、必要以上の情報を伝えすぎてウザがられるということも頭に入れておく必要があります。

例えば、1~10の情報があるとして、必ずしもお客様がそのすべての情報を欲しがっているとは限りません。

作り手としては、努力や苦労の結晶なわけですから、言いたがってしまう気持ちもわかりますし、やってしましがちです。

聞きたいという方も中にはおられると思いますが、大半はそうではないと思っている方が良いと思います。

ブランドを目的に来てくれている人ならまだいいですが、
たまたま出会ったお客様に対してべらべらと話していくのは控えめくらいが丁度いい。


第一印象は大事です。
アナタのその行動がブランドそのものの印象を決めていると言っても過言ではありません。

もし出会いに失敗してしますと、どれだけ魅力的な商品を今後生み出していこうともその方がお客様になってくださる可能性は低くなります。

端的に要点をまとめて、お客様に伝わるように研究を重ねることは常にやっていかないといけないと思っています。

普段から考えや想いをまとめる習慣は役立ちます。
やっていないと、とにかく全部、1~10まで話すことが正解のような勘違いを起こしてしまいがちです。

そうならない為にも、文字でも言葉でも、言いたいコトや伝えたいコトをまとめる習慣をつけておくことは必ず活かせる時が来ます。

自分をアップデート。
これに年齢は関係ありません。

取り組んで損はありませんよ。

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しゃく。笏本達宏。町工場の3代目。
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