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勝てる社長の応援コラム vol.316

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小山昇が斬る! 本日のカン違い

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売上が上がるのと、儲かる、あるいは、
生産性が上がるということは、まったく別です。
多くの方は、“売上が上がることを目的”にしていますが、
私は、売上が上がることよりも、
一人あたりの粗利益/経常利益が上がることを大切にしています。

そのためには、“いまわが社の強いところ”に営業を特化して、
他のところには行かないということです。
わが社は、ダスキンの代理店でシングルの売上ですが、
スモールテリトリー&ビッグシェアです。
2014年1月に過去最高売上を達成したのは、
営業するテリトリーをさらに小さくしたからです。
(多くの会社は反対のことをします)

このことによって、生産性が上がり、投下資本が早く回収できるのです。

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P.236 №1307(1146) 【1人当たりの生産性】

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組織は放っておくと、自然と人数が増えて老化し、腐ってくる。
それを防ぐものです。

 生    [項 目] [前期]   [当期]
   ・一人当たりの売上高  20百万円  21百万円
 産 ・一人当たりの粗利益  12百万円  13百万円
   ・一人当たりの経常利益  1百万円  1.5百万円
 性 ・労働分配率       53.2%   52.5%


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わが社では、どこの部門でも
「人が足りないから、増やして欲しい」と言います。
増やすとどうなるか? 
一番わかりやすいのは、サービスマスター事業部です。
サービスマスターの場合、12月と1月で、
どちらが社員同士のケンカが多いかというと1月。
それは、仕事がヒマだからです。
12月は、平常月の3倍の売上があるので、ケンカなどしているヒマがない。
そんなことをしているより、早く終わらせて、帰って寝たほうが良い(笑)。
ところが、明けて1月、仕事が半分になった上に人が多くいるから、
争いが起きるのです。

会社も同じ。
社内でケンカが多い会社は、業績が悪く、ヒマだから…です。
忙しい会社は、ケンカなどしているヒマはないのです。



(ある朝の早朝勉強会にて)

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