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【3分で斬る】教えないスキルを身につけるために、僕たちがやれること#42

どうも。
社会福祉士・保育士のしぶです。

2児のパパをしたり、児童福祉施設の先生をしたり、これからの福祉や子育てを考えるコミュニティを運営したりしてしております。

みなさま、どうお過ごしでしょうか?

さて、今日は
『教えないスキルを身につけるために、僕たちがやれること』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

本題に入る前にお知らせさせてください。
わたくし、社会福祉士しぶの記事では、
人とのコミュニケーションにおいて、
みなさんが強い気持ちをもって人と関わることができる、
そんなお話をさせて頂いております。
毎日夕方6時の配信です。
ぜひ、ご参加していただきたいです。
よろしくお願いします。


そんなこんなで本題でございます。

今日はですね、
『教えないスキルを身につけるために、僕たちがやれること』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

コーチングのスキルを上手く使いこなすために、スキルを使う目的、
つまり、「どういう効果を狙ってコーチングのスキルを使うのか」
ということをよく知っておく必要があります。

スキルとは、つまるところ「道具」という意味なので、
目的を踏まえて使わないと、うまく機能しない、ということですよね。

なので、ここで一度、
コーチングを行なう際のポイントをざっくり3つにまとめたいと思います。

  • 相手が安心して話せるようにする

  • 相手からたくさんのものを引き出す

  • 相手の行動を促す

以上、3つのポイントを上手く押さえることができるように、
スキルを使いこなしていきます。

これは、例えていうならクルマの運転と似ているでしょうか。

自分の行きたい目的地へ到着するためには、
クルマを使いこなすスキルが必要ですよね。

たとえば、アクセルを踏み続けるのもいいですが、
踏みっぱなしでは事故るわけです。
(#当然な話を理屈っぽく言ってるだけですが笑)
やはり、標識や状況に応じて、
ブレーキやシフトレバーを操作するというスキルが必要になってきます。

さて、話しを戻したいのですが、
では、コーチングのスキルとは一体どのようなものがあるのでしょうか?

それは、大まかに分けて3つのスキルが存在します。

(1)認める
「相手の存在をしっかりと認めてあげる」ということです。
そうすることで、相手が安心して話せる環境をつくることができます。

(2)聴く
「真剣に集中して聴いてもらえる」
ことは、
とても気持ちよく嬉しいものです。
これも、安心して話せる環境づくりの一つです。
聴いてもらえると、さらに話したくなりますので、相手の中にあるものが、
どんどん引き出されていきます。

(3)質問する
「聴く」の引き出す効果をもっと高めるために、
ポイント毎に質問をしていきます。
話が途切れたとしても、質問を投げかけることで、
さらにたくさん引き出していくことができます。
相手の視点を変えるような質問をすれば、
新たな「気づき」を引き出すことにもつながります。

なお、「引き出す」という言葉には、
相手の中にあるもの、時には本人も忘れているようなことを引き出す、
という意味合いがあります。

コーチングとは、相手の内に秘めているモノを引き出す、掘り起こす作業をともに行っていくということだと、ぼくは理解しています。

そんなコーチングのスキルですが、
実は〝スキルより大切なモノ〟があるんです。

それは、自己基盤というヤツです。

たとえば、〝相手の行動を促す〟うえでも、
「きっと出来る!」という気持ちがコーチ側にないと、
腰砕けになってしまいます。
それに、コーチが自ら行動を起こした「成功体験」があることが必要です。

コーチングは、まさに真剣勝負、魂と魂のぶつかり合いなんです。
中途半端な駆け引きや、生半可な言葉では、
本気で行動するには至らないものです。
やはり、
コーチの「自己基盤」がしっかりしていることが不可欠なんでですね。

スキルだけ使うでは不十分で、どんな人が使うかが重要になってくるよ、
というお話でした。

ということで、
今日は『教えないスキルを身につけるために、僕たちがやれること』というテーマについてお届けいたしました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

それでは、また明日の夕方6時にお会いしましょう。

社会福祉士・保育士のしぶでした。

じゃあ、またねー!

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