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#385 社会科教員がすすめる歴史が好きになる本(日本史編)【読書紹介】

☆【2024年10月10日更新】
中学校で10年間社会科を教えていた社会科教員です!
現在は非常勤講師をやったりやらなかったりの待機社会科教員です笑
本記事では、教員生活の中で歴史の授業ネタの参考になった面白い本を紹介します。


☆本記事で紹介する一部の本は「Kindle Unlimited」から無料で読むことができます。月1冊読めば元が取れるので、教材研究で日常的に本を読む方はお得です!!登録は以下のリンクから↓↓

・井沢元彦『真・日本の歴史』

『逆説の日本史』シリーズでおなじみの井沢元彦さんの最新刊。
「歴史学会に喧嘩を売る本」と語る著者の集大成とも言える1冊。

井沢元彦さんの本としてはこちらもひじょうに読みやすいです↓

・本郷和人『東大教授がおしえる やばい日本史』他

東大教授の著者が面白おかしく歴史を語る。
歴史の授業の小噺にはもってこいの3冊。

・山﨑圭一『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』

社会科界隈ではおなじみ、高校教師YouTuberの山﨑圭一さんが書いた日本史の教科書。
高校レベルの日本史の内容ですが、詳しすぎず必要なところが厳選されている印象。
物語を重視する年号が省略されているのが賛否両論と言ったところ。
個人的には年号で覚えるのが好きなので、若干読みにくかったですが、年号が苦手という人には読みやすい1冊だと思います。

・竹村公太郎『地形と気象で解く!日本の都市誕生の秘密』

タイトル通り、日本史を地形と気象をもとに解説した本。
どの考察も目から鱗という感じでひじょうに面白かったです。
とくに、当時の奈良の地形をもとに、平城京がなぜ100年足らずで移転したのかという考察が興味深かったです。
地理と歴史は繋がっているんだと感じさせてくれる1冊。
おすすめです。

・『テーマ別だから理解が深まる日本史』

中学校の歴史は、各時代の政治・経済・外交・文化などを順々に見ていくので、次の時代の政治を学ぶ頃には前の時代の政治のことを忘れていることもしばしば。
そんな歴史をテーマ別に「縦に」見ようと試みるのが本書。
政治、外交、社会、宗教、周縁、文化、都市、合戦の8つのテーマから歴史を縦に見る1冊。

・『経済視点で学ぶ歴史の授業』

「お金」を通して歴史の事象を解説する本。
どの時代も結局大事なのはお金の流れ。
そして生徒が一番好きなのもお金の話笑。
「お金」を軸に授業を組み立てても良いかもしれません。

・『中学校社会科定番教材の活用術 歴史』【教員向け】

幾度となく授業の小ネタに使わせてもらった本。
教材研究をする先生たちにぜひ読んでほしい本です。
現在は新品は買えませんが、中古品はかなり安く出品されている場合があります。みつけたら絶対に買いです!

【目次】


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