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「映画とカクテル」

皆さんも、沢山の時間をもて余しておられると思います、何を隠そう自分もこの時間をどう過ごそうかと、色々工夫してます。
で、僕は沢山の映画を観ます、今は中々映画館に赴くことが出来ませんが、今の時代、ネットやBS、CS、レンタル色んな映画鑑賞の機会があります。
そう、映画のなかにも沢山のお酒やカクテルが登場します。
特に海外の映画には、よく色んな意味合いを持たせた場面で登場します。
原作がある映画で、それを読んでみると、特にお酒の描写を効果的に人物のニュアンス付けに上手く使っていたり、シチュエーションを描く小道具だったり、その場面を浮かぶように使ってる。
映画の中でも忠実に再現してたり、少し変えたりしながら上手く使っている。

例えば、主人公が探偵の映画なら、常に探偵事務所のデスクの引き出しにはバーボンウイスキーが入ってる等、銘柄もジムビームだったり、ジャックダニエルだったりで主人公の性格を際立たせているし。

BARで待ち合わせをしている女性が、マティーニを飲んでいる、マティーニに入っているピンで刺しているオリーブのピンが段々増えてくる、時間の過ぎ行く描写に上手く使っていたり。

あの有名なスパイ映画では、イギリスのエージェントが相手国の殺し屋を見破る場面で、英国でのフランスの赤ワインの呼び名をワザと間違って会話し、相づちを打つ相手に「コイツは身分を偽って居る」と判断したりする場面など、必ずと言っていい程この映画には沢山のお酒やカクテルが良く出てくる。

今年は、そのスパイ映画も数年ぶりに そろそろ封切られるのではと今からバーテンダーは準備して待っています。必ずその映画が始まるとバーでは、主人公がよく飲む「ボンドマティーニ」が注文されます。

さぁ、今宵も「マティーニをシェークでグラスはアメリカンソーサー型のシャンパングラスで、オリーブを三つとレモンピールを効かせて」。
かしこまりました。




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