#301 動画で見る本州四国連絡橋
本州四国連絡橋は、本州と四国を結ぶ3つのルートの総称である。
まずはこちらの動画。
さすがfor School、本州四国連絡橋の概要がコンパクトに説明されている。
次に、各ルートをより詳しく見ることができる動画を紹介しよう。
①明石(神戸)~鳴門ルート(1998年全線開通)
明石~鳴門ルートは、明石から明石海峡大橋→淡路島→鳴門大橋→鳴門へと進むルート。
明石海峡大橋は、全長3911m、支柱と支柱の間が1991mの巨大な吊り橋で、1998年に開業してから、2022年にトルコの吊り橋に抜かれるまで、世界最長の吊り橋としてギネス記録になっていた。
明石海峡大橋の支柱は海上約300mの高さがあり、現在は管理用通路から支柱の上から360度の大パノラマを体験できるツアーも行われている。
次の動画では、鳴門海峡の景色や、渦潮が生まれるメカニズムが丁寧に解説されている。
②児島~坂出ルート(1988年全線開通)
児島~坂出ルートは、岡山県の児島(倉敷)から香川県の坂出を結ぶルートで、瀬戸大橋がルートの中心である。
瀬戸大橋は本州四国連絡橋の中でも1番早くつくられ、3つのルートの中で唯一鉄道が通っている橋である。
全長は12,300 mで、「世界一長い鉄道道路併用橋」としてギネス記録になっている。
1本の長い橋に見える瀬戸大橋だが、実際は6つの橋と4つの高架橋(陸上部分)を総称した橋になっている。
③尾道~今治ルート(1999年全線開通)
尾道~今治ルートは、広島県の尾道と、タオルで有名な愛媛県今治市を結ぶルートだ。
正式名称は「西瀬戸自動車道」だが、通称の「しまなみ海道」と呼ばれることが多い。
しまなみ海道には、全長約60㎞の自動車専用道路と、約80㎞の自転車・歩行者道路があり、どちらからも瀬戸内海の島々が織りなす絶景を見ることができる。
【目次】